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豚子・551のブログ一覧

2025年08月12日 イイね!

スローなブギは 止めてくれ 夏休み その弐

スローなブギは 止めてくれ 夏休み その弐



























「ひっ〜!」




「怖っ〜」




「マジっすかぁ〜」























稲川の 「本当にあった怖い話」が終わると



オバちゃん 豊子 キムコは悲鳴をあげたが



豚子だけは煙草に火を点けて









「でっ、気失って、オッチャンは どないして帰ったんや?」





怖がる三人を スルーし 稲川に尋問した










「いや、気付いたら朝になってて、そのまま帰ったけど」






「タクシーは?エンジンかからんやったんやろ?」





「普通にかかったと思う」





「きっと、夜は霊に囲まれてたからよ」




「そうだよ」





豊子とキムコが 稲川を援護するが豚子は











「なんやそれ、つまらん」




タバコの煙を 天井にむかって吐き出すと









「アンタ、今の話怖くなかったの?」






















オバちゃんも、不思議そうに豚子に訊ねると









「怖いもなんも、オチとらんじゃんない」





「オチ?」






「そうや、オチやオチ、落語でいう下げや」








「そ、そんなオチって言われても」






「そもそもやな、西口からヨコヨコ霊園まで乗せて、ベンチに座った女は、何処に消えたんや?」






「いや、だから、振り返えれないほど怖くて」




稲川は困ったように答えると





「なんも、オチがついとらんじゃない、せやから怪談ってのはつまらんのよ」








豚子はやりきれないといった、仕草でアルミの灰皿に煙草を押し付けると








「ぶぶ、豚子ちゃんが、俺に怪談しろって言ったんだろおぉぉ〜!」


























稲川が立ち上がり、唸り飛ばすと









「確かに、ベンチに座った 女の人が気になるわね」





豊子も冷静に発言





「車の件は、ちょっと納得だけど」




オバちゃんも、しらけて付け足すと







「な、なんだよ皆んなして〜」

































稲川は項垂れて、席に腰を下ろすと









「ウチが思うにはな、女は生身の人間やないと思うで」






「そうだろ!」





「多分な、そこは霊を霊界に運ぶ始発駅なんよ」





「また、怖くなってきた」



キムコが 両腕を摩りだした









「一回目の老夫婦 2回目の母子も、ウチは霊やと思うで」





「そうだったのかな?」





「多分、間違いないで、ヨコヨコ霊園は、あの世とこの世の境目なんやろ」




豚子が 静かに話を〆ると









ガラガラ〜チーン ♪




「うぃーす!」




アンソンが勢いよく、店内に入って来たので






「ひっ〜」



「うおぉ〜」



「なんなんっ」




「ビックリさせんじゃないよ!」




オバちゃんが 最後に怒鳴りつけると








「えっ(; ̄O ̄)ななに?」




アンソンも驚いて、立ちすくんでいると、豊子はスッと立ち上がり、スタスタとアンソンの前まで歩き、胸ぐらを掴むと








「な、なに、怒ってんだよ」




アンソンが 言った瞬間









「てめ〜は、静かに入ってこいやあぁ〜」

























豊子のチョーパンが、アンソンの顎に炸裂





「ひでぶっ〜」





アンソンが その場に疼くまると



キムコが立ち上がり






「もしかして、車っ?」





「おぉおう、今日名変してきた」





アンソンは疼くまったまま、答えると







「やったじゃん!」




キムコは ダッシュで外にでた








「なんや、車 買うたんか?」








豚子が訊ねると、アンソンは立ち上がりキムコが座っていた、席に腰をおろし









「おう、まあな」




「誰から買ったの?」








豊子も 興味津々で アンソンに食い付く






「スタンドの先輩」




「なに、スカ G」





「ぶっ〜外れ」





「ゼットやろ?」




「ぶっ〜外れ」





アンソンは 勝ち誇ったようにニヤニヤ笑い



豚猫キーホルダーが付いた鍵を、得意気に指でクルクル回す











「もしかして、ソアラなん?」





「ソアラなの?」




豊子も ソアラに食い付く







「ぶっぶっ〜外れ」





「なんなん?」





「イイ加減に答えないと、次はギャラクティカ、マグナムぶち込むわよ」








豊子が ケンシロウのように 指を ボキバキ鳴らすと









「ブルーバードだよ、ブル」




アンソンは びびって答えると





「もしかして、サメブルかい?」





稲川がブルーバードに食い付くと






「いや、俺のは910す」





「なんやそれ?」




「オッサン車じゃない」




豊子と豚子はしらけて、最後の一口をグビッと飲み干すと







「なんなんだよ、二人とも!」




アンソンがムッとしなが、言い放つと









「せめて、ガルビア やったらな〜」






「XX とか ソアラ だったらね〜」




「ねっ〜」



最後に豚子と豊子が、声を合わせ、アンソンを蔑むと








「これだから、女ってのは嫌ですよね〜」





アンソンが稲川に同意を求めると、キムコが勢いよく入ってきて








