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イイね!
2023年11月28日

バラッドをお前に・9

バラッドをお前に・9





























皆さん、わんばんこ!


月末だろうが、年度末だろうが


月に一週間は、出社しても待機になるので


書類や報告書を作成してるフリをして、ブログ書いてる豚子です





一気に書いたので、長いです


(m´・ω・`)m ごめんね・・









では、バラッドをお前に・・・





豚子は六時間目をバックレて、スカジャンにデニムに着替え、朝校近くにある川猫パーキングにインパルスを走らせた



場所は姉の豚美から聞いてあるし、バイト先から近く、族車が数台停めてあったので直ぐに分かった





ブン!ブォーン♫







川猫パーキングでは、顔見知りの、黒猫のカネゴンとガメラが、単車を弄っていて



インパルスを公園に乗り付けると、二人は単車を弄るのをやめて、鋭い視線で豚子にガン飛ばす




「おう、勝手に停めるてんじゃねーよ、ここが何処だか分かってんのか、クソガキ!」



案の定〜カネゴンが怒鳴りながら、近寄って来た



「うい~す」


ヘルメットを脱ぎ、豚子が挨拶すると



「じぇじぇじぇ!」と、カネゴン



「豚子ちゃん!」ガメラが驚く



「なな、なんでここに?」


カネゴンとガメラは、ビビリながら豚子に尋ねた




「誰が、クソガキやねん!」



豚子がカネゴンに唸り飛ばすと




「いや、豚子ちゃん背が高いから・・・」


カネゴンは、必死で言い訳



「髪の毛で分かるやろうがっ!」




「ごめん、ところで今日は何?」


「アンソンらは?」



豚子はホークⅡを見てたずねると



「そろそろ来るけど」



キーン、コーン、カーンコーン ♪



ガメラが言うと、朝校から下校の鐘がなった


カネゴンとガメラの二人と、世間話しながらタバコを吸っていると



(-。-)y-゜゜゜







予定通り、アンソン、ゼットン、キムコの三人がポケットに手を入れながら、よたって歩いて来て、豚子を見るなり





「じぇじぇじぇ!豚子」



アンソンは、さっきの二人と同じ反応をしたが、キムコとゼットンは真っ青な顔



「なんだよ、こんなとこまで?」


アンソンが豚子に尋ねた



「いや、いや、そっちが、ウチに相談あるんやろ」


豚子が偉そうに、アンソンに応えると




「昨日の事なら、もういいって」



「アンソン君、遠慮すなやー、ウチかて女なんやで~」



豚子は、わざとエロ声を出してみせ、胸を持ち上げてみせる



「どうなってんの?」


キムコが割って入ると



「こら、オドレにはキッチリ説明してもらおうやないか!」


豚子はキムコの襟首を掴み、柔道の技で締め上げた、



「うっ、ヤメテ・・・」



他の川猫メンバーは、豚子の変わりように、呆然と立ち尽くしていると





「いつも、こんな感じなのかな・・」


カネゴンが言うと



「みたいだな・・」



ガメラとゼットンが答える




「さっさと言わんかい!」



豚子が更に、奥襟でキムコを締め上げる




「うっうっ、苦しい〜」



キムコの口から、タラっ~と涎が出てくると





「もう、止めろって、ユンソナの事だろ、俺から話すって」



アンソンが割って入ると、豚子は奥襟を解き、キムコを解放した




ゲッホ、ゲッホ、と涙目で咳きこむキムコ




「まぁ、皆んなには、言わなきゃと思ってたからよ」





アンソンはタバコを取りだし、昨日、ナムルとファミレスで、剣走の極悪双子兄弟の健康兄弟をボコボコにした事を話した。




勿論、康二が言った、ユンソナの事は隠してだが




「健康兄弟だろ、それって、かなりヤバくない?」



アンソンが話し終えると、豚子を除く、全員が口にした




「ラッシャー君が来たら、ちゃんと報告するって」



「家で寝てんじゃね?」


カネゴンが、ニコイチ部落の方を見て言うと



「いや、朝会って、歩いて一緒に行ったから、そろそろ来るって」


ゼットンが答えると












ブオォー!


