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とうふ@TW2のブログ一覧

2010年03月20日 イイね!

ALT大福の陣

ALT大福の陣所用が何とか目処が立ち
ALTに出撃しました。

写真1
写真2




【今日の課題】
・先日のコースアウトで問題がないか?
・Sタイヤとは何ぞや?レースに向けて練習
・KM1フルチタンマフラーの実力を試す
・豪華メンバーが一堂に会する
・でんき屋氏の復活を見届ける
・みすた~氏と久々の走行
・大福があるらしい(笑)

【10時】
気温:13~16℃(体感的に暑い)
戦闘タイヤ:Z1☆255/40/17

先日のコースアウトの影響を確認、特に動きに問題はなく
とりあえずOKとする

KM1フルチタンはメインφ70だが・・・
驚きのレスポンスと力強さを発揮した!
サウンドは・・・男前(笑)
総重量4.4kgはフォレスター用としては最軽量と思われる
(フロントパイプ以降ワンピース メインパイプφ70ストレート)
しかしただ軽いだけでなくレスポンスが明らかに向上
中速からのトルクも一層引き出してくれて
トップエンド8000rpmまで一気に吹ける素晴らしい特性を魅せてくれた
昨日までのガナドールレーシングチタンもハイレベルだが
コイツはその上をいく戦闘アイテム
サイレンサーを装着すれば市街地走行も問題なく
柔剛併せ持つ逸品である

niwa氏と遭遇して念願の殺伐デートが実現できたが
レスポンスとトルクでGDBを捕捉可能
(あとは運ちゃんの調教が課題)
腕が違う為その後はジリジリ引き離されるが
・niwa氏の華麗な走り
・とうふ号の超絶レスポンス
・男前サウンド
を動画にて・・・

とうふ劇場「niwa氏と殺伐デート」



ベスト30.172

【12時】
気温:17~18℃(体力カラータイマー点滅)

5月のレースに向けてSタイヤを導入
・・・強豪がSなら僕もS 「目には目を」という理由で(笑)
A048 255/40/17(Mコン) 2005年30週製造(古っ!)
F:CP035 9.5J R:CP035 9.0J

人生初のSは保管状態が悪くなかった為であろうか、意外と早く起きた
今まで染み付いたラジアル走りがすぐに抜ける訳も無く
表面グリップに驚くもののタイヤの潰れが感じられない

リヤの滑り出しも穏やかで分かりやすく
縦横ともに剛性、グリップはラジアルを上回る感触

無理をすると飛ぶ恐れがあるため8割~9割での走行を行う
タイム云々は先で考えれば良いので目安として、まずは慣れを優先
次はもう少し潰す事を意識して練習をしたい

ベスト:30.245(2名)

【大福!】
参りました
侮っていました
トマトにシビれ、イチゴに悶絶(笑)(niwaさんありがとうございました)
そしてコーヒーに満足(えこりんさんいつもありがとうございます)

またしても皆様の温かい心遣いにこっそり涙しました


今日は皆様と楽しいひと時を過ごす事ができて
非常に有意義な休日となりました

ご一緒の皆様、ありがとうございました。
Posted at 2010/03/20 23:36:51 | コメント(11) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2010年03月19日 イイね!

RVでお出かけします

RVでお出かけします255/40/17 8本
工具箱×2
携行缶
レジャーチェア
・・・
アウトドアグッズ満載でお出かけします。

積載性(だけ)はKM1でトップランカー(笑)



明日ご一緒の皆様宜しくお願いします。

緒方社長、憧れのアイテムをありがとうございました。
堪能させていただきます。

Posted at 2010/03/20 01:54:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2010年03月17日 イイね!

EJ205考察-Egチューンを考える

EJ205考察-Egチューンを考える先日のつまらない長文に続く素人ウンチクを・・・
チューニングに至るまで考えた事、検討した事、具体的な内容などを記します。
あくまでも素人の知識と意見であり、間違いもあり、偏った内容ですから
ご指摘等ありましたら遠慮なくお願いします。





【Egチューンの狙い】
補器類も含めチューニングするには理由、目的があると思います。
・隣に並んだ車に負けたくない
・峠でライバルに勝ちたい
・チューンドEgを楽しみたい
・最高速を伸ばしたい
・タイムを出したい
・・・

