プラグインハイブリッドを所有されている方は、ガソリンと電気の両方を使うため、燃費の計算がしにくいのではないかと思います。
ガソリンや軽油だけであれば、オドメーターと給油量から燃費(km/l)を割り出すことが可能ですが、給油と給油の間にプラグ充電が入ってしまうと、当然ですが燃費は良くなる方向になってしまう為、オドメーターと給油量を記録しても意味のないことになってしまいます。
そこで私が使っている計算方法をご紹介します。
それは、1kmあたりにかかったお金(円/km)を燃費として使用する方法です。
例えば1ヶ月間のガソリン代と、充電の電気代を合計して、オドメーターからの走行距離で割る数字を指標とします。
ガソリン価格は当然給油時に分かりますが、電気代は充電量(kWh)に電気代単価を掛けることで算出できます。東京電力であれば、従量電灯B・Cで30.57円/kWh(第3段階料金、基本料は除く)です。充電量はmyBMWのアプリで見ることができます。
これを毎月集計していくことで、今月は燃費が良かったとか悪かったとかの判断材料とします。この方法は通常のガソリン車でも計算できますので、プラグインハイブリッド車とガソリン車の2台をお持ちの方や、他のクルマと比較する場合などにも利用することができます。
通常燃費はkm/lという指標ですが、エンジン車でもレギュラー、ハイオク、ディーゼルと単価が異なる為、簡単には比較できませんが、この方法であれば1kmあたりいくらで走れるかという指標の為、特にディーゼル車が良い数値(低い値)になります。
またガソリン価格も反映されますので、高騰している今なら悪い数値(高い値)になります。
この方法で算出した私の燃費(ハイオクのハイブリット車)は、10~12円/km程度になっています。
これをガソリン車と比較した場合、例えばレギュラーガソリン価格163円でリッター15km走る車であれば、163/15で10.87円/kmですので、大体同じ位の燃費で走ったことになります。(高いハイオクと安い電気を使ってレギュラーガソリン車と同じ位になった訳ですね)
プラグインハイブリッドを所有されている方は、この指標で燃費計算されてみては如何でしょうか。
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Posted at
2022/04/26 16:58:40