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イイね!
2025年05月13日

族車最速計画 5

族車最速計画 5




















ディズニーランドと江戸川を越え都内に


一日中〜GW 渋滞してる、お台場を通過


山手トンネルも

羽田空港も越えて

多摩川を超え




姉や綾野に自慢するために、慣れしたしんだ、



いつもの横羽線のランプで


降りるつもりだったが




だったが!




この湾岸線からの延長

横浜ベイブリッジ〜成田空港の先の先

潮来インターまで一直線の東関道

田んぼの上に作られてるので

横風が凄いのである


ど田舎を過ぎて、幕張まで進むと、今度は湾岸線になり海沿いになり、終わる事無く、海風に煽らる




このリーゼント角度にした風防

真正面からは 効果的面だが


横からに弱い


コレは来る時にも 突風に襲われ 気が付いた


それと、純正の細い 今風のLEDなウインカーだと



イマイチ似合わない

いや、全くに合わない!




「先ずはウインカーや!」



ヘルメットの中で叫び


予定は未定~行先変更




実家で頼んでも良いが、近所に Kawasaki プラザがあるのよね〜ん




しかも、この状態で、姉達に自慢しても、ウインカーがダセ〜と言われるのは、目に見えている




オバサンちんに帰るように、いつものインターで降り



Kawasaki プラザへ



ブォン!ブォン!


