
宮古そば2023カウントダウンまだまだ続きますよ
実を言うとここのところ同じ所ばかり行き続けてて
新規開拓してねーよな
そんな状態でありましてこれは打破しないと…
というわけでここ1年で気になった店から選抜して行ったら
大当たりですたという話です
その大当たり店舗とは来間島にある↓です
沖縄そば まるかみ
沖縄県宮古島市下地来間91
営業時間:1100 - 1500(麺・スープ売切次第終了) 定休日:日曜/第2・4月曜日
"宮古そば"ではなく"沖縄そば"と表記するのは店主の拘り
沖縄本島は中頭郡西原町出身で元フレンチシェフだった店主が
2020年10月に祖父の実家を1年かけて改装してオープンさせたのがこの店
フレンチシェフ約20年の経験と各地の沖縄そばを食べ歩いた結果
独自で生み出したのはこの"まるかみ"のそばであるが
フレンチと琉球食文化を見事に融合させたテイストは
今までにない新たなモノでありそれでいてリーズナブルな価格設定
"家賃が出ないからこの値段で出せる"と従業員を雇わず妻と二人三脚で
切り盛りするからこそのありがたい店である
まあ噂を聴いててそのうちにと思っていたのですが臨時休業とか
既に営業終了にブチ当たって今回迄延び延びになっていたわけです
今回は1100の開店が別ネタを拾いに行ったので間に合わず
1回転した20分程のところを狙ったら駐車場は店舗前を一発で確保
さらにお待ちは先頭で済んだのはラッキーですた

玄関を開けるとそこには券売機様がド~ンと鎮座されております
売れ線№1でソーキ&三枚肉標準装備の"まるかみそば"は800円也
麺はストレート/ちぢれの2種類からセレクトできるのは自家製麵だからの技
大盛ではなく替玉システムを導入していて1杯目をちぢれ/2杯目をストレート
もしくはその逆も可能なのは嬉しい限りで替玉をしても+150円で
何とか1,000円でお釣りがくるのはありがたい限りです

店内は↑な感じのリビングを改装した座敷6卓
奥に厨房があり店主がオーダーを捌いているのがわかります
そして待つこと10分程でやってきますた
まるかみそば ちぢれ麺
肉系を除けば薬味は刻みネギと錦糸玉子と見た目はシンプル
さらにお好みでという形で↓の4品


紅ショウガ/カレー粉/一味唐辛子/七味唐辛子/コーレ-グースー
そして麺より先にスープをいただくことにすると…
なんだ?この組み合わせは!
ベースはカツオ系であることは間違いない
だけどカツオを強く利かせているところに豚系の出汁でコクを出している
そしてもう一度否定系になってしまうんだけどコクがあるのに
チャンと麺を表に立てるという脇役の心得も持っているんですよ
店主曰く"麺の小麦の香りに負けないよう"が頭にあるからこそだから
引算の美学ともいえる構成に落ち着いたんだよ思うんですよ
さらにスゴイと思ったのが主役ともいえるソーキ&三枚肉


三枚肉と軟骨ソーキは脂を落としながら柔らかくなるまでゆでた後に
醤油や泡盛の入った汁の中で3日間かけてじっくり味を染み込ませる
これにより出汁や麺の味を邪魔しないのに存在感があるという絶品に仕上がる
ほら…肉も引算の美学
宮古そばの味を表現する上で優しさというのが使われるんだけど
これも一種の優しさなんだろけどそれぞれの食材がですよ
自己主張しながら互いを活かす
不思議な感覚で上手さを醸し出すんですよね
出汁ありきな店が多い中でフレンチからの発想なのか?
それとも独学で取得した経験則なのかはわからないけど
正直なところ一発フェイバリット(笑)
本来の宮古そばからみるとマイノリティだけど結構イケてますよ

で…替玉でストレート麺と思いましたが思いのほかな量で1杯完食にしますた
というのは表向きなお話でしてこの後にダブルヘッダーつーかもう1店
やはり以前から気になるもう1店をゲットしようと企んでいますた

↑の店名でググっていただければわかりますが結構なまでの有名店です
そして開店から1時間20分の1220に到着したらもう↓の有様ですよ

どうも宮古そばに関しては最初から予定数決め打ちの名店も多い
そんな匂いもしてきているので次回の療養では少し頭を使わないといけませんね
で…
国立自動車総研的№1宮古そばって何?
過去ログ読んでればすぐわかると思いますよ(笑)