
さてさて、先週の3連休に行った
千葉県の房総半島・温泉ドライブの
ドライブ日記をアップいたします。
なお、ホームページには同じ文章ながら
写真つきのドライブ日記をアップしましたので、
スマホやパソコンでご覧の方は
ぜひこちらでどうぞ
http://homepage2.nifty.com/e127nomura/mypage2/mmdriveboso.html
ではブログ・バージョンいってみたいと思います。
午後7時 東京ドキドキ・ドライブ
7月6日、7日、8日と3連休なので、千葉県の房総半島へドライブへいくこととした。
夜勤明けだったので、6日土曜日の午後3時半出発。
関越道を休憩なしひたすら走る。
PM6:12 埼玉県の嵐山パーキングに到着。新潟から270km。ここで一休み。
PM7:00 練馬インターで東京都心へ。新潟から319km。
実は東京都を走るのは初めてである。今まで外環道で走ったことはあるけれど、
都心の下道へ出たのは初めて。
今夜の宿泊は木更津のホテルなので、練馬から川崎へ行き、東京湾アクアラインまで行きたい。
地図で検証した結果、環八を走って行こうと思った。しかし環八は渋滞していた。
やけに時間がかかる。
東名高速が分岐する用賀まで来たところでギブアップ。ここで首都高へ乗った。
首都高経由だと都心環状線の方まで遠回りしないといけないが、
環八が渋滞しては、距離よりも時間だと思った。
首都高は、空いていて、スイスイ♪。首都高は怖いイメージだが、
ナビがちゃんと案内してくれて不安も解消する。
しかし、途中の大橋ジャンクションまで来たところで冒険心が出てしまう。
東北道方面と書いてあったのでついそちらに行ってしまったのだ。
このルートは古い私のナビには出ていない。しかしすぐに間違いに気付いた。
東北道方面は明らかにアクアラインとは反対方向だ。なので最初のインターですぐに地上に出た。
出たところは代々木だった。
ナビは渋谷から首都高に乗れという。ナビの言うとおりに走ると、
代々木の狭くて人通りの多い商店街を走らされたり、
しまいにはナビの指示とは違う道に進んでしまい、渋谷の街中をグルグル回ったりして苦労した。
そしてようやく渋谷から首都高へ。
都心環状線は渋滞もなく、スイスイ。いくつかのジャンクションを経て湾岸高速方面へ。
普段はナビをあまり使わないけど、ここではナビ様様。私のような田舎者は、
ナビなしでは首都高はスムーズに走れない。
レインボーブリッジは夜景が最高。絶景であるね。
お台場の観覧車もとってもキレイ。思わず見とれて、よそ見運転してしまう。
そして湾岸線に合流。ここまで来ればもう安心。それにしても都心の運転はどおっと疲れた。
しばらく都心は来たくない・・・。
湾岸線を少し走り、羽田国際空港を通過すると、アクアラインの入口。
アクアラインはもちろん、海ほたるに寄る。到着は夜9時。環八など走らず、
最初から首都高経由で来れば1時間は早く着いたはず。
しかし、海ほたるは夜9時とは思えないほどにぎわっていた。
観光施設たる海ほたるではあるが、特に用事はない。
私は、ファミリーマートで今晩の夜食を購入し、海ほたるを後にした。
午後10時 木更津で一泊
木更津のホテルに到着したのは、夜10時前。
泊まったのは木更津港近くにあるビジネスホテル銀河。
昭和の香る古いホテルだが、最近リニューアルされたようで、室内はきれいだった。
都心の運転が疲れたのか、頭痛がしていたので、風呂も入らず、夜食だけ食べて寝た。
夜中の2時に目が覚めたので、そこでお風呂。このホテルには大浴場はないので、
部屋のバス風呂へ。
翌朝、寝坊気味で9時起床。
ほんとは6時くらいに起きて出発したかった。そして房総半島一周するつもりだったのだ。
しかし9時起床では、一周はとても無理。
だから今回の旅では、房総半島半周にとどめることにした。
となると、第一目的地は、勝浦市となる。
午前9時半、勝浦を目指して出発した。
木更津から勝浦に行くには、今年の春に開通したばっかりの圏央道が便利。
当然ナビにはのってないので、昨日購入した「ライトマップル千葉県」を参照。
さすがに開通したばっかりで、まだピカピカの高速道路は気持ち良い。
しかし片側1車線の対面高速ではあるが。
市原鶴舞インターで降りると、国道294号線に合流。
ここから勝浦まで約40km。
房総半島は高い山がないので、とってものどかな風景が続く。
午前10時半 勝浦つるんつるん温泉
さて、ここで温泉へ行きたいと思う。
勝浦には、勝浦市の街中の手前8kmほどのところに、勝浦温泉というのがあり、
そこにある日帰り温泉&宿泊施設が「勝浦つるんつるん温泉」という名前で営業している。
国道から細い道を入っていくとあった。私はセンター系の大規模な施設をイメージしていたが、
建物を見たら、「え、これ??」と思ってしまった。典型的なB級のたたずまいだから。
施設はあまり大きくはなく、脱衣所も大浴場も広くないが、なんといってもお湯が素晴らしい。
浴槽の底が見えないほどの茶褐色のお湯。
まるで濃い紅茶のような色だ。
そして独特のにおいがある。
そして浴感。
お湯に少しヌメリがあって、
お湯の中で身体をさすってみると、肌がスルンスルン!!