「いいじゃ〜ん!渋いよアンソン」




「だろ〜」





「アンソン君のは、ターボなの?」






「当たり前じゃないすっか、ターボ の SSS っすよ」





「イイね〜」




野郎三人は息を吹き返し、盛り上がると









「ターボエンジンなの?」





豊子が興味津々に、割って入ってきた





「VVC も付いてるぜ」




「なに、VVC って?」



キムコが訊ねる





「よく、わかんねーけど、カリカリって回すと、ドカーンって加速すんだよ」





「過給圧よ、ちゃんとメーターも付いてるの?」




「付いてんに決まってんだろ、大森のメーターだよ」




「なんか、速そうやん」




豚子も、ついに食い付いた






「速え〜なんて、もんじゃねーよ、ブオォードッカンだよ」





「今から ドライブ行こうよ!」





キムコが アンソンにコーラを注ぎながら催促








「そう、思ってきたのによ、いきなりチョーパンしやがって、なんなんだよ豊子 説明しろよっ!」






アンソンが 豊子に詰め寄ると









「いやいや〜豊子ちゃんは悪くないんだって」




稲川が 割って入り、今までの経緯を話すと





「そんな怖い話だったら、俺にも教えてよ」





「別にオチがないから、二度も聞きとーないわ」





「そうね、2回目は怖くないしね」




豊子もあっさりいうと





「じゃ、イイや」





「なんなんだよ〜最近の若者わー」




また、稲川が項垂れるが、アンソンはスルーして






「怪談で思い出したんだけどさ」




「なんや、持っとるんかい?」




「怪談じゃなくて、心霊スポット」





「昔、行った、極楽寺みたいなモン?」





「そうそう!」





「えっ〜俺は嫌だよ、ゼロヨンにしようよ」





キムコは極楽寺に初めて行った恐怖を思い出し、ひよるが アンソンはスルーして話を続けだした








「スタンドの先輩に聞いたんだけど、千葉の内房にさ、東京湾観音ってのがあるんだって」





「その話、私、知ってるかも〜」




千葉にオフロードの練習に行ってる 豊子が食い付いた









「そこに行く途中に、小さなトンネルがあって、トンネルの真ん中で、エンジン切ってライトも消す」






「どうなるんや?」






「クラクション鳴らすんでしょ!デブ巨摩さんが 話してた」






「そうそう!クラクション鳴らすと、二度とエンジンが掛からなくなるんだって」






「マジかよ〜!」




キムコは完全にビビってる





「でっ、どうなるんよ?」





「実際にやる 根性ある奴がいないから、誰も知らないんだってさ」





「それは怖いわね〜」




オバちゃんは怪談好きらしく、アンソンの話も真面目に聞いていた








「メッチャ オモロそうやん!」






「だからさ、俺らで行って、トンネルに Cats のステッカー張りまくって来ようぜ」






「エエねっ!」




「えっ〜私は嫌だな〜」




「俺も、絶対に嫌だ!」




豊子を味方につけようと、キムコは必死に拒否り





「肝試しなんか、ユンと二人で行ってよー!」






更に抵抗すると







「土曜ならまだしも、平日の夜中なんか、嫌だし、豚子が帰省してるから、オマエラと行けって ゆわれたんだよ」







アンソンが、三人を見渡してキムコに答えると





「彼女、分かっとるね〜」




豚子がニヤニヤ笑いながら









「豊子ちゃ〜ん ターボな車 乗ったことあるんかな〜」




豚子が豊子を誘惑する







「最近、湾岸の幕張ってとこで ゼロヨン やってるらしいぜ」





アンソンも追い討ち








「ゼロヨンなら、本牧先の市場でイイじゃんかよ!」




キムコはしぶとく抵抗するが





「帰りは、豊子さんに運転してもらおっかな〜」





アンソンが、指でキーをクルクル回しなが誘惑すると





「行くぜっ!東京湾観音!」



豊子が叫ぶ





「よっし、決定〜!」




「稲川さんおおきに!」



「ご馳走様でした」




豚子と豊子は 頭を下げ、お礼をすると








「イイって、久しぶりに二人と飲めて楽しかったし」







「じゃあ、オバちゃんまた!」




「はいよ〜」




三人が出ていくと外から



ブオン!ブォン!ブォン!



ターボマフラーから、図太い排気音が商店街に響きだすと








「ヘタレはどうすんだい?」





オバちゃんが冷めた目で、キムコに問うと







「やっぱり、俺もっ!」



キムコも慌ててて、出て行き





「イイ音すんな〜」




稲川とオバちゃんが 戸口から見送ると






ブオン!ブオォーー♪






























勢いよく、テールランプと排気音が 遠ざかったので



二人は店内に戻り、最後の一杯を飲み干すと




不意にオバちゃんが











「無事に帰ってこれると イイけどね〜」





笑いながら言い出したので、稲川が





「肝試しだから、大丈夫ですよ」





「ちょっとだけ、気になるんだけどね〜」





「えっ(; ̄O ̄)なにが?」





「ほら、昔から 赤い中古車は買うなって」






「あっ そうだった!」










アンソンがスタンドの先輩から買い



今夜 乗り付けてきたのは




真っ赤な 910 SSSだった

























































続きま~す🐷

















2025年08月11日 イイね!