一台の、Z GPが、川猫パーキングに勢い良く、入って来た


タンクには、横浜剣走のステッカー



「おい!単車で入って来んじゃねーよ」



ゼットンが怒鳴りながら、ZGPの運転手に掴みかかると




「違うんだよ!ユンソナが拉致られた」


同じ朝校の、ナムルのダチのクッパだった



「どいう意味だよっ!」


アンソンの顔が変わり、クッパを問い詰める



「今、無理矢理、車に乗っけられるの見たんだよ」



「何処の者だよ」


「剣汝だよ」



「何で身内に拉致られんだよ?」


ゼットンも興奮して怒鳴る



「分からないよ!ナムル君も朝から来てないんだよ」


クッパは泣き顔で訴える



「双子の健康兄弟の件やろ」


豚子が言うと、皆んな一切に顔を見合わせた




「・・・・」



「健康兄弟って!なんだよ、お前ら何かしたのかよ!」



クッパがアンソンに詰め寄ると



「くっそがっ!」

アンソンはシカトして怒鳴った



「間違いなく、昨日の喧嘩だな・・」

ゼットンが言うと





「だから!何だつーうんだよ、昨日の喧嘩って?」


クッパがアンソンの胸ぐらを掴んだ





「そんなんより、拉致られた、彼女はどうすんのや?」



「助けるに決まってんだろ!おい、場所分かるよな」


アンソンはクッパに掴まれたまま凄む



「そんなの、俺からは言えるワケねーだろ!」



「バカかお前は!ナムルも今日は来てねーんだろ!」




「あっ・・・」



「コラっ!、逆にオドレから拉致して、多摩川に沈めたろか」


豚子が、クッパの手首を掴みおもいっきり、合気道の参教の技をかけた



「ぎゃーっ!痛って~」



クッパは悲鳴をあげた



「オドレが、その剣汝の溜まり場まで、案内せんかい!」


豚子は、さらに手首をテコの角度にして、一瞬で足払いで倒した




「うぉー折れるっつっつ」


のたうちまわり、泣き叫ぶクッパ





「頼む、遠くから案内だけでいい、お前の事は、絶対にチクらない」




手首を極められたまま、足払いで倒されたクッパに、アンソンがしゃがんで、泣き叫ぶクッパに懇願すると





「分かった、案内するし、助けるなら早く追いかけないと」



クッパが答えると



「せやな、早よー追いかけんと」


豚子はクッパの手首を離した



クッパの手首は、既に内出血していて


アンソンとキムコは、去年のステッカー事件を思い出し


改めて、豚子は強いと思い直した










ブン!ブボボボー


黒猫メンバー五人と豚子は、単車に飛び乗りエンジンをかけた







「多いと目立つから、ニケツで行くぞ!」



アンソンが叫び、ゼットンがホークⅡのケツ


カネゴンの下品なケッチのケツにガメラ


豚子のインパルスのケツにキムコの組み合わせが出来ると






「東神奈川のアパートだから、着いて来て!」


クッパが叫ぶ




「部屋だけ教えたら、オマエはバックレろ!」



アンソンがクッパに叫ぶ




「分かった、サンキュー」




「さっさと、行かんかい!」



豚子が怒鳴ると、クッパを先頭に、皆が勢いよく走りだした












・・・L 剣汝・・・






横浜~いや、神奈川県の不良少女が憧れる


湘南大抗争の時代からある、伝統のチームである


おそらく、日本で最初のレディースだろう


母体は剣走だが、剣汝の名前だけでも


普通の、ビーバップなツッパリ高校生はビビって逃げていく





