
←がマーライオン
シンガポールのシンボルにして世界三大がっかり(笑)
でも違う意味があることをご存知でしょうか?
そう…ひとつ言える事があるとすれば
当社は船に弱い体質といえばもうおわかりですね
お察し下さい(笑)
結局ですね…
自分のクルマやバイクで北海道を走るということはもうひとつの必然として
船に乗って行かなくてはいけない
避けて通れない宿命みたいなモノですが
できれば避けたいのですよ
今回の往路みたいにウネリまくりになるともう寝るしかないんです(笑)
その昔…青函トンネルが開通したバブル期には
カートレインとかモトトレインなんていう積載車+寝台セットの
シーズン専用特別列車なんてあったわけですが…

これはこれで好評だったので青函トンネル列車航送構想もあったのですよ

英仏間のドーバー海峡を結ぶユーロトンネルでは↑なクルマごと積載できる列車が
1日に何往復も走っているのですが我等が日本の津軽海峡では
同区間のフェリー会社からの猛反対や例え実現しても設備投資
それに積載できてもせいぜい4㌧クラスまでで大型バスは無理ということ
さらには季節ごとというか繁忙期と閑散期の違いが大きすぎる
そのような理由で実現できなかった歴史があるのです
その結果が↓の本州 - 北海道フェリー網なんですよ

↑が悪いとはいいませんけど…
船酔い体質の当社はあえて言わせていただきます
鉄の塊が空を飛ぶのと水に浮かぶの
どっちを信用できるかといえば…
当然ながら飛行機だ
つまり当社的には船酔いとの闘いの大海原なわけ
いや…それだけじゃないな そもそもだよ
フネに乗っていいのはナミヘイだけ(笑)
ん?
あっ…
やっちまったな!
画像にお見苦しい点があったことをお詫びいたします(爆)
ええ…お口直しつーかそれでも当社が船=フェリーで行く理由は
そこに北海道があるから
他に手段がないといえばないという実状も含めてですが
さらにもう一言ポジティブな理由を付け加えるとするなら
十数時間の非日常
※かつては東京 - 釧路 愛と狂気と酔いの30時間をサーブする近海郵船もあったけどね(笑)
幅25m x 全長200mほどの空間に繰り広げられるコミュニティにして運命共同体
本来なら水上では生きていけないホモサピエンスが
人工的な空間を作り出し海を移動するわけですから↓な風景から始まる
この感覚がタマラナイ

昼の終わりを告げる夕焼けと夜の海への出航(さすらい)
その先に待っている北の大地への思いを募らす仙台港でのひと時だ
ちなみに…↑の画像で露出量をアップさせるとまた違った味わい
そして時には↓な珍客も

2017年小樽港から帰還の際に撮影したデッキに佇むカモメ
雨の中イイ感じをタップリ抽出してくれますた

今回帰還で利用した太平洋フェリー苫小牧→仙台
夜が明けて朝になると三陸沖を航行するのですが
比較的陸地に近いところを通るようで↑なような非日常的ショットが撮れます
さらに…

どこの岬かわからないけれど灯台も見える
名も知らぬ船守も誰かの役に立っているわけです
そして後方は…
水曜ドラマ
海…その愛
思わず↑なタイトルスーパーを付けたくなる画像も簡単に撮れます(笑)
一面の海だけではないのですよ
ちょっと沖合を見れば…

どこのフェリーだろう?
時間と船体から大洗発商船三井フェリー深夜便の さんふらわあだいせつ だな
1段ベッドのカジュアル寝台しかないモノクラス(特別室は現在閉鎖中)
しかも飲食はすべて自動販売機だけというできる限り乗りたくないヤツ(笑)
元は2001年 九越フェリーに就航したニューれいんぼう らぶという経年船
向う数年のうちに新造船へ代替が決定しているとの話もありますが…
つーか当社は大洗 - 苫小牧の商船三井フェリーは乗ったことないんですよ
当社の所から案外アクセス面でチョットというのもありますが
仙台からの太平洋フェリーか新潟からの新日本海フェリーばかりです
非日常の演出は甲乙つけ難い良質なフェリーですが
両社のコンセプトつーか目指すベクトルがチョット違うのが面白い
☆太平洋フェリー☆

充実した個室や設備 そしてピアノ演奏やコンサート等のイベントに加え
船長トークショーなども運航毎に行うなどテーマとしてそこにあるのは
海上エンタテインメント
☆新日本海フェリー☆

コンセプトは
Cruising and Resort
そうリゾートなんですよ
だからというわけではないのですが小樽 - 新潟の らべんだあ/あざれあ には
↓のがあるんですよ
露天風呂
まあかつてはジャグジーやプールを装備していたシップもありますから(笑)
さらにはオープンデッキでは↓のもやってます
♪ジン ジン ジンギスカ~ン♪
そして新日本海フェリーにあって太平洋フェリーにないものが↓
フォワードキャビン
乗船した人すべてが前面展望を楽しめるこの空間
ここが太平洋フェリーだと上級客室になっちゃうんだよなあ
そして…
実はバイク乗りに優しいのは新日本海フェリーなんですよ
まずは運次第なのですがバイク専用車両甲板の存在

当社的には上述した らべんだあ/あざれあ のみで確認ですが
車両甲板最後尾にバイク専用エリアが存在します
ここだと一番最後に乗船 そして下船は一番最初
そしてさらに嬉しいのが↓

専用の荷物置場です
ここのヘルメットとかグローブまもとより雨の時はカッパ干しにも使えるんです
勿論落ちないようにするのは基本ですが…
これが太平洋フェリーだとヘルメットを車体に固定できない場合
つまりヘルメットホルダーがないと船内に持って行ってくれですからね
あっ!それと過去の情報修整です
レストランについて↓な記事を執筆しますた
太平洋フェリーはバイキング方式
新日本海フェリーはカフェテリア方式
コロナ禍の最中スッカリ北海道逃亡から離れていた当社(笑)
情報が古かったですね 今では…
小樽 - 新潟の らべんだあ/あざれあ
苫小牧 - 敦賀の すずらん/すいせん
↑の航路では
タッチパネルオーダーだそうです

要は↑を↓ね発注する

つまり↓ということ
海の上のファミレスかよ!(笑)
Wi-Fi回線でクレジットカードも対応とのことですが
これが衛星利用なので結構不安定で…ダメなこともあるらしいが
現金しか使えなかった海の上も少しずる変わりつつあるようです
ちなみに…
すずらん/すいせん は今月から東九フェリー はまゆう/それいゆ とトレードで
横須賀 - 新門司に就航しているそうです
まあ いろいろありますけど…
マーライオンになろうともナミヘイじゃなくても
当社は来年も北海道にMAZDA2をフェリーに乗せて行くつもりです
勿論 マーライオン防止薬持参です(笑)