スローなブギは 止めてくれ 夏休み編

スローなブギは 止めてくれ 夏休み編


















アンソンは 裕也とのタイマンバトルでも



猫ビルダイブに成功し 総長になったのだが



その後は、チーマやカラーギャングが流行りだし




暴走族は廃れる一方だった






アンソンが引退してから、各地域の暴走族は 蜘蛛の子を散らすように激減し、CRS も名前だけの連合になってしまった





豚子は大学の寮に入り、成人式を終えた二年の目の盆休みに、初めて帰省した




帰省といっても、松竹映画やアニメに出てくる、長閑な小川や田園が広がる、情緒ある田舎ではなく




工場と排気ガスが溢れ、汚くて でかい川が流れる街なのだが




豊子も工業大学に進学し、夏休み恒例の、豚猫モータースでバイトを終えた後、豚子と二人でオバちゃんの焼肉屋で遅い夕食を食べに向かった






ガラガラ〜チン♪






豚子と豊子がガラス戸を開けると、懐かしい呼び鈴が響いた







「腹へったわ〜」





「アンタは、一日中〜 TV ゲームやってただけじゃない」




豚子の叫びに、豊子が呆れながら返し、指定席に向かう途中に



常連の稲川が ポツリと一人で肉を焼きながら チビチビと飲んでいた




豊子は中学から、この店でバイトしていたし



豚子も高校の頃は週末や夏休みはバイトしていたので、稲川さんとは昔馴染みだ




「こんばんわ〜お久しぶりです」





豊子が稲川に挨拶すると




「おぉぉ~豊子ちゃんと豚子ちゃん!」




話相手を見つけたので、稲川は大喜び




「なんや、オッチャン仕事サボリよって」



久しぶりの再会に感激している、稲川に水を刺すように冷たく豚子がゆーと




「盆休みは駄目だって」



稲川が箸を振りながら、豚子に言い訳する




「そうなん?」



稲川の職業は、個人タクシーであった




「皆んな、田舎に帰るし、エアコンつけると、燃費も悪くなるしね」




「確かに、工員さんは地方出身者が多いねんな」




「なるほど〜大変ですね」




豊子が感心すると




「正月も盆もGWも、いっつも同じ言い訳すんだよ」



オバちゃんが、指定席から悪態をつくと




「ほな、今夜はオッチャンに呼ばれよーか」




豚子が笑いながら、稲川の向かいに座ると





「いいよ〜二人に会うのも久しぶりだし、遠慮なく」




「ラッキー」




豊子も喜んで席に座わり






「女子大生と焼肉なんて、人生初やろ〜」




「初!初!」



豚子の質問に、稲川が答え







「稲川さんは 何飲みます?」



「同じで」




稲川は 眞露が入った、レモン割りを持ち上げ




「ウチは生で!」




豚子も答えると、豊子はスッと立ち、自ら厨房に取りに行こうとしたので



お冷を運んできた、オバちゃんが






「客なんだから座ってなって」



オバちゃんは、豊子を止めたが




「イイの、オバちゃんも座ってて」




豊子は オバちゃんの静止を振り切り、厨房に行ったので






「あの子は、厨房に用が あんねんねって」




豚子が笑いながら、オバちゃんにゆーと




「分かってないな〜」



稲川も笑うと



「おだまり!」



お盆を、稲川の頭に一発




「痛っつ〜」




稲川が大袈裟に頭を押さえると、豊子がレモングラスと生二つを持って来た






「では、女子大生二人に乾杯〜」




豚子の合図で、オバちゃんも自分のコップを,合わせ四人は飲みだし






「お肉は適当に頼んどいたから」



豊子が豚子にいうと、豚子は豊子に




「チビ助は 元気やったか?」




「相変わらず」





豊子は笑いながら答える






「ところでやね、オッチャン、個タクになって何年目や?」




稲川の肉を勝手に焼きながら、豚子が質問すると





「もう、10年目かな〜」



「凄いな〜」



豊子が感心すると




「なんで、豚子ちゃん?」




答えた後に、稲川は豚子に質問で返す






「ほら、怪談やら けったいな話って、タクシー絡みが多いやんか」




「確かに多いわね」





豊子も、生ビールを飲みながら。相槌を打つ






「びしょ濡れの女を乗せて、目的地まで着いて、振り返ったらシートだけが濡れとったとか、よーあるやん」




「ある!ある!」




「夏は怪談だね〜」




オバちゃんも ハイライトを咥えながら、話にのってきた






「せやから そんなん、オッチャンは持っとらんの?」





豚子がズバリ、稲川に答えると




「ないって、ないない」




「ホンマに?」




「あんなの作り話しだって」



稲川は笑いながら、肉を焼き出す





「なんや、オモロないの〜」



「ちょっと、期待してたのに」



豊子と豚子が冷めると







「びしょ濡れの女は、青山霊園のトンネルでしょ?」





オバちゃんが割って入ってきたが





「白金の白トンや、なかった?」



豚子が答えると






「だからさ、そんなもんなんだって」





稲川が 笑いながら答えると







「せやから、オッチャンは女にもてんねん」





「な、なに?」




「こんな場面はな、嘘でもエエから 女の子を怖がらせる はなしを せなきゃアカンネンで」






「そ、そうなの?」




「そうですよ〜」




豊子が、膨れっ面で返すと




「まいったな〜」



稲川が困ったように、頭をかき




「これはさ、誰にも話した事ないんだけど・・」



「なんや、あんの?」




「ある事はあるんだけど」



「うん、うん」




「思い出したくないんだよね」




「聞きたいわ〜」


























「マジで怖かったんだから」





稲川の声が小さくなる





「どんな体験なんですかっ?」




「話したら、霊が寄ってくるかも」




「怪談百物語みたいでええやん」





「そうそう、帰りは俺一人だし、嫌な予感しかしないんだよね」





「そんな怖い話なの?」





豊子が質問すると




ジュー ジュー♪



と、肉の焼ける音が、やけに大きくなり