こりゃいいわ。
とっても気持ちのいいお湯。
温泉を味見してみると、しょっぱい。
お湯使いは、源泉かけ流し。循環なし。
源泉温度が低いので加温しているが、加水も消毒もなし。
これは一流の温泉だ!
ここは、千葉県で唯一の日本百名湯の一つらしいけど、これは納得できた。
大満足して施設を後にした。
お昼12時 勝浦海中展望台
勝浦温泉から市街地へは10分ほど。勝浦市の市街地は思ったほど大きくはない。
駅前にちょこちょこっと街があるだけ。後で調べて分かったのだが、人口は約2万人しかおらず、
首都圏で一番人口の少ない市なのだそうだ。知らなかった。
さて、勝浦では、海中展望台へ行ってみることにした。
海中展望台とは、海面下の海底にある展望台のことで、自然体の魚を見ることができるという。
市街地から10分ほどで到着。
入場料は、930円。けっこう高い。
遊歩道を5分ほど歩いて到着。らせん階段を96段下っていくと、海面下8mの海中展望場へ。
小窓がたくさん付いていて、そこから海面下をのぞくのだ。私ものぞいてみたが、
今日は海が荒れているので、海水が濁っていて、見にくい。それでも魚はたくさんいた。
少々残念な点は、窓が小さくて見ずらいこと。展望台自体もあまり広くなく開放感がない。
全面ガラス張りとかに出来ないのかしら・・・と思ったけれど、日本各地にある海中展望塔は
どこもこういった造りのようだから仕方ない。
それでも、水族館の魚とは違い、こちらは天然の魚達だから本物感があると思った。
まずまず満足してクルマに戻る。
午後2時 九十九里浜
次の目的地は銚子市の犬吠埼。
ナビで距離を調べると、110kmもある。遠いね。しかもこの区間、高速道路はなし。
今の時刻がお昼の1時くらいだから、到着は4時近くになるかな。
まあ急ぐ旅ではないし、のんびりと行こう。
勝浦市から御宿町、いすみ市と国道128号線で進んでいく。土曜日だからか流れは良くない。
だらだらと進んでいく。お腹が減ったのでコンビニめし。おにぎりを2つ。
おにぎりは赤信号などで食べることが出来る。
一宮町からは、九十九里浜に出る。
九十九里浜は、ここから銚子の手前まで約70kmに渡り直線状に続く砂浜海岸。
地図を見ると、そのまっすぐぶりに気持ちいいほど。
ここから国道を離れ、県道30号線へ。通称九十九里ビーチライン。
この道沿いにはリゾートホテルが立ち並んでいる。その中のひとつの大きな駐車場で、
スーパーカーがたくさん集結していた。フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェなどなど。
数十台は集まっていただろうか。何かのイベントかな。
それはいいけど、スーパーカーがたくさん路上駐車していて、かなり通行の邪魔になっていた。
途中、九十九里道路という有料道路が分岐していたので、行ってみることに。
この道路は高速道路ではないが、九十九里の砂浜沿いを快適に走ることができた。
有料だからか通行量も少ない。まあこれで400円は微妙なところではあるが。
九十九里町で有料道路は終点。再び県道30号線へ。
この道路、まっすぐな九十九里浜沿いを走っている道路なのだが、
海沿いの住宅地の間を縫うように走っていて意外にもカーブが多く、
道も広くなくてあまり快適ではない道路。景色も単調だ。
横芝光町(よこしばひかりまち)、匝瑳市(そうさし)など普通に読めない地名を過ぎていくと、
旭市の飯岡町へ到着。
ここからは海岸沿いに高い崖が見え、九十九里浜の終点であることが分かる。
飯岡からは、海岸沿いの丘陵地の上を走り、10kmほどで銚子市の犬吠埼に到着した。
ほんとに勝浦から110kmあった。到着も4時前とほぼ予想通り。
関東地方の県としては千葉県もなかなかにデカいね。
犬吠埼は離島を除き、日本で一番早く朝日が見える場所。私はのんびり散歩したあと、
屋台で、焼きイカののったおいしそうな手作り焼きそばを購入。
さて、犬吠埼を堪能した後は、温泉へ。温泉は本日2回目だが、最近は温泉好きが高じて、
そういうことも平気になった。
午後4時半 犬吠埼温泉・太陽の里
太陽の里は、犬吠埼のすぐそばにある大規模な温泉施設で、その中に、日帰り温泉もある。
到着は午後4時半。ちょうど夕方の混み時で、広大な駐車場はクルマでたっくさん!
