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とうふ@TW2のブログ一覧

2017年06月03日 イイね!

窓のくもり対策


うっとおしい梅雨が近付いてきました・・・
雨の日の窓のくもりは、エアコンレス車にとって悩ましいものです
ある方の車(エアコンレス)のN席に乗り
雑巾片手に窓拭きをしながら山道を走ったことも・・・なかなか大変でした
「エアコン外さなきゃいいだろ?」・・・はい、仰る通り・・・外すのが悪いんです(笑)




窓のくもりに対して「くもり止め剤」は有効ですが、車内にこもる湿気に対しては無力・・・
ジトジト、ベタベタ・・・不快でもあります
そこで、私はある方法でくもりと結露、湿気の対策をしています
その方法とはコレ・・・お馴染みのシリカゲルです、乾燥剤です





30年以上前、私が免許を取った頃の東北(学生時代)では、エアコンのない車はけっこう多く
私もエアコンレスのチューンドカーに乗っていたのでこの方法を使っていました
シリカゲルの入手は、シリカゲルを大量に使う研究室から貰っていましたが
今はネットで手に入りますから楽ですね





で、そのシリカゲルをどう使うのか?
タッパーなど蓋の出来る器に入れて、カップホルダーに置くだけ・・・
車を停めている間も置きっぱなし・・・晴れたら蓋をする・・・これだけです
一説によるとシリカゲルは脱臭効果もあるようです





その効能は??・・・・状況、車両によって効き方は変わると思いますが
けっこうな降りでデフロスタも回さない状態でこんな感じ
「くもって見えない」ということはありません





シリカゲルが湿気を吸収してくれるので、ハンドルのベタつきも少なく快適です
車内の湿気をある程度吸収してくれて、不快感も和らぎます
バケツ一杯ほど積めばかなり快適なのでしょうね(笑)




おっ・・・虹が出てきました
雨は間もなくあがるでしょう





結露は内外の温度差と湿度が関係する露点温度(結露点)があるようですが
シリカゲルで湿気を吸収することで
湿度を下げて結露点をズラしてやる・・・ということになるようです





青いシリカゲルを混ぜておくと、水分吸収量に応じて青色→薄紫→ピンク
という具合に変色していきますから、交換の目安がわかります
写真は薄紫っぽくなっています





終わったシリカゲルは再生します
強火ではシリカゲルが割れてしまうので、弱火で炒ってやり、青色が戻れば完了
・・・カミさんに見つからないようにやるのが上手な再生の一番のコツです(笑)





炒ること10分・・・青さが蘇りました
蓋をして、またの雨降り備えて車に積んでおきます





とうふ流窓のくもり対策
気が向いたら一度お試しください
あ・・・エアコンが生きている人は取っちゃダメですよ(笑)
Posted at 2017/06/03 23:56:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | とうふ技術研究所 | 日記
2016年12月10日 イイね!

とうふ技術研究所 ドライエア管Ver2


先日開発したドライエア管ですが、使ってみると少々の不備があり
Ver2に造り直すことにしました




Ver1はネジ、蓋付きの精密鋼管(鉄製)を利用しましたが、錆が少々発生
Oリング等パッキンが仕込めないので、蓋ネジ部からエア漏れが少々
エアホースを抜くと逆流してしまう
オール鉄製のため、見た目が無骨でいまひとつカッコがよろしくない
などなど、様々な問題点が見えてきました




オールアルミ、ネジ、蓋付き、パッキン付きのもので造りたい
もう少しタンク容量も増やしたい、ストップバルブが欲しい・・・相変わらずワガママです(笑)
沈思黙考・・・基材として手持ちの複動エアシリンダーに目をつけました
分解タイプでチューブ、蓋はアルミ、蓋にはOリング付き・・・完璧で贅沢な素材です





またまた庭チューンでやってしまいます(笑)
タンク容積は1.5倍ほどに増加、約200ccですが、鉄と同等の重量に出来上がり~





蓋にOリングが付いて、エア漏れはありません





ストップバルブを付けました・・・逆流防止、エア抜きの切替が楽になります





手持ちエアレギュレターを分解整備して連結可能にしました
一発で求める空気圧にエア充填及び調整ができます





ちょっとカッコ良くなり、使い勝手は随分良くなりました
早速試したいのですが、走りに行く時間は大晦日まで皆無・・・(涙)
タイムに直結するかは「???」ですが、ドライエア仕様の実戦投入が楽しみです




ちょっと自慢げに実弟はんぺんワークスにTEL・・・

  兄:おい!ドライエア管造ったぞ・・・オマエ、ドライエア知っとるけ?ヾ(´・∀・)ノ

  弟:はぁ?走るなら、そんなのお約束でしょ?・・・今さらドライエア?(-_-;)

  兄:あ?・・・ま、まぁ、そうだな・・・(^_^;)

いつまで経っても実弟に勝てないワタクシです(涙)
Posted at 2016/12/10 17:50:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | とうふ技術研究所 | 日記
2016年11月20日 イイね!