「ど、どんな体験したんですか?」





いつの間にか、肉を運んできたキムコも、オバちゃんの向かいに座り、大きな声で質問すると



























「おったんか〜い!」



「運んで来たなら、声かけなさいよっ!」



豚子と豊子は、キムコに唸り飛ばした






稲川は新しい肉を、網に並べ終えると




「あれは、法人で10年勤め、やっと個人タクシーなれた、次の年の夏だった」





「18年前って事やな」





「そうだね、個人タクシーだから、何時から働いてもいい自由だから、夏は夕方涼しくなってから営業してたんだ」





「なるほど」



「ええね」




「でも、その日は、梅雨が戻ったみたいに、朝からシトシトと降り続いていたんだ」






ジュー♪ジュー♪





肉が焼けたので、豚子は豊子に皿のせる






「夕方から、いつものように西口につけると、客の流れは 雨降りなのに遅かった 30分待つと、やっと自分の番になり、老夫婦を乗せた」







「うん、うん、」



「何処まで?」





「それが、横浜のヨコヨコ霊園」




「当たりじゃない!」



オバちゃんが答え



「結構〜な距離っすね!」




「あの頃で、5000円超えるぐらい」




「まぁ、よく見ると、老夫婦の身なりも墓参りっぽかったしね」




「でっ、上機嫌で戻り、また並び直すと、今度は母と小学生の子供」




「次は外れやろ〜」



豚子が笑いながらゆーと






「普通はね、当たりの後は、外れるんだけどね、またヨコヨコ霊園」




「今、なんか、ゾクッときた!」





豊子が 両腕を摩りながらゆーと







「タクシーもさ、10年やると、なんとなく客の身なりや年齢で、幾らぐらいの客って分かってくるのよ」






稲川は得意気に説明するが



何故か喋りのリズムがさっきまでと違う







「なるほど〜」




「だから、その母子も全く不思議と思わなくて、ラッキーって感じで、車を走らせた」





「でも、ヨコヨコ霊園って、変な場所にあって、夜行くと怖いよ」





キムコが 横槍を入れると 豚子と豊子が







「そうなん?」



「そうなの?」





「なんかね、周りに何もないんだよ、斎場とか霊園って意外と族の集合場所になるじゃん」






「なるなる!」


「あるあるね」






「ヨコヨコ霊園だけは、昔から何処も 使ってないらしく、実際に行くと分かるよ」







「そうなの?」




「なんか、昼間でも薄気味悪いし」




「メッチャオモロそうやん」



豚子と豊子は、ビールを飲み干すと








「そう、キムコ君の言った通りで、自分も最初は2回もラッキーって思い、母子を乗せて下ろして、霊園の先で一服したんだ



道路は綺麗なんだけど、ずーっと一本道で反対の歩道には銀杏の木がズラーと並んでるの












「それの何処が怖いねん」




豚子が稲川を,遮ると







「それしか無いのが、なんか不気味とゆーか、空気が重いってゆーかな」





「その時間なら、お通夜やろ」




「そうそう、俺もタバコ吸いながら、きっとお通夜だなって帰ったんだけど」





「だけど、どうしたんや?」





「まぁ、下ろしたのが 8時前だったし、ラーメン食べてまた西口に戻ったんだ」





「終電まで、働くんやな」




「車のローンもあるしね」




「雨も止まずに降っていたし、終電でガンガン流れたけど、近場ばっかし」





「うん、うん」





「最後に並んだけどね、自分の前で終電が終わったけど、花番だったんで待っていたんだ」





「花番ってなんですか?」





「乗り場の先頭って意味だよ」






「そうなんだ〜」


豊子を始め、皆、納得し








「まぁ、西口だからね、飲み屋からも、まだ出てくるし、この一回で帰ろうと、待っていたら女の人が乗ってきた」






ジュー♪ジュー♪





豚子は 豚トロを網にのせながら





「どんな女や?」





「30〜40かな、かなり細身のスレンダーだけど。ちょっと服が古いというか時代遅れだったけど、酔っ払いじゃないから良きかなと」






「でっ、乗せたんですね」




「勿論、乗せたよ」










稲川はレモン割を一口飲み、セブンスターに火を点けた



























「こんばんわ〜」





ドアを開けて挨拶をすると





「○○霊園まで、お願いします」




か細い 女性の声は 霊園しか ハッキリ聴こえなかったので





「すみません、何処の霊園ですか?」




「○○霊園です、道分かりますか?」









えっ(; ̄O ̄)




また、ヨコヨコ霊園、しかも、こんな時間に




「ヨコヨコ霊園は、分かりますけど〜」




「じゃあ、近くまで行って下さい」






あ〜そーゆ事か、道順が説明出来ないと、よくある話しで、運転手が知ってそうな建物や公園を行き先の目安に指定くる客だと






しかし、今日で3回目か



心の中で呟き、タクシーを走らせた



深夜は2割増しなので、メーターはグングン上がる



カッシャ ♪



横浜市内に入り、メーターが六千円になったとこで






「この先がヨコヨコ霊園ですよね」





無口な女性客なので、バックミラーでチラッとみると、寝てるようだったので




私は起こす意味も込めて、初めて後ろの彼女に声をかけると






「ヨコヨコ霊園まで、行って下さい」




驚いた事に、彼女は寝ておらず、即答で、返してきた





「えっ、近所のご自宅じゃ、ないんですか?」





私は、予想外の答えにビックリし聞き返すと






「ヨコヨコ霊園で大丈夫です」




彼女は ハッキリと返して来たので






「はい」





私も直ぐに答え ヨコヨコ霊園にタクシーを走らせたが




霊園を抜けると、裏手側に斎場もあるので





斎場に行く人は、ヨコヨコ霊園ではなく




ヨコヨコ斎場と指定する






いやいや、こんな時間に お通夜の受け付けも終わってんだろ






そう、思いながら、ハンドルを握り、少しアクセルを踏み込んだ




あれ、まてよ?



