根室本線 富良野 - 新得 廃止から1年半
当社の取材から既に1年以上が経過してます
なので現状は変化している可能性が
あることを最初にお断りしておきます
要は筆不精つーか他のネタに現を抜かした結果
まっ こういうこともある(笑)
↑考えていただければ幸いですが廃止された根室本線 富良野 - 新得で
たぶんほぼ永遠を手に入れた駅がひとつだけあります

幾寅駅
北海道上川総合振興局管内空知郡南富良野町字幾寅 滝川起点98.8㎞ 駅番号:T36
幌舞駅じゃねーのか?
↑なツッコミも最早お約束(笑) 映画"鉄道員"のロケ地ですから~!

なので…この駅は映画資料館というテーマパーク化がされています
ええ…ですから本来の幾寅駅表示は申し訳ない程度ですがね(笑)
逆にキッチリと管理されているからでしょうか?
廃止時直前各駅に貼り付けられたありがとうプレートは
他の駅が外されてもここだけはそのままの状態でありますた
基本的には2022年に訪れた時と変わってませんでしたが↓を修繕してましたね


JR北海道が映画のためにレトル風味な前面に改造したディーセルカー
なぜか運転席+客室1区画だけの晒し首みたいな状態で保管も放置プレイ
その弊害でボディはひび割れだらけのボロボロ状態でしたが…

痛んだボディをパテ補修するなど丁度再塗装工事を施っておりました
今行けば綺麗な状態になっていると思いますけど青空放置するなら
コーティングのひとつでもしてやれと思うのは当社だけ?(笑)
そして廃線になった証拠的なモノにも出会いますた

↑のバスはお隣富良野市に本社を置く"ふらのバス" なぜココにと聴いてみると…
根室本線代替バス
主な利用者は通学に使う高校生や病院通いのお年寄りがメインだそうで
満席になることはまずないと…
運行経費はJR北海道よ地元自治体から出ているそうですが
これもいつまで運行されるかわからないよなあ
とにかく風前の灯火の中でも
幾寅駅だけは事情が違う
こういう形で生き残れた
それだけでも幸せじゃないの?
それに比較すると↓の駅はそのうち取り壊されるのではないかなあと思います
山部駅
北海道上川総合振興局管内富良野市山部中町1 滝川起点66.7㎞ 駅番号T32
山小屋風駅舎と芦別岳が綺麗に見えることで知られる駅でしたが…
駅名標の類はすべて外されて蛻の殻です




半年前まで列車が走っていたとは思えない荒れようというよりも
廃止になった以上は朽ち果てるまで
そしていつか解体されてしまうかと?
それが本来の掟つーか自然の冥利で幾寅駅があくまでも特殊なんです
ところで…1年近くこのネタを寝かし続けた理由ですが…

高倉健サンの命日:2014.11.10
2024年は見事なまでに掲載タイミングを逃しちゃったのは
自分 不器用なんで…
ここまで引っ張っただけのことですから(爆)
しかし健サン亡くなってからもう10年以上経過しているんだ(シミジミ)
つーか"鉄道員"から既に四半世紀以上の時が経過しているわけで
演者・スタッフも随分とあちらに引っ越しているわけで…
駅ひとつでここまで考えさせられるとは想定外ですた
Posted at 2025/11/11 19:30:06 | |
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