5月 6日 GW 最終日
朝イチで起きて、歩いても行けるが
借りパク工具箱 と ラチェットを車に積んで
オバサン宅へ
先ずは、試しに捩じ込んだ
アンカーボルトを外し
クランプをハンドルに
アンビリーバボー
素晴らしい
止めてもいないのに
ジャストフィット!
ボディーフィット!
2日目の夜も安心
違うかっ〜笑
(;゚;ж;゚;)~ブッ
風防を仮置きしてみると、クランクがピッタリのせいか、前回とは打って変わり、ステーの短さも感じない
「よっしゃ、いけるで〜!」
確認作業が終わり、いよいよ、変形のアンカーボルトをクランプに捩じ込むわけだが
クランプは小さいし、腕は昨夜の作業で疲れまくってるので、オバサンちに上がりテーブルに万力をセットして、グリグリしてると
「あらっ、早いのね」
「オバサン今日は、イケルで〜」
私がグリグリしながら、挨拶変わりに答えると
「やっぱり兄貴に似てるわね〜」
「オトンの事?」
「そう、いつも 私が学校から帰ると、家の工場でバイクの部品作って、あーでもない、こーでもないって叫んでた」
「コッチのオジーはどないな人やったの?」
丁度、一個目を終えたので、オバサンに訊ねる
「大阪のお父さんと違って、凄い無口よ」
「そうなんや」
「いきなり、ブン殴るから余計に怖かったかな」
「じぇじぇじぇ!オバサンにも?」
「そうよ、少しでも口答えすると、安全靴で蹴ったり」
「マジかや〜」
「恐いでしょ〜」笑笑
「オトンも黙った時が、危なかったで〜オカンもそないな時はビビってた」
「兄貴も、オネーさんには、勝てないでしょ」
オバサンは、懐かしそうな目で笑い
「完成したら、教えてね」
「エエよ、待っといて」
カーポートに戻り
ぶっとくて硬いクラッチワイヤーがある左側から
メーターに当たらないように 余り高くすると
布タレが下で結べなくなるし
クラッチワイヤーを押すのも頂けない
次は右だが
どっちをとれば、どっちって奴で上手くゆかない
西へ向かえば御徒町
東へ向かえば上野
そんな塩梅だが
クランプがしっかりしてるので、前回より時間はかからなかった
「おおぉぉ〜!」
最後に布タレを下で止めて 完成
beautiful!
美しい〜
感無量で一服してると
「以前のより、頑丈そうね」
オバサンがやって来て、アンカーボルトのステーを見て褒める
「せやろーサクッと試乗してくるわ」
「気を付けてね〜」
オバサンに見送られ、取り敢えず、高速に乗る前に自分のアパートの前や近所を走るが、60キロも出すとかなり
ガタガタ揺れる
「アカン、やっぱり駄目や」
ステーがメーターに当たるのを嫌い 少し布タレを折って、間にカマシたのが原因だった
カーポートに戻り、クランプの角度を少し上に
メーター回りのメッキ以外は あたってもしゃーない
覚悟を決め
セットし直し、布タレを下に思いっきり引っ張り、タイラップでぎっちり結び、全て増し締め
試しに手で揺らすが、さっきとはまるで違う頑丈さ
「これならイケんねん!」
バイクに跨り、速攻で高速へ
羽田と成田か迷うとこだが
千葉北からは、制限速度は 120 までOKなので 迷わず成田方面へ
大丈夫!全然揺れない
ブオォー♪ブオォー♪
千葉北から 120 まで加速する
全く余裕〜
120までなら、以前のイタリア製のより、全然風が当たらなし乱気流も起きない、140 まで出してみると
リーゼント角度の方が、真っ直ぐ付けるより
風を切り裂いてるのが 感じられる
東関道は高架の為、田舎の風景が広がると、かなりの強風で揺れるが、恐怖感はない
取り敢えず、空港では降りずに、成田インターで降り、成田空港に入り、第二ターミナルの出発口から再び上る
ターミナル間に高速があり、全て一方通行の羽田より、成田のほうが分かり易くて簡単だ
羽田空港で迷うなら分かるが、成田空港でウロウロしている車を見ると、電車かバスで来い!と つい叫びたくなる
問題なし
酒々井 SAで勝利の一服
間違いない、特攻 リーゼント角度に付けた方が、真っ直ぐ縦に受けるより、逆に大気を切り裂いてん
Air おフランスの高速ジェット
コンコルドと同じ原理や
とにかく、120 の巡行が快適に激変した
都内なら 強風はないから余裕や
風防をチェックし終わると、隣りには
XSR の900と VTR250
「ちっ」
どう見ても、カップルやん!
悪態をつくと
ヘルメット片手に、今流行りの、足が細く長く見える、スキニーのバイクデニムを履き、永野芽郁ちゃんばりに、黒で統一し完璧に決めた、バイク女子が歩いて来た
「XSR やったら、ブッチ斬ったるわ」
若さを恨み 心で呪う
嫉妬に狂う ババァ
彼女も
族車と豚猫スイングトップの私に気付くが
バイク女子は、ウチのバイクにも目も合わさないで後ろ向きで、手袋とヘルメットを被りだす
「ん?VTR の方か」
私の勘違いのようで
私の右隣の 期待してた
XSR の彼氏は 来ない
どうやら
彼女はソロツーらしい
私は跨りながら、65 をバックさせる
跨りながら バック出来るのが、私の足付き性の基準である
トコトコ バックして
真後ろに立ち、二台をチェック
XSR は品川
彼女の VTR は宮城
「な〜んや、可愛い子やない」
ファッションセンスは 永野芽郁ちゃんのパクリだが、顔も可愛くてビックリ
私は話かけようと、跨りバックをやめ
彼女の後ろ横でガン見するが
彼女は下を向き、ガン無視
完全に チバラギに生息しとる
旧車會のババァと思われてんねん
可愛いそうに、GWに 遥々 宮城から
ここまで来るまでに
さぞかし怖い目におうたんやろ〜
心では心配するが
何故か、私の右手は吹かしまくり
ブォン!ブォン!
まっ、今日は試乗やし
今度 おうたら 声かけよ〜
私は勢いよく、発進した
散々、気にしてた
族ヘルの風切り音も、気にならなくなり
風防によって見た目も効果も、絶大に
また、自分のバイクに惚れなおすと
アクセルを捻った
100% 完成するまで、もう少し続きま~す
ブログ一覧 |
女の無駄話 | 日記
Posted at
2025/05/11 09:06:10