さっきの母子も、ヨコヨコ霊園だったよな



斎場とかお通夜って、勝手に自分で,決めてた事に、今気づいたので




この、女性客、もしかしたら霊園の先に自宅があるのかな?



メーターが 7千円になると、ヨコヨコ霊園の近くまできた










次のT字路の信号を右折すると、そこは一本道で右側には銀杏並木、左側には霊園のブロック弊が、続きだした






















バス停を過ぎると、頑丈な鉄製の霊園入り口の門があり




その先に 2回目に来た時に 一服した 公衆電話がある




明かりといえば、霊園の入り口にある




ボヤけた電灯と公衆電話の二つだけだった




2回目に来た時とは、比べられないぐらい、不気味で 重い空気が 車内からでも 充分に感じられた






朝から降り続いた雨は、いつの間にか止んでいたのでワイパーをオフにし





バス停を過ぎたとこで




「霊園過ぎてイイんですよね?」



私は、後部座席の女性に声をかけると




「いや、門の前で結構です」




「えっ(; ̄O ̄)」




「そこで、止めて下さい」



10メートル先の、門に向かって言った




「はい」



言われた通りに門の前でタクシーを止め、料金をもらったが



いやいや、こんな時間に霊園ってあり得ないだろ



私は思いなおし




「斎場だったら、メーター入れずに、裏に回りますよ」




「ここで大丈夫です」




彼女がハッキリと答えたので、私は渋々レバーを引き、ドアを開けた



スッーて音も立たずに、彼女は気付くと既に降りていて



私はドアを閉め、ソロソロと発進したが



こんな時間に霊園なんて、あり得ない!絶対に駄目だ!






旅客運送の場合、泥酔した客を路上に下ろし、その客がそのまま道路で寝て、轢かれ死亡すると、救護義務違反になり、刑事責任を問われる



まぁ、簡単にいうと、轢き逃げと同じような案件になってしまうので





不安になり、バックミラーで確認すると、赤いワンピースと黒髪がユラユラと揺れていたので





二回目に母子を乗せてきた時に 一服した公衆電話に車を止め、




「お客さ〜ん」




私は叫びながら、バックミラーで確認した彼女の姿を追いかけたが、門の前には誰も居なかった






「まさか、幽霊?」




私は、驚いたが、来る時に手前で見た、バス停のベンチに彼女の赤いワンピースと黒髪を発見し



バス停に小走りで行き、彼女に声をかけた





「お客さ〜ん、大丈夫ですか?」




「ええ、大丈夫です」




「いやいや、こんな時間に、バスなんか来ませんって」




「大丈夫です、待ってるんで」



彼女は俯いて、ハッキリと答える






今、あの時の夜を思い出すと、彼女の顔が全く分からない


思い出すのは、赤いワンピースと肩より長い黒髪



でも、バス停のベンチに座っている彼女と会話したら、ハッキリと感じた







「ヤバイ この女性は人間ではない」





瞬間的に、頭の中で非常警報がなったが






「ほ、本当に大丈夫なんですか?」





私は、もう一度 彼女に念を押すように訊ねた







「大丈夫です、待ってるんで」




さっきと、全く同じ台詞が返ってきた








逃げろ、コイツは人間じゃない


逃げろ、一刻も早く、この場から




私はここの中で叫び、




やっとの、おもいで引き返し 歩きだしたが、背中に寒気がするような、視線が突き刺さり、二度と振り向いて彼女を確認することが出来なかった





霊園の門を越え、公衆電話の灯りに照らせてある、車に乗り込み、エンジンをかけるが セルも回らずウンともすんともいわない






早くこの場を立ち去りたかったので、何度もアクセルを踏み、キーを捻るが車は死んだように微動だにしないので、焦りながら、勇気を出してバックミラーを覗くと









バン!バン!



窓を叩く大きな音と共に 後ろには死者の顔が幾つもの、浮かび上がり




「ひっ、ひー」


叫び声を上げるが






バン!バン!





今度は横の窓にも、何人もの死者の顔が張り付き





バン!バン!





フロントガラスにも 無数の死者の顔が張り付き






私は 意識が無くなった・・・・























































続きま~す🐷























2025年07月27日 イイね!