ユンソナは帰りに待ち伏せされた感じで、その剣汝の先輩二人が乗るミラXXに乗せられた



この二人に呼び出された自体で、行き先は自分でも分かった、剣汝の頭、ゆかり先輩のアパートだ



アパートに着くと、ゆかり先輩と男が二人いて、ユンソナは六畳の部屋に正座させられた







「おい、昨日、健康兄弟が、朝校にボコられたの知ってるか?」





剣汝の頭、ゆかりが、シングルベットが置いてある、アパートの六畳間に正座しているユンソナに言った




「いえ、そうなんですか?」



「とぼけんじゃねーよ!」


後ろから、おもいっきり背中を蹴られた


「ガハッ」


いきなり、蹴られ呼吸が止まった




「なんかよ、オマエが原因らしいんだわ」



ゆかりが凄んで言う



「私、何も知らないですけど・・」




「オメーが知らなくても、ボコられた健康兄弟が言ってんだよ」



ゆかりは、ユンソナの髪を掴み、顔面にチョーパン



「ブッホ」




「つーか、先輩、私にこんな事していいんですか、哀川君にいいますよ」



ユンソナは、涙と鼻血が入った口で抵抗した




「バーカ、哀川君はテメーの事なんて、ハナから女だなんて思ってねーんだよ」



更に横から、ミラXXの先輩に蹴られた




「うっ~」


蹴られた脇腹を抑えてると



「オマエの事、拉致れって命令したのも哀川君だしな」



「オラッ!」



更にけり



「そんな・・・」


ユンソナは心の中で悲鳴をあげた






「健康兄弟はよ、俺の後輩なんだわ、だからボコった朝校の奴、教えてくれよ」



隣の部屋で黙って見ていた、パンチパーマの男が、やっと口を開いた






「本当に知らないんです」


ユンソナは泣きながら答えた




「じぁよ、ナムルってウチ奴は知ってるよな」




「はい・・・」



「健康兄弟がいうにはよ、どうやら、もう一人は黒猫らしいんだよ」



「・・・・」




ユンソナは、アンソンだと直感で分かった、健康兄弟にも自分でも身に覚えがある


多分、それが原因・・・・





「私、学校では友達いないんで」





「舐めてんじゃねーぞ!」


一切に、レディースの二人から身体中を蹴られた



「おい、怪我してもあれだから、もう止めろ」



ゆかりが、二人を止めた



ユンソナが、二人の蹴りが収まって、疼くまったままでいると






「もうアレだ、やっちやっていいよ」



ゆかりが、二人の男にいうと


ミラXXの二人に、仰向けに抑えつけられ




「そうだな、女殴っても面白くねーしな」


パンチパーマが言い




「案外、可愛いしな~」

茶髪のオールバックが笑った




「ふざけんなっ!」


ユンソナが、ボコられた身体で泣きながら叫び抵抗すると




「ジタバタすんじゃねーよ!」



ゆかりに、腹をおもっきり踏みつけられ、


パンチパーマに下着を剥ぎとられると



「おらっ!」



「ぎゃっー」



さらに、ゆかりに、上から腹部を蹴られ、痛さで悲鳴をあげ、朦朧となると











カチャカチャとベルトを外す音だけが、聞こえ


電気のような、激痛がカラダにはしった















・・・ウルトラ作戦・・・・










東神奈川の駅を過ぎ、山側に曲がり、少し走ると、クッパはZGPを止めた



「あの角を曲がると、アパートがあるから」



「何で知ってんの?」


キムコがきくと




「知ってる女が剣汝なんだよ」




「どの部屋や?」