とうふ技術研究所、F 1に学ぶ


大したことではありませんが空気について考えてみました。
地味で退屈なお話ですが、興味をお持ちの方や、暇をもてあましている方はご覧下さい・・・・


タイムアタックの時にタイヤの空気圧に悩まされることがあります
「空気圧OK」と思ってアタックすると、グリップ感が低くてタイムが出ず
ピットに戻って空気圧チェックすると、またまた上昇している・・・という具合です




そんな時の窒素ガス・・・GSでもよく勧められますが・・・
そもそも空気には窒素がかなりの割合であります、70%以上ではなかったでしょうか?
それなのにどうして窒素ガスが良いのでしょう???




窒素は空気よりタイヤゴムの透過率が低く抜けにくい
 →確かに空気中の酸素は抜けやすく、窒素は抜けにくいと言います
窒素も熱で膨張するが、精製窒素を入れることで水分をゼロに近付けられる
 →膨張度合を抑えることができる・・・なるほど
水が気化すると体積が1000倍以上に膨張するそうで
少しの水分混入がタイヤエアの膨張を増加させてしまうそうです




しかし、頻繁にエア調整するので窒素ガスは非現実的です・・・う~む




F1はどうなのか?
F1はレギュレーション上窒素ガスが使えないそうで、どうしているのでしょう・・・?
なんと水分のない空気を使用・・・答えは「ドライエア」でした
ドライエアを使うことで空気圧の精度が上がるそうです・・・なるほど~
ちなみに乾燥空気と窒素では、膨張率は殆ど変わらないそうです




私の職場ではスクリューコンプレッサーで圧縮空気を作り、冷凍式ドライヤーを通して水分除去
ドライヤーメーカーは公式に謳っていませんが概ね95%の水分を除去していると聞いています
これをドライエアと呼んで良いのかわかりませんが、確かに設備側には水分が出てきません・・・
工場の圧縮空気を採取して湿度を測ってみると・・・湿度は10%未満でした




RE-71Rに充填されているエアを採取して湿度測定してみます
レシプロコンプレッサーの圧縮空気をドライヤー無しで入れたものです
湿度52%・・・かなり水分が入っていると言えます、採取したビニル袋が曇りました(笑)
もしかするとタイヤ内は結露しており、多くの水分があるのかもしれません





小型レシプロコンプレッサーはアフタークーラーも無く、勿論ドライヤーも装備していませんから
水分除去は全く期待できないコンプレッサーです
しかし、小さな工場やALTなどは小型レシプロが当たり前・・・
つまり私は水分の多いエアをタイヤに入れて、空気圧を一生懸命見ていたことになります
そしてこれが一般的であるとも言えます




私のような素人でもドライエアを入れられないものか・・・?
冷凍式ドライヤーを持ち歩くのは不可能、200Vも要るし(笑)・・・NG
フィルター式がありますが大掛かりで高額過ぎます・・・NG
遠心式も同じく大掛かりで高額過ぎます・・・NG
う~ん・・・・




思い出した!空気乾燥管という方法があるじゃないか!
筒の内部にシリカゲルを入れた簡易型ドライヤーで
どの程度水分除去できるのかわかりませんが
小型のものなら製作も簡単で持ち運びもできます




コンプレッサー側はカプラ挿込、タイヤ側はバルブカプラ式の小さな空気乾燥管を造ってみました
ALTでエアを入れる時にも使えます




どの程度の乾燥空気ができるのか?空気乾燥管を試してみます
湿度44%の空気を乾燥管を通して・・・
適当に造ったものだし、シリカゲルなんてお手軽なものだし
10%も減らせられれば上出来、と思いながら、温湿計を入れてみると・・・





湿度は何と12%!・・・予想以上に水分を取り除いてくれて、びっくりです
砂漠よりも湿度が低い空気を造ることができました(砂漠の湿度:約20%)
素晴らしい!ドライエアとは呼べないものの、かなり低湿度の空気が手に入れられます




RE-71Rの湿った空気を抜いて、空気乾燥管を通したエアを入れます
抜いては入れ、抜いては入れ・・・を気の済むまで繰り返して・・・ハアハアハア
フットポンプを使ったので体力カラータイマー点灯・・・死にそうになりました(笑)




52%の湿った空気が入ったタイヤと、12%のドライエアを入れたタイヤを天日に当てて
空気圧上昇度合いを比較してみます
ドライエアを入れたタイヤには、まだ水分が残っているかもしれませんが・・・
ついでに私も茶をすすりながら日向ぼっこします(笑)




薄曇りのためタイヤ表面温度が約40℃までしか上昇しませんが、0.05kgの差がありました
予測として破線で延長して・・・60℃での予測差は約0.1kgになりました
たかが0.1kgですが・・・走るとその違いがわかる圧力差です