バリネコ 伝説

バリネコ 伝説
























皆さん、おはヨーグルト



休日の朝活 大好きな豚子です



房総ニュルでは 練習にならへんかったので



高速代とガソリン代の 無駄 無駄 無駄〜





なので



オバサンに教えてもらった 近所のミニ峠へ








AM 3:30 起床



外はまだ、真っ暗な夜



「はよー起きすぎたわ」



と、思いつつ ダラダラ支度していると




うっすらと、夜が明けてきて紫色に





「よっしゃ〜紫のハイウェイや」




元気よく、近所のミニミニ峠へ


















まぁ、こんな感じです



信号の先も、ウネウネ 続くんやけど 平地なんでね




踏切のコンビニから、信号までは 1キロ



信号まで上ったら Uターンして下り




この激しい下りが、右コーナーなので、ミニサーキットよりイイ練習になる









初なので、最初は エンブレだけ



次はシフトダウン



次はリアだけのつもりが、フロントも癖で握ってしまう




往復する度に ペースが上がるのだが



やはり、最初はエンブレだけ


ん〜二気筒は効くな


エンブレだけで ヤバイ速度になると



ブオン!ブォン!


シフトダウン



それでもヤバイ速度だとフロントも握る




この下りの右コーナーで、もっと攻めれたらな〜




と、思考しつつ



往復を繰り返す、阿呆な バイク女子



Z650RS レンタルした みん友さんがレビューしてたが



こーいった場面では、メッチャ乗りやすく速い



短い直線でも 「あっ」とゆーまに2速 95



400プラス 250cc なので



3速だとグングン加速する



レッドは一万回転



体感的には、S2000の方が 音もデカく



後から 蹴飛ばされるようで 速く感じるが



Z650RS の方が速いし、なんてってバイクである



乗っていて、メッチャ楽しい〜♪



皆んな大好き、86 BRZ より明らかに速いしね




信号で Uターンして下る



最後の右コーナー前の S字



3速〜2速に進入して立ち上がるんだが、油断するとリアがズルッといく




そのまま、右コーナー 突っ込み立ち上がり




一瞬、3速入れ



間髪入れず、ブオン♪ シフトダウン



最終の右コーナー



下りながらだから、メッチャ練習になる





日は昇ったが、早朝だから、メッチャ気持ちイイ〜




初めてのコースなので、色々な乗り方で、上り下りを繰り返す




気分は 完全に バリバリ 伝説




「カメっ〜」























5時半を過ぎると、農家や仕事であろう車が、踏切りを超え上ってきだしたので




踏切前のコンビニで休憩



( ´Д`)y━・~~






帰るには 早近過ぎるので、昔から行きたかった場所に




プチ ツーリング




向日葵🌻 ショボいや〜ん




やはり、杉本を拉致して、私たち アイヌの金塊を探しに行かねば!


















向日葵は 北海道で見ると 心に誓い




カシャ♪ っと写真撮影




写真とる間、可愛いい~スクーター女子が待ってくれたので



聖子ちゃんスマイルでニッコリ 返す



暴走変態 BBA


































分かる人には、分かるが



この近所に、ニュルコース があるのです




過去、S2000 で 夜中 狸を轢き逃げしたコースです



ここは、昔から知ってたが、房総ニュルで幻滅した時に、思いだした




リッターバイクなら 180 は楽に出せる 直線と高速コーナーもある




尚且つ、アップ ダウンが 幾つもあり



左回りだと、最後は下りで



フルボッコ のガードレールが待ち受ける




右デグナーになる



取り敢えず、一周



障害物ナッシング



2週目、160までだすが、時間が遅いので、村人が出てくる事を考えやめとく





「房総ニュルより 全然ええやん」





下りきり、デグナーの先の信号で、直線アタックから来たバイクに お辞儀されるが スルー





3週目 上りきり下る手前で、また同じバイクとスライド





律儀にも、再びお辞儀されたので、私もパッシングで返したつもりが




ピッピ〜♪



間違えてクラクション


慣れない事をし、恥かく


暴走変態 BBA








AM 7:30 分



帰宅



「バイクの洗車って楽やわ〜」



と、感動しつつ、洗車






オバさんがゆーには、この辺は、昔から車泥棒の聖地らしく



先週も 旧車のバイクが 盗難されたってニュースでやっとったし




コンビニ行くとな、ツナギ 着た外人が メッチャ多く 買い物しとるから ビックリマンチョコなんよ




軽二台の後ろに隠し、完了〜




























自分の身体も朝シャン




朝活の後のビール




「うまっ〜」































以上、豚子の 朝活でした〜











































Posted at 2025/07/27 11:56:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 秘密の豚子ちゃん | 日記
2025年07月26日 イイね!

夏をあきらめて

夏をあきらめて

























皆さん、わんばんこ〜!



盆休みは 8月9日〜17日 

まで決定した 豚子です 



4月から勤務になった部署は、バイクおじさんが、三人もいるんで




「盆休み何処に行きましょうか?」


って話です




「大阪万博は絶対に行ったらアカンっ!ゆーてたで」



去年、虐めたデブ所長に先週会った時に、お土産と一緒に ゆわれたのを事務所で伝え




私が去年から教育した、Harley-Davidson 乗りのポンコツのオジサンに






「ポンコツは 盆休みキャンプとか行くの?」




「何処かしら 行くと思いますけど、豚子さんは?」





「キャンプした事ないから、教えてもらおーかな」

・・・(*´艸`)




