
2013年上期の某国営放送東京制作の朝ドラ
(もう9年前というのも驚きだけど…笑)
岩手県の架空の町・北三陸市と東京を舞台に
リアルで存在する久慈市の『北限の海女』をモチーフに
田舎のローカルアイドルによる
壮大かつ全国規模な村おこし
宮藤官九郎が書き下ろしたオリジナルストーリーですが…
↓のリサーチしたら
もっとあまちゃんな当社
それが判明したという話です(笑)
いやね…
今回の北海道逃亡で先遣隊のW氏は↓使って帰ってくると言ってたし
斜里で宿泊した格安民宿のヘルパー(埼玉人な方)も異口同音な話するし
当社も手としてはあったけど既に仙台⇔苫小牧予約取れていたし
八戸発着の船も予約が取りにくいこともあったし
結局はロクスポにリサーチしてなかったし
完全に除外しちゃった当社は最初からあまちゃん以外の何者でもない
それでも気になって調べ直したら…
じぇ・じぇ・じぇ
だったという話なのですよ
ええ…最初にネタにするのが三陸絡みだからってタイトルに
あまちゃんという時点で安直かつ甘く見ているがバレバレですが要は↓です(笑)
☆三陸沿岸道☆
宮城県仙台市宮城野区から青森県八戸市に至る日本の高速道路
東日本大震災後の復興道路と位置付けられ2021年に総工費2兆円で全線開通した

全長359㎞のうち宮城県内有料となる区間は
三陸自動車道
このほか
三陸縦貫自動車道・三陸北縦貫道路-八戸久慈自動車道を含んだ総称で
利用者向けとしては
三陸道と呼称される
で…この高速道路の特徴のひとつとして
鳴瀬奥松島IC以北の333㎞が無料区間

所謂ひとつの
タダ高速なのですよ
この333㎞無料高速は日本の高速道路では最長でもあるのですけど
本来フリーウェイというならこれが当然のスタイルじゃないんかい?(笑)
まあ高速と言うよりも高規格道路なバイパスと言ってもいいのかな?
無料区間は一部で追い越し可な2車線区間が設定される以外は延々と片側1車線
しかも最高速は殆どの区間で70ないし80㎞/hに制限されているわけですが
一般道で行くことを考えるとはるかに快適快速だとは思います
信号レスですから(笑)
ちなみに鳴瀬奥松島IC - 八戸ICを東北道+八戸道経由で走ると30分以上の
時短効果はありますが普通車割引なしで約7,500円となりますので
対比用効果はカナリのモノです
唯一のコストとして燃料費ですがあくまでもデスクトップでの試算前提として
当社MAZDA2クリーンディーゼルでも最大15Lもあれば走れるわけで
コンパクトクラスならガソリン車でも20L使用と仮定しても
せいぜい2,000円 - 3,000円で全区間走破が可能と見ています
さらに三陸道は東北道+八戸道の補完的意味合いもあるのですけど
距離のわりにICがやたら多い(笑)
↓は全通直前に作成された簡易路線図ですけどこれを見ればわかりやすいかと?