ありゃあ、思っていたより混んでるなあ。
駐車場にクルマを停めると、カンカンカンと踏切音が。
そして目の前をかわいい電車が走っていった。
銚子電鉄である。いつか乗ってみたいな。
豪華な玄関から入感。入湯料は1580円なり。た・・・高い!
ま、ここは夜通し営業の、健康ランドだから、しょうがないか。
1580円だけあり、建物は豪華。設備も充実。プールまである。
かなり広く、ロッカーがずらーっと並んだ脱衣所で服を脱ぎ、いざ浴室へ。
内湯は、大きな浴槽の白湯風呂と、ジャグジー風呂が2つ、
サウナ、寝湯などがある。メインの大浴槽が温泉ではないね。
露天風呂は、ひのき風呂が一つ、あと2つの大・中の浴槽。
こちらは温泉を使用(たぶん)
温泉は無色透明・無臭。
味見してみると、少しのしょっぱみを感じた。まずまずの泉質かな。
露天風呂からは海がそばだが、松林に囲まれていて
海は見えないのが残念。
お風呂上りは、電動高級マッサージ椅子。残念なことに、湯上りスペースに3台しかない。
大規模な施設の割には数が少ないなあ。
でも、さすが健康ランドだけあり、かなりのんびり出来た。
午後6時 帰路
さて、悲しいことだが、帰ろうと思う。
今の時刻はもう午後6時を回ってしまった。
銚子から新潟へ帰るには、常磐道で福島のいわきまで行き、
そこから磐越道で本州を横断して新潟へ至るのが一番近い。
距離は400km少々である。思ったより近いね・・・いや400kmは充分遠いか。
新潟到着は真夜中になってしまうだろうけど、まあ3連休のありがたさで、休みはもう1日ある。
嬉しい限り。
銚子からは銚子大橋で利根川を渡る。利根川は日本最大の流域面積を誇っているだけあって、
下流の川幅は広大である。
地元新潟の阿賀野川も下流の川幅は一流だけど、利根川にはかなわないな・・・。
利根川に沿って鹿島まで国道124号線。片側2車線でどこまでも真っすぐな道路。とっても快適。
潮来市まで来たら、県道50号線へ。その道路は、霞ヶ浦沿いの丘陵地をまっすぐ駆け抜ける
爽快道路。その後県道を右左折しつつ、なんとか東関東自動車道の茨城空港北インターに
たどりついた。
銚子からここまでなんと80kmもあった。遠かったのお!!2時間もかかった。
しかしここまで来れば、新潟までALL高速道路。楽勝だ。
間もなく常磐自動車道と合流。
福島県のいわきまで走り、磐越道へ。後は220kmで新潟である。
しかし、途中眠気が襲ってきた。
郡山市の五百川PAで仮眠。驚いたことに、10分後には目が覚めた。
たった10分の仮眠で、目がぱっちりと覚め、新潟まで一気に帰ったのだった。
新潟帰宅 夜中の0時過ぎ。
ドライブのまとめ
走行距離・・・・・991km
平均燃費・・・・・16.9kml
ガソリン消費量・・・・・58.6リッター
ガソリン代・・・・・8796円
高速代・・・・・9230円 ETC使用
新潟西~関越道経由~練馬3500円、首都高800円、アクアライン800円
圏央道550円、東関東道・茨城北~常磐道~磐越道安田まで3580円
ホテル代・・・・・7500円
ドライブ費用(おみやげ・食事代をのぞく)・・・・・2万5500円なり
アクセラ総走行距離・・・・・16万7417km