「イイですよ!一緒に行きましょうよ」




「道具と食費は、全部 アンタ持ちやで」





「大丈夫です、北海道にも4回行ってるのでキャンプなら任してください!」




「そうなんっ」



二人で盛り上がってると


房総ニュルを教えてくれた


隼を2台も乗り継いでいる




神経質の塊のような 、鈴菌のオッサンが








「豚子さん、虫とか平気なんですか?」




「えっ(; ̄O ̄)虫?」




「虫ですよ、夏のキャンプは 虫との戦いですよ」





「マジで?」



















「先日、一箇所でも刺されると、全身に蕁麻疹がでるって言ってましたよね」




「そうなよおぉ〜!一箇所でも刺されると全身痒くなるの」






「夏のキャンプ舐めてると、虫除けしても、服の上からもボコボコに刺されますよ」




「豚子さん、蚊ってアルコールの匂いが大好きらしですよ」



自称〜ポッチャリの事務員






「やっぱ、キャンプやめ〜た」








「そ、そんな・・」




















泣き崩れる 私と同じ バツイチ ポンコツ ジジィ








「キャンプは死ぬまでやらんから、オッサンは死ぬまで一人で行けや」





事務の、自称〜ポッチャリの女子も大笑い



まぁ、そんな会話で終わったのだが、みん友さんのブログを読み返しながら、サロンの待ち時間に一人で考えてみたので








「彼のオートバイ彼女島」



聖地巡礼 の旅は 心の準備と用意が出来んので


確率 0・5%


ここは、退職して、予定せずに行きたいですね













「北海道」




ここも、心の準備と用意が出来とらんしね〜



秋にゴールデンカムイの、先行劇場版が上映されるし


TVシリーズが、来年のお正月からだから


ゴールデンカムイを観てからの方が、絶対的に楽しいので

 

















来年以降〜に決定


確率 0%























「宮ヶ瀬〜道志川ルート」




相模湖 津久井湖 宮ヶ瀬ダム

最終的には山中湖まで続く























神奈川県とは思えない、空気と景色ある、道志川 に沿って走る 413号は メッチャ大好き



ここは、豚猫や他のチームで ツーリングで良く行く場所なので、わざわざ盆休みに ボッチはないかなだけど




確率 0% か

90% のどっちか























「静岡 ゆるキャン△巡り」




古いみん友さんなら、御存知でしょうが、これ、バイク リターンする前から狙ってました
























ジャンボ皮 も食べたいし、ギリ心と旅の準備をせずに行ける距離
















無断で 誰かのブログからパクリました 笑笑










松本清張の「天城越え」大好きやし


ゆるキャン△との W聖地なんやけど


ただ、今年の体温より高い クソ暑さでは


普通の夏なら決定なんやけど


この クソ猛暑で 女優のように南下するのは・・・



確率 39%





































「会津磐梯山」







そう、必ず 雑誌の 好きな ツーリング ロード


ベスト3に入る 磐梯スカイランです



































猪苗代湖もあるし、10代の頃から訪れている、大好きな場所



新撰組派の私としては、会津藩ってだけで、トキメモです





京都〜会津〜蝦夷




土方歳三が 蝦夷地を統一していたら、北方領土は無論、確実に、樺太ロシアの歴史が変わっていたぜよおおぉ〜!



静岡 巡り より涼しいし、海は見飽きとるしね



確率 70%































永遠の0 の 岡田君もええけど 


こっちも 萌えるほど 大好きです




















「恐山」



どうせ、会津磐梯山を越え、裏磐でバリ伝するなら、更に北へ



恐山〜行きたいわ〜

でも、ボッチは怖いわ〜

Aちゃんと行きたいわ〜



恐山オフ なんてあったら、絶対に参加するし!笑


つーか、心霊スポットサークル、誰か作ってくれないかな〜






「男の中の漢 でてこいやあああ」


恐山 は、二人の方が絶対に楽しそうなので


確率 60%
















妄想だけは、一丁前に計画すんのやけど




また、今年の夏も


ビーチボーイズとサマーウォーズ 観ながら


冷房ガンガンで 呑んだくれて 終わるんやろ〜な




 











では また







































Posted at 2025/07/26 15:10:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 秘密の豚子ちゃん | 日記
2025年07月24日 イイね!

バイク女子と出逢いたいいいい!

バイク女子と出逢いたいいいい!




















結論、SNSが最強だと感じた お話し





AM 4:30 

完全に寝坊で起床





AM 5:30 

やっと支度を終えると、既に夏の日差しに、


職場の走り屋のオッサンに教えてもらった


房総ニュルへ、いざ!出発〜




取り敢えず、休憩の為


君津 SA の駐輪スペースに入ると


既に 2台の SS が


野郎は ジスペケ 600


女子のバイクは興味ないので、良く見なかったけど、ニンジャ 400 の二気筒っぽかったかな





私が 二台の真ん中に、嫌味たっぷり停めると、側のベンチで仲良く談笑してる二人が ガン見してきたので





反射的に睨みかえすと、目を逸らした





















「ちっ、この糞熱いのに、クソ カップルがっ」



心の中で、夏とカップルの 悪口が止まらない



意地悪バーさん



サイドバックから、コーヒーと煙草を取りながら、さりげなく、二台のナンバーをチェック




野郎のジスペケは湘南





「湘南だぁ〜テメーラ上等だよ」


















武丸先輩になるのを 必死で我慢し






女子のナンバーチェック



「千葉・・」


まさか・・・


ナンパ?軟派?