まるで中央・総武線各駅停車みたいだ(笑)
一応ポジティブメリットは↑なんだけど
逆に首都圏高速からのアクセスを考えるとちょっとネガティブな面もあるわけ
◆首都圏⇔八戸の比較◆
東北道川口JCT⇔八戸道八戸IC:総距離631.4㎞
常磐道三郷JCT⇔三陸道八戸是川IC:総距離679.3㎞
三陸道経由では仙台東部道路直結なので常磐道利用の方が距離出ないんだけど
八戸JCT⇔八戸ICは通行不可でひとつ手前の八戸是川ICで降りる制約あり
なので一般道を10㎞近く走らないといけないのですよ
実質50㎞以上の迂回になる上に80㎞/h以下制約が約360㎞
高速代を節約できるのと引換に2時間近くかかってしまうトレードオフ
これを納得できないと利用する価値はない
◆SA・GSがない◆
総延長359㎞で仮に休憩なしで走ったとしても最低5時間弱
途中休憩するにもトイレすらないPAもあるくらいで…(^^;
さらにSAを補完でIC近くの道の駅への誘導ですからねえ
まあ無料だから出入自由のメリットを活かすと考えるといいかも
尤も風光明媚な区間が多かったりもするのが救いでもありますけど…
三陸観光が目的ならカナリ有効な道路だとは思うけど
当社みたいな首都圏⇔北海道に使うとなるとデメリットの方が大きいかな?
それでもリタイヤ世代や徹底的貧乏ツーリストみたいに
とにかく時間だけはある
仙台以北で三陸沿岸住まい
↑な方にはオススメかな?
そして八戸からの渡道となると使える船は↓
☆シルバーフェリー☆
川崎近海汽船が運航する八戸⇔苫小牧間フェリーの愛称
ドックインシーズンを除き4隻のフェリーで1日4往復を運航する
↑のメリットは本数と航送料金がリーズナブルだということ
◆自転車・バイク航送料金◆
125㏄以下のバイク:6,000円
750㏄以下のバイク:8,000円
750㏄以上のバイク:10.000円
ただし↑には船室料金が含まれてないので最低でも2等船室代3,900円をプラス
またトライクやサイドカーは乗用車航送料金を適用
◆乗用車航送料金◆
4m未満:21,000円
5m未満:27,000円
6m未満:33,000円
※6m超は貨物自動車運賃を適用
↑には運転手1名分の2等船室代が含まれており寝台や上級船室を利用する場合は
差額(2等寝台で1,400円ないし2,800円 1等で5,600円 特等で8.400円)が必要
割引は公式HPでネット予約をした際に10%OFF
14日以内の往復なら復路10%OFFが適用される
まあ仙台⇔苫小牧の太平洋フェリーよりはリーズナブルが最大のメリット
ですけど…
2022年夏ダイヤを基本にしますけどこれチョットばかりウ~~~ンなのですよ
◆八戸→苫小牧ダイヤ◆
0845→1600:SP
1300→2015:ST
1730→0130:SB
2200→0600:S8
◆苫小牧→八戸ダイヤ◆
0500→1300:SB
0930→1800:S8
2115→0445:SP
2359→0730:ST
SP:シルバープリンセス
ST:シルバーティアラ
SB:シルバーブリーズ
S8:シルバーエイト
苫小牧行は昼便が道内での行動範囲がせいぜい札幌までしか使えない
夕方便に至っては真夜中に放置プレイ(笑)
道内優先だと夜便しか選択肢がないのが弱点
逆に八戸行は昼便は出航が早過ぎる
夜便は2359発じゃないと朝がつら過ぎる時間帯
首都圏日着をするなら2115発なんだろうけど朝の4時に叩き起こされるわけで
結構な疲労感が待っているような気がする
時間帯的にあまり使いやすくない
↑の印象が強いのですよ
さらに船室に違いがあって
シルバープリンセスとシルバーブリーズには2等寝台B(2人部屋)がない
シルバーエイトには2等寝台A(個室)がない
ビューシートはシルバーティアラのみ設定
こういう問題があるんです
ハッキリ言ってしまうとこちらも
首都圏在住者は使い難い
こう言わざるを得ないかと?
正直なところ八戸に戻ってきたら朝到着便でもなければ
周辺の温泉で1泊することをオススメ
こちらも時間とかに余裕がある人とか
ついでに青森観光なんかのオプションで楽しむでもないと…
↑なんですよ
つまり…
わかるヤツだけわかればいい
そんなヤツのみつかえばいい
考えたら…
当社も過去に使ったのはエマージェンシー的に八戸→苫小牧の深夜便だけ
それと船酔いとの闘いもある当社的な問題でもあるのですけど
シルバーフェリーは8,000 - 10,000㌧級
デカければデカイ程揺れない論者な当社です(笑)
↑でも充分にデカイんですがね
実は夕方の時間帯に苫小牧西港フェリーターミナルは
1号バース:大洗行商船三井フェリー
2号バース:仙台・名古屋行太平洋フェリー
3号バース:八戸行シルバーフェリー(シルバーブリーズ)
フル着岸の圧巻風景というマジックアワーになるのですよ

ただ…13,000 - 14,000㌧級の1・2号バースの2隻に比べると
シルバーフェリーはひとまわり小さいのがハッキリわかるわけで
そこがどうしても酔い体質の当社には気になっちゃうのねえ(笑)
で…結論です
最初から首都圏⇔北海道目的でなら三陸道+シルバーフェリーは
時間に余裕があるとか徹底的貧乏旅行でもない限り使い勝手はよくない
むしろ三陸や十和田湖さらには恐山
みちのくも奥まで観光するついでに北海道
↑ができるならばどうぞ!
リサーチして言えるのはこれでしたね
まっ 当社も↑なこといつかはやってみたいとは思ってますけど
時間と金に余裕ができるのはいつの日のことやら…(笑)
こんなこと言ってる時点であまちゃん体質なのは充分に承知しております(爆)