GW 最終日なので、結構な数が停まっているが、外から見た店内は二人ほど



リーゼント風防を駐輪場に停め、1速のままサイドスタンドを出すと、エンジンが切れる



今のバイクになってから、私は 必ずこのやり方でエンジンを切り、停めるようにしている




意外と停めてみると、斜めだったり、緩い坂になってる場合があり、降りた後に勝手にバイクが進み、大型バイクだと転倒アリアリ





「豚子さん、そのバイク!」



名前はアッキー

唯一の 女子店員が走り寄って来た




「エエでしょ!」



「マジすか・・・」

























「人類初やで〜」






「どっから見ても 族車だし」




















「ウインカーとミラー頼みに来たんやけど」



「それなら、中へどうぞどうぞ〜」



今日は客と分かり、アッキーは掌を返して案内


セルフのコーヒーメーカーだが、アッキーが入れてくれ、案内された席に着くと

隣では、オジサンが Z900RS の商談中



「ウインカーって ZⅡタイプですよね!」




「そうなんよ、やっぱり買う事にするわ」



「ヨーロピアンも出てますけど」




「そうなん、何処から?」



「900 のが付くので、よりどりみどりです」




「お薦めは?」


「PMC ですかね、今なら LEDバルブ付きです」



「ホンマに!」



「本気と書いてマジです」


このアッキー、ブス可愛だが、営業だけあって会話が実に上手い





「今時のヨーロピアンって、昔みたいに、えらい小さいの?」




「ん〜豚子さん世代の 当時物は分からないですが、今、納車整備入ってるのに付いてるから、見てみます?」



「エエねっ、みよっ!」


彼女に案内されて、整備済みのバイクが並んである場所に行くと



納車前の、火の玉オレンジの900を見た瞬間に



「なんやコレ!」


私は驚いてしまった


なんと、ハンドルが絞りに変えられてる



「ええの?これ!ミスティやん!」



「今、ミスティと PMC がコラボして Kawasaki プラザで買えるんです」



「マジかや〜」



ミスティー

神奈川と東京なら、知らない不良は居ない、第三京浜に構える、日本初の族車ショップで老舗中の老舗


数々の テレビドラマに 族車やエキストラを提供している


店の看板は、お洒落だが、当時の不良なら 理解出来る看板



もう一方の、PMC は関西のメーカーで Z系のパーツなら、ZⅡから最新まで、なんでもこなす、こちらも老舗であり 淡路島の Zミーティングの主催者である




私のフェンダーレスやロングテールは PMC である





「ミスティの絞りハンやけど、車検はどないすんの?」



「構造変更は、必ずさせて貰います」



「なるほど〜販売店も ミスティ も PMC も儲かりまんな〜」



「そんな、大きな声で言わないでくださいよおぉ〜」



アッキーは大袈裟に手を振り



「現代のヨーロピアンはどうですか?」



彼女は 900RS に付いてる、ウインカーを指して訊ねるきたので、良く観察し





「中が LEDバルブなんやね」



「そうです、明るいというより、キレがありますね」



「見た目も、昔より 極端に小さくないんやん」



「ですね、65ならもう少し大きく見えると思いますし、風防にも合うと思いますよん」



彼女は営業スマイルで微笑む




「これ、いったるわ」



「ありがとう〜ございます!」



「ミラーはどんな感じで?」



「それがやね、前から目付けとんのがあんのよ」



「そうなんですか?」


「まっ、向こうで話しましょ」




私が喫煙スペースに誘うと、彼女は付いてきた


店内に戻るのも面倒なので


サドルバックから 持参してきた 缶コーヒーを出すと





「サイズ的にも上手く付けましたよね〜」


彼女は絶賛してくれる





「そうなんよ、汎用のバックステーやから 難儀したけど、このクラブバーを隠すのが 拘りよん」







「不良の拘り大事ですね」





実家とは違い、ここに来ると


何を言っても、褒めてくれるから


気分がイイ〜







そう、私は褒められて伸びる、チョロい女





「ミラーなんやけど、アレよ」


























私は、W230 の短いミラーを指しすと








「なるほど〜明らかに小さくてイイかもです!」






「純正やと、見やすいねんけど、長いし、幅もあるし、アルファードとか SUV の横スリ抜けんの恐いねん」




「確かに 900でも、ハンドルとセットでショートミラーに変える人多いです」



「あの、ちっこいミラー付くかな?」



「ちょっと、整備に聞いて在庫確認してきます!」


「OK〜」


待つこと10分





整備済みのバイクを眺め、目の保養してると


彼女は 顔見知りの整備士を連れてきた




Kawasaki プラザだけど 

名前は SUZUKI 君

30代で、イケメンの部類




「どうも豚子さん!」



「こんにちわ〜」


相変わらず、爽やかに挨拶してくる



「W23 のミラー付く?」



「付くと思いますよ、納車前で付けてないのあるんで試してみましょう〜」



「ホンマに!」



「ええ、今日の車両は、ほぼ終わりましたし」



「ありがとう〜」


「その前にですね〜いつも、言ってますよね」




彼は 私の反曲がった、8940のナンバーを元に戻す



「この前ツーリング行った時に、誰か曲げおったんよ」




都合の悪いことは、全て他人のせいにする、糞ババァ豚子




あははは、笑笑





彼は笑いながら、ピットに65を押して行き


私達は後に続いた




ビニール包まれた、真っ新なミラーを手早く広げ 付けてくれたので跨ってみる


「エエねっ!」


「イイ感じですね〜」


「このまま、持ち帰りで!」


「大丈夫だと思いますよ」



SUZUK I君は、良きなんだが





「それが、駄目なんですよおおぉ〜」


アッキーが 悲痛な声で叫ぶ





「なんでや?」

「なんで?」
























SUZUKI 君と私が アッキーに詰め寄る






「このミラーさっき確認したら、何故かバックオーダーになってるんです」




「そうなのっ?先月から発売なのに?」




「なんなん?」




「もしかしたら、豚子さんと同じ考えの人が多いのかもです」



「確かに、安いミラーって粗悪ですからね」



「社外ミラーやと、逆ネジとか アダプターもあるやろ」



「ヤマハは 全て 逆ネジの逆ネジですね」



「せやろ~表の裏は裏やないんよ」



「豚子さん、流石です」




「せっかく、このまんまパクったろ思うたんやけどなー」



私が笑いながらゆーと


