1回目の増毛は"ましけ"
2回目の増毛は"ぞうもう"
↑的読み解説だけでネタになりますが…(笑)
以前執筆した駅シリーズ増毛駅
↑の続編みたいなモノではあるのですが…
魅惑の増毛Night
いや~なんつーかチョットなかり貴重な体験を
させていただいたのでず~~っと寝かしていますた
事の起こりはというと増毛にあるゲストハウスに当日朝宿泊予約した際の話です
今夜は居酒屋ナイトを開催するので
夕食提供はありませんがいいですか?
話を聴いてみると費用的には2,500円から3,000円程度で吞めなくてもOK
要は田舎の居酒屋で語らいながらの数時間を楽しもうということで
これは面白いかもと快諾 予約を入れると参加者は宿主と当社を含めた宿泊者2名
夜の帳が降りてきた頃に↓へ移動して宴を始めたわけです
風ぷ
北海道留萌振興局管内増毛郡増毛町稲葉海岸町37 営業日&時間:不定期
真っ暗な中を連れてこられたものだから↑なバラックとは思わなかった(笑)
で…この店はフラッと行っても必ず入れるとは限らない
というよりも一元サンには敷居が高いというよりも
女将にオーダーがない限り開店しない店

結局のところ宿主と女将のパイプがあったからこそ知ることができ暖簾をくぐれた
繊細にして豪快な女将がこんなカウンターだけのバラックから繰り出す技が
半端なかった上にトークというスパイスがなによりみんなの人生観を交差させる

地場取れの魚を中心に女将が調理したつまみが並ぶが↑はその一部
なにしろ↑だけでも話が弾むんだけど当社が呑めないことがわかると…
ボトル1本!(笑)
※画像はあくまでもイメージですw
そう言って烏龍茶2Lペットボトルが出てきちゃうんですよ
尤もこれはボトルキープはできませんけどww
宿主によるとこの居酒屋Nightは閑散期に時折開催するようで結構好評とか?
まったく初めての人たちとの宴でしたが笑の絶えない時の流れはめっちゃ速い
こんな面白い一夜は滅多にないつーか心の洗濯を目一杯楽しませていただきました
おかげで…
増毛が増々好きになりますた
いい気持ちで寝かせていただきましたが翌朝チョットした違和感に気付きますた

2018年廃止直前の状態に復元されている旧増毛駅ではありますが
ホーム1本に対して構内敷地が広すぎる
逆増毛つーか目一杯むしられた感じ(笑)
おかげで弐号機込の↓なショットも撮影できるわけです
そこで廃止直前のショットを拾ってきましたが…
やっぱり線路1本の終端駅だ
さらに増毛駅つーか留萌本線も含めての歴史を遡ってみると
国鉄末期の1984年に貨物営業を終了させているそうです
そう考えるとあの広大な空きスペースは貨物ヤードだったと考えてもおかしくない
ええ…見つけますたとも
増毛駅が一番輝いていた頃と思われる1960年代の1枚です

嗚呼…やっぱりなあ
SLはいるし単行ディーゼルカーも見えるし引込線に貨車も留置されている

この頃は札幌直通の急行列車も運転されていましたが今では高速都市間バスへ
貨物列車もトラック輸送へ変わってしまったわけです
さて…その札幌直通急行"ましけ"が廃止されたのは1980年ですが
その翌1981年にはここ増毛でロケされた映画が公開されています
◆駅 STATION 監督:降旗康男より◆
一番わかりやすくて思えてるシーンを持ってきたけどまた高倉健かよっ!(笑)
尤も当社にとっての"風ぷ"はこんな感じと言えばそれまでな上に
諸々ツッコミもあるかと思いますが映画での駅前ロケ地として有名なのが↓

劇中で烏丸せつ子が勤務する食堂という設定でした
映画撮影後も風待食堂の名で営業を継続していましたが
2020年4月で営業終了し現在では観光案内所として利用されています
で…なんだかんだ言っても
この街は80年代で時計が止まったまま
増毛も減毛もしてないような気がする

時間も増毛もこの輪留めの手前ですな
Posted at 2025/12/06 23:10:09 | |
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