ところで・・・シリカゲルはどのくらい水分を取ってくれたのでしょう?
あらかじめ乾燥状態のシリカゲル重量は測ってありましたので比較します
使用前:52g 使用後(3回入れ直し):55g
通したエアが何Lであったかは測定していませんが、3gの水分を吸収してくれたことになります
仮に 3g=3ccの水が結露して温度上昇とともに気化すると・・・
1000倍以上になりますから 3L以上の体積になります




とうふ流シリカゲル再生方法
やり方は簡単・・・フライパンや適当な器などで炒ってやればよろしい
欲張って炙り過ぎると粒子がペチペチと音を立てて割れてしまいますから
遠火で優しく水分を飛ばす・・・が良いと思います
水分が抜けてくると色が青、水色などに変わるシリカゲルもあります




乾燥させたシリカゲルは密閉容器に保管しておきます
空気乾燥管への充填を考慮してペットボトルに入れてみました
シリカゲルの吸湿量は概ね自重の10%(A型、B型で違うようですが・・・)
今回造った乾燥管に入るシリカゲルの量は50gなので、5gの水分を取れます
テストでタイヤの空気全量を3回入れ直して取れた水が3g・・・・
ALTでエアをちょいと補充するには十分な容量ではないかと思われます



F1に学ぶ
些細なものですが走りの質を高められるものと信じて・・・
次のALTが楽しみです
Posted at 2016/11/20 22:20:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | とうふ技術研究所 | 日記
2016年10月29日 イイね!

タイヤを弄ろう


レースガス20L缶を準備します、丈夫な缶です




残ガス乾燥中に寸法測定して日曜大工
合板をレシプロソーでササッと切り抜き、真ん中にハブ径の○を取付けて




タイヤを載せます・・・




タイヤはハブの○を中心にクルクル回せます




タイヤメンテナンス・・・
ブレーキダストを取り除き
タイヤカスを取り除き
薄めた洗剤を噴き付けながら表面を手入れします
手入れが済んだら真水を噴いて洗剤を流し、拭き取り乾燥・・・




合板にM10ヘリサートを立てて、M10ボルトで回り留めします




ラップして保管します・・・
出来はまずまずですが・・・腰が痛い・・・高さが低いようです




合板は塗装しておきます




またまた日曜大工
ゲタを造ります・・・道具を駆使して小一時間で完成




またALTを走ったのでリトライ




うむ、とりあえず合格・・・腰の痛みは随分減りました
いい日向ぼっこアイテムが完成
次はさらにやりやすいメンテ台を考えます





タイヤ保管に際して、レース関係筋からのアドバイスをいただきました
室内保管でも照明の紫外線があるそうなので、カバーした方が良いそうです
室外の場合は、エアコン室外機の近くを避けた日陰、軒下などが良いそうです
エアコン室外機はオゾンを発生するそうで、オゾンがタイヤのゴムを破壊するそうです




タイヤに関してもまだまだ知らないことが多く、勉強が要りそうです

Posted at 2016/10/29 20:26:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | とうふ技術研究所 | 日記
2016年06月26日 イイね!

孤高のイカレポンチ・・・とうふ技術研究所



イカレポンチ・・・・
  ・軽薄で頭が悪い間抜けな男性のこと
  ・イカレてる,キレてる人または状態
  ・不良っぽい男
     (日本俗語辞典、他)

妙にこの言葉に納得してしまう 「とうふ技術研究所」 改め 「イカレポンチ」 です(笑)




そのイカレポンチが春先から手がけている研究開発は
コレです、ZXダンパー




バラす




非分解カートリッジをバラす・・・もとい、破壊する(笑)
久し振りのダンパー弄りは・・・うむ、面白い




全てを計測し、開発(破壊)検討・・・・切ったり、掘ったり、削ったり・・・
イカレポンチは懲りもせず禁断の領域に踏み込んで
新たなる 悪魔ワールド? とうふワールド? に突入しました




一体どうなってしまうのでしょう?? 気分だけはダンパー屋さん(笑)
詳細はALTにてテスト走行を行った後に報告いたします






「もっと良いダンパーを買えば?」

はい、仰る通りそれが最良の方法と思って、一旦は高性能ダンパーを検討しましたが
ボンビーだった若い頃、純正をバラして強化、セッティングを行い
高性能ダンパーを装着したライバルをブッチギった時の

 “あの喜び” を思い出し

好奇心だけは未だ衰えない私は、久し振りにダンパーを弄ってみることにしました。

  が・・・・

イケイケ根性は既になく、老眼でよく見えない中でのダンパー改造は

 “遅々として進まず” という状態(笑)

しかし一度やり始めたら結論するまでやりきろうと
老眼鏡をかけ、眉間に皺を寄せて楽しんでいます。

あ・・・「若い頃」などと言いましたが、今も相変わらずボンビーです(笑)




はい・・・イカレポンチは死ぬまで直りませんね(笑)

Posted at 2016/06/26 16:07:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | とうふ技術研究所 | 日記

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