喫煙所に行き、悶々としながら観察し


二人の出逢いをプロファイリングする


元警視庁、捜査一課 ⓲ 禁 特殊強行犯係 






いや・・・



ナンパではない

ツーリング デートや



BUT〜!湘南と房総


まるで接点がない


水と油 



ガチのサーファー以外で 湘南から千葉に来る奴は おらん






出逢い系?



違う、SNS やぁ〜!




千葉の彼女がヘタレやから



湘南から、わざわざ来よったんや〜



「めっちゃ 楽しそうやん」





プロファイリングに夢中になり


右手の煙草を吸い終えてないのに


左手でタバコを咥え、火を点けると



「まだ、そっち点火してますよ」笑笑



「えっ(; ̄O ̄)」



禿げた 半ズボンのオッサンに注意され




「あっ、すいません」



「私も、設計事務所に勤めてたとき、気付くと 両手で 2本持って吸ってましたよ」



笑笑




さすが、戦後の日本を支えた 団塊世代





話し方が上手い





「ですよね〜」




その禿げた、半ズボンのオッサンは、笑いながら、しつこくもなく、ゴルフスイング




既に枯れ果てとるのか


燃えろイイ女 を前にして、余裕の対応



こう見えても


私は知らない人に 話しかけられるの 好きなんです



無神経に話かけられると、バッサリ ぶった斬るけど


(;゚;ж;゚;)〜ブッ








監視中のマル対に戻る




マル対の、千葉ナンの女子は


私と同じくらいの身長で


脚も長く スタイルも良き



ウェアーもブーツもバッチリだが


豚猫女子達のような 着込んでるオーラや


バイクにも 走り込んでるオーラがない



39 かな〜40 超えとるかも


熟年の木内みどり、な感じで、バイク女子デビューしましたっ!


って感じだが



実年齢よりも、可愛いい〜


推定 Cカップ




ん〜あの素材なら、SNSでモテまくりやろ





肝心のジスペケは

右曲がり

仮性と推測



いかにも、走り屋ってコーディで




「何処のサーキット行くんですか?」



つい、声掛けしたくなるほど



キメキメなんだけど、頭が薄い、絶対に40は超えとる、ゴリラな老け顔



私なら、その走り屋ファッションで NG なんだけど



熟年間近の 木内みどりちゃんは、楽しそうに喋ってる



本人が楽しければ、良きなので、プロファイリングしてると、羨ましくなってくる




ちなみに、私は 自分の人生に あれこれ 言われるのが 大嫌いなので




他人の生き方 恋愛 には 干渉も コメントも 一切しない






ん〜湘南のジスペケ君 上手くやったな、おめでとう〜



君は、木内みどりちゃんのインスタに、嫌われないようにコメントし




今日という、ツーリングデートに至るまで、イスカンダルのような 長い長い 道のりだっだろ





この歳になれば、見た目は二の次である



互いに 笑い合えるのと


持病がないのと


下半身の相性が、一番のポイントかなと




・・・(*´艸`)












バイクに限らず、車でも


何故?


バイク好き、車好きの男性は、同じ趣味の女子を欲しがるのだろ〜




話が 弾むのは分かるが


特にバイク


トコトコ 女子と走って楽しいんかな〜?




これ、心理学的には


バイクや車の 運転技術 知識などで、マウントを取り、ライオンの様な勇敢な強い男になりた〜い!


コンプレックスなのである


大人になって、マウント取ってくる奴って、思春期の頃、虐められてた奴が殆どなのよね




とは、ゆーても



こーいったシチュエーションでは、私もボッチツーリングだと羨ましく感じるが







ガチで付き合うとなるとな〜


やはり、一人の時間が欲しいし



免許なんて、無くても


走り屋じゃ、無くても


GUCCI や HERMES は自分で買うので



プラモの、戦車 バイクのジオラマを作ってくれる彼氏の方が、遥かに嬉しい〜し 欲しい〜


























買うだけ買って

一度も作った事ない

豚子です

ジャケ買いではなく、箱買いですね








私的には

研二君やグン

江口君みたいに


「女は引っ込んでろ!」

的な


颯爽と、私を ブチ抜いて去って行く ライダーの方が 恋に堕ちてしまうのだが






そんな 乙女な BBA だから

バツイチで 一人なんやけどね




さて、肝心の、職場の走り屋おじさんに教えてもらった、房総ニュル




走り屋は多いし、車も殆ど走っとらんかったけど




「ん〜次は無いかな」




アップダウンが無く、逆バンクが一個もないんよね





やはり、東京より東の最強は



筑波山やな〜


フルーツラインなんか、殆ど 逆バンクのヘアピンやもんね〜




富士急 や USJ のジェットコースター大好きな私としては、度胸試しで、バイクで、いっぺん走ってみたいわ〜



風返しとか、一度は走らんとね〜



ドリフト軍団さえ、いなきゃ


夜中に行くんやけどな〜


あと、宮ヶ瀬で玉子パン食べたり


河口湖 桃の cafe とかね






みんカラ や モトクルに限らず


女のツボは、車やバイクじゃないのよ〜ん



そうね、しいてゆえば



海沿いのカーステではサザンより、山下達郎を流してくれる、素敵なダンディーね









って







「男の中の漢 出てこいやっあぁ〜」

























では、また 























































Posted at 2025/07/24 19:38:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 秘密の豚子ちゃん | 日記

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「@ブリカンRVF さん、高価なのに直ぐぶっ壊れる、超音波より「あずきの力」で充分」
何シテル?   08/12 13:39
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