「二階の右手の角、ドアにステッカー貼ってあるから、一目で分かるよ」




「サンキュー悪かったな」


アンソンがクッパに言う




「よっしゃ、行ったろうか」



豚子が先頭で歩きだすと、黒猫のアンソン、キムコ、ゼットン、カネゴン、ガメラが続いた



角を曲がると、アパートの前に、ミラXX 丸目ジャパンの前期 赤いKHが停めてあり、直ぐに分かった




「野郎も来てる、ぽっいね」




丸目ジャパンを見て、キムコがいうと




「ウルトラ作戦でいくで~」


豚子が言うと




「なにそれ?」カネゴン




「3分で終わらせたるわ」



「了解す!」と、キムコが答えた




豚子を先頭に、五人が階段を登り角の部屋に行くと



クッパの言う通り、ドアに剣走と剣汝のステッカーが貼ってあり、猿でも分かった






「ぶっ殺してやる!」


アンソンが興奮していうと


豚子は唇に人差し指をたて




「宅急便って言えや」



豚子はチャイムを指して、小声でアンソンに呟いた




ピンポーン、ピンポーン ♪


アンソンが連打で鳴らした





「誰だよ!うるせーな」



中から女の声がして



「すみませーん、宅急便です」




アンソンが言うと、ドアの鍵が中から外され、髪が真っ赤なアフロヘアの女が出て来た瞬間、



豚子がドアを勢いよく引き、女が外に倒れるようになり、




「突っ込めや!」





豚子の合図で、五人が部屋に雪崩れ込んだ


アフロ女を足払いで倒すと、鉄柵に顔をうったので、膝裏に思いっきり蹴りを入れ


更に鉄柵に顔面を打ち付け、豚子も部屋に突っ込んだ





「テメーら!」


ユンソナに覆い被さってるパンチパーマに、アンソンは後頭部に喧嘩キック



呆気に取られてる、もう一人の男をゼットンが殴り倒すと、キムコ達が一切に蹴りまくった



「おらっ!」



「死ねやー!」




黒猫の五人の怒声が、せまいアパートに響く




ミラXXのもう一人の女は、豚子が速攻で、入身投げで壁に叩きつけ、後ろから手をかけて更に後頭部から、床に落とし、踵で顔面を踏み抜く




アンソンは狂ったように、ユンソナの上に乗っていた男を、椅子が壊れるまで殴り続けた




「もう、止めろ!」

ゼットンとキムコがアンソンを止める



「テメーら!黒猫だな」


ベッドに座って呆然としていた、ゆかりが立ち上がり叫んだ




「それが、どうした?」



アンソンが、ゆかりを睨みつけながら返すと



「こんなカチ込みして、戦争だぞ!剣走と浜連が黙っちゃいねーからな、このクソガキ共があぁ!」



ゆかりが、叫ぶと




「何が剣走や、腐った看板ぶら下げて、誰に喧嘩売ってんのじゃ、ボケ!」




「テメーはまさか?浜川崎の・・・」




「人違いやろ~」




豚子は握手でも、するように、ゆかりに歩み寄ると

すっと手首を掴み、関節を極めて、一瞬で反転して顔面から壁に叩きつけた



「ガハッ」


ゆかりの首が上に上がり、鼻血が噴き出る




「これからやで」


手首を極めたまま、更に反転して、隣の壁に



「ドカッ」


「ガッハ」白い壁紙が赤く染まる



「まだ、まだ、イケるなー」



更に反転して、タンスの角に




ドカッ!



「もももう、や,やヤメテ・・・」



鼻と前歯が折れ、額がパックリ割れ、顔面血塗れのユカリが懇願したが



「まだ、喋れるやないか」


手首を極めたまま背中に膝蹴りして、更に反転して、柱に



ドカッ!

ボッキー!!!