慌てて SUZUKI 君は ミラーを外しにかかる




「せやったら、ウインカーと同時でエエわ」



「すみませーん」



アッキーが申し訳なさそうに、頭を下げたので




「ウインカーと同時でエエから入荷したら、LINEでおせーて」



「はい!」


「豚子さん、この風防は自分で付けたんですか?」



SUZUKI 君はミラーを元に戻しながら訊ねてきた





「難儀したで〜!」




「良く、クランプありましたね、豚猫オリジナルですか?」




「いやいや、自分で探して、ネジ穴コジ開けたんよ!」




「マジすかっ!」



「泣きそうになったで」



「W800の、お客様が 旭風防持ち込んで来たんですけど、クランプが合わなくて、会うの探して、持って来て下さいって、頼んだけど、それっきり来ないですよ」





「コレやコレ!」



私がスマホで、買い物履歴を見せると



「なるほど〜自転車用のクランプなんですね」




「電ドリは必要やで」



「了解す、安いから、ウチでも買っておきます」



「角度も完璧やろ〜」


私が自慢気にゆーと



「整備だと、ウチでは NGになっちゃいますけど」



「なんでや〜!あそこにも下品なのあるやん」






















ゼファーXの鬼ハンに、タンクにスワロスキーのラインストーンが散りばめられた、20代との旧車會と一目で分かる単車を指差すと




「あれも、メーカーの人が来たら アウトかギリなんですけど、豚子さんのは」



「なんなんっ!」



「風防の角度と、ステッカーが、リアル過ぎて」




「じぇじぇじぇ!そうなんっ?」




「湘南爆走族とか漫画のステッカーだったら、ギリセーフなんですけど〜」



「豚子さんのは、反社なんですか?」


アッキーは真顔で質問するが






「おだまり!」





















「ひっ〜」




「せやけど、YB 絞りハンは OK~なんやね?」



私は、さっきの火の玉オレンジの900を指してゆう





「構造変更させて貰えれば、持ち込みでも大丈夫です」




「時代やね〜」


私がしみじみ答えると




「集会絞りとか、コール用の酷いのは駄目ですけどね」





「そんなのまで、売ってるんですか?」




SUZUKI君が、先手をうち、私にゆーと、アッキーが驚くが彼はスルーして







「やっぱり、Kawasaki なんで、新車購入時にハンドル交換もオーダーする人が多くて」




「Kawasakiとゆーより、チバラキだからやろ〜」




「ガビーン!」



「ご実家でやられては?」


アッキーが叫ぶと
SUZUKI 君が 冷たい提案





「それも、ある意味、恐いねん」


笑笑笑笑



「それと、ですね、このクランプの間に、ナットとワッシャー カマシ方が良きですよ」


SUZUKI 君は、クランプの隙間に指を入れて解説


「そっか〜!コレやと、前にくっ付くまで閉めんといけんとおもーてたんよ」





「ですよね、間にカマシとけば、シールド側とタンク側、両方から、限界まで締めれて強度完璧になります」




「おおぉぉ〜!」


「素晴らしい〜」



私とアッキーが感動の拍手をすると




「豚子ちゃ〜ん、コレはアウトでしょ」



顔見知りの社長が、ピットに入ってきた



ここの社長、若い頃は、豚猫モータースの常連だったのである



今や、チバラギで、Kawasaki プラザと Harley-Davidson の二店舗を構える、勝ち組の社長






「いま、宣告されたわ」



「豊子ちゃんは元気?」


「ジスペケに乗り換えたで」



「マジで!何CCの?」



「水冷の750」



「相変わらずだな〜」


社長は関心しながら





「豚子ちゃんの風防も上手く付けてるけど、アウトだね」



社長は屈んでチェックしだしたので



「社長さ〜ん、どーしてぇ〜」



ない色気を搾り出し、社長の背中に、子泣き爺の如く、のし掛かかり誘惑する





妖怪 子泣きババァ豚子





「リーゼントにするなら、長過ぎだって」



妖怪 子泣きババァ を おんぶしながら社長が



「しかし、完璧だな〜」



風防の布タレをチェックする




「そうでしょ〜ん」


ない胸をグイグイ押し付ける


妖怪 子泣きババァ豚子








「めっちゃ、セクハラしてるし」



















それを見て、アッキーが呟くと





「目立つけどね〜これ38?」



子泣きババアを、降り落とし立ち上がる社長




「あっ痛っ」



同年代、激動の80'S を走りぬいた Kawasaki 好き、話が早い




「ちゃう、33や」


尻餅を摩りながら答える




「あと、 10センチかな、今って、何センチがあるの?」



「45 38 33 28 23 16 」



「そんなあるんだ!」



「16やと、完全にファッションやから、メッチャ悩んだんよ」



「俺なら、23推しだね」


「23はチョビゆーねん」



「呼び名があるんですか?」


アッキーが割って入る




「45はロング 38はサンパチ 16は短ボー」


「昔は三つだったかな」




社長が説明し





「28はニッパチ、23はチョビ」



私が補足すると






「昭和の会話だ」


「二人ともヤバイっす」


SUZUKI 君とアッキーはドン引き






「風防は、ステー曲げずに真っ直ぐ付けて来て」




「マジかや〜」




「ナンバーも 8940 だし、コッチの方が、豚子ちゃんらしいけどね」



(;゚;ж;゚;) ブッ (;゚;ж;゚;) ブッ






「ん?ナンバー 8940」


「社長〜8940 って意味があるんですか?」



SUZUKI 君と アッキーが質問するが





私と社長は、二人には教えずに 

恋人のように目を合わせ 

微笑むだけ








実家以外のバイク屋で

チヤホヤされて

楽し過ぎの GW の最終日でした

・・・(*´艸`)





























































全て完成するまで、写真はアップしないので、もうチョビット続きま〜す!

















ブログ一覧 | 女の無駄話 | 日記
Posted at 2025/05/13 17:29:42

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この記事へのコメント

2025年5月13日 19:46
風防付きの写真まってますけど笑
コメントへの返答
2025年5月14日 9:27
ほぼ完成してるけど、ブログ書いてる時間がないんです 😭

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