骨の折れる音が響き、ゆかりの手首は完全に折れてブラブラになり、




鼻が潰れて、前歯をなくし、額を割り、顔面を真っ赤に染めた、ゆかりは、既に一人では立っていられる状態ではなかった






「ぎっちょでカッコ悪いさかい、こっちの手首も、折っといたるわ」



しゃがみ込んでいる、ゆかりの胸に膝蹴りした後に、豚子が手首を持ち変えると、




「もう、やめなって!」




キムコが後ろから、羽谷締めにして、ゼットンが豚子とゆかりの間に入り、やっと豚子は止まった



アンソンは、ユンソナの横にしゃがみ込み








「ごめん、俺のせいだ・・・」




声を震わせながら、謝ったが








ユンソナは、人形のように仰向けで横たわっているだけで



目から涙だけが、雫のように流れていた












・・・豚子の部屋・・・











インパルスはキムコ一人で乗らして、ユンソナを何とか連れ出しタクシーに乗せ、豚子は、こっそり自分の部屋までユンソナを連れ込んだ





「ほら、狭いけど、今日はウチに泊まり」



人形のように、無表情でふらふらのユンソナをベットに寝かし


豚子は床に座り、煙草に火を点けた



ユンソナは、豚子と黒猫軍団が、剣汝のアパートにカチ込んでから、一言も喋っていなかった




豚子も、無理に話しかけず黙って、タバコの煙を眺めていたが




ユンソナが眠る様子もなく、ただ天井を見ているので






「ウチもな、大阪におった頃、友達いなかったんよ」




ユンソナは、豚子を無視して天井を見続けてる




「最初はいたんやけどな、その子、黙って転校してしもうてな



大阪での中学時代、ウチはずっと一人やった




意地になって、一人でおったけど、結局、オバーが死んだ時に、



オジーに説得され、オジーと二人で、こっちに中三の3学期に来たんや」








ユンソナは起きているけど、一切返事をしない、それでも、豚子は構わず喋り続けた





「転校先では、豊子と同中やったんけどな、高校で一緒になって仲良くなったんや」





豚子が豊子の名前を出すと



ユンソナはベットの上から、初めて、豚子の顔を見た






「豊子の事、知っとるやろ?」




豚子がユンソナに聞くと、ユンソナは無視して、また天井に視線を戻した




「ウチは金土日だけやけど、豊子とキムコと同じ店でバイトしてんねん」






「知ってる・・・」



ユンソナが初めて口を開いた





「意地になって、大阪におったけど、こっちに来てホンマ良かったわ、豊子も黒猫軍団もメッチャオモロイ奴等なんやで、分かるやろ」




豚子もユンソナを無視して、喋り続けると






「何で、土手の皆んなと仲良くなれたの?」




ユンソナが天井を眺めながら呟いた





「大阪の時のままじゃ、アカン思うてな、世の中や、友達つーか、自分の周りにいる人や、環境を変えようとするんじゃなくて





(自分自身を、少しだけ変えてみたんや)





「・・・・」





「まっ、今のは、こっちに来てオトンに張り倒された時に、言われたセリフなんやけどね」






「・・・・」






「それにな、豊子は私より強いねん、そう思うたから、直ぐに仲良く出来たんやと思うわ」





「強い?」




「喧嘩とかじゃなくてな、心みたいな、うーん、上手く言えんけど、ハートや」





豚子が言い終わると





ユンソナは、壁に下がってる、白の特攻服を見て





「豚子ちゃんの、オネーさんが有名な女支部長なの?」




ユンソナがまた、喋った





「有名がどうかは、知らんけど、ウチより喧嘩は強いでー頭は悪いけんどな」



豚子が笑いながらいうと





「豚子ちゃんも、充分強いって」



そう、呟いてから、ユンソナは、寝返りをうち豚子に背を向けた






「久々に暴れたら疲れたわ、ウチも寝よー」



豚子は、無理矢理ベットに上がり、ユンソナの隣に横たわると



ユンソナは、少し身体をずらして豚子のスペースを作ったので、豚子が後ろから手を握ってあげると






「豚子ちゃん・・」




「ん、なんや?」




「ありがとう・・・」




ユンソナは、小さな泣き声で呟き、豚子の手を握り返した


























































次の日の夜、水曜だというのに、京浜地区の横浜連合の全チームと



剣走の全支部が産業道路にある、アンソンがバイトするスタンドを目指し



大師橋を渡り、都内に入って環八を北上して



二子橋を渡って横浜市内に戻った





このルートは、完全に川猫に宣戦布告する意味だと



多摩川沿いの不良は、誰もが確信し



秋が終わり、木枯らしが吹いたというのに、爆音で眠れない夜だった

















まだまだ、続きま~す!

🙇🙇🙇🙇








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Posted at 2023/11/28 21:37:05

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