僕は「タイムを出したい」が一番の目的であり、「バトル時に前に出たい」「チューンドを楽しみたい」がその次にあります。
「タイム」については新旧問わずインプレッサにすれば希望が叶いますが
あくまでもお気に入りのダメ車でタイムを出したい事が大前提でもあります(笑)

僕はノーマルEgの不足は何か?を走りながら観察し続けました。
ノーマルのTD04の老朽化を期にRHF5Bに替えてオーバーシュート1.4kgという
SF5にしてはやや過激なチューニングをしましたが、思うようなトルクが発生せずノーマルGCの後塵を浴びてしまいます。
理由は簡単で、低速重視の240°カムと易しいバルタイのため
タービンは頑張って過給しますが、Egがそれほど頑張って空気を食ってくれない状態だからです。
ノーマルよりは元気になり、ALTでは出力差が出にくいのでまだ良いのですが
MLMのストレートではブッチギられてしまい、車を前に出すトルクの重要性を再確認。
そして6000rpmで頭打ちのため踏めない所もあります。
FSWのストレートでは2リッターのV-tecを抜く事ができません。
(これは回らないEgにRAクロスのため最高速が伸ばせない事も原因)

フォレスターをRVとして正しく使うのであれば実用性能に優れて非常に扱い易く、力強いEgですが
サーキット走行、タイムアタックなどの「戦闘」に使う場合はどうしても力不足を感じてしまいます。
数字だけ見れば240psという立派なものですが、GC8の240psエンジンの方が「速いEg」「戦闘Eg」であり、事実速いのです。
※フォレスターでサラブレッドと闘う事を考えている時点で大きな間違いである事は重々承知しております

タイムアタック、走行会などで見えてきたものを総合すると・・・
・扱いやすく中回転からフラットに立上る高トルクが欲しい
・トルクで自在に姿勢が作れて、脱出も速くしたい
・8000rpmまでパワー落ちが少ない状態で回したい
・Eg本体に圧倒的強さが欲しい
・踏めばレスポンスする「速いEg」
・普段の使用に充分耐える能力
充分な能力と強度のEg本体で余裕をもって300ps程度に抑え
下からトルクを出して楽な姿勢コントロールと瞬発力を持たせ
高回転域までタレずにレスポンスしてブン回せる
小さなタービンでトルクとレスポンスで速く・・・・Gr.Aの特性に近い考えでしょうか?

SFのEgをチューニングしてトルクと出力は出せますが
余裕度を考慮するとGDBの腰下全てを使った方が遥かに丈夫になるため
(GDB腰下チューニング)+(EJ205ヘッドチューニング)を基本として
現状のRHF5Bタービンで不足する場合はT518Zなどのワンサイズ大きなタービンを回す事にしました。
※腰下・・・シリンダーブロック、クランク、コンロッド、ピストンなどのシリンダーヘッドより下の部分

【トルクを出す】
トルクを稼ぐ方法はいくつかの考え方がありますが、ここではEg本体のみで考えます
(1)より多くの空気をEgに押し込み爆発力を高める
(2)機械的にトルクを出すようEgを構成する
(3)フリクション(抵抗)を削ぎ落とす
(4)燃焼効率、燃焼速度を引上げ爆発力を高める
これらの項目の一つ一つに方法がいくつかあります

(1)より多くの空気をEgに押し込み爆発力を高める
①ピストン、シリンダー径を拡大して吸入空気を増やす(ボアアップ)
 →EJはブロックに余肉がないのでNG
②ストロークを伸ばして吸入空気を増やす(ストロークアップ)
 →EJ25クランクや社外クランクで可能だが・・・
③吸気ポート、バルブを拡大して吸入空気を増やす(ビッグバルブ)
 →バルブ大径化は吸気干渉して効率が低下する可能性があるのでNG
 →ポート拡大は吸気流速が低下して特に低~中回転でトルクダウンするのでNG
④バルブリフトを増やして吸入空気を増やす(ハイカム)
 →各社から用途に応じたハイカムがあるので慎重に選定する
⑤バルブの開き時間を延ばして吸入空気を増やす(ハイカム)
 →各社から用途に応じたハイカムがあるので慎重に選定する

(2)機械的にトルクを出すようEgを構成する
①ストロークを伸ばしてレバー比でトルクを発生(ストロークアップ)
 →EJ25クランクや社外クランクで可能だが・・・

(3)フリクション(抵抗)を削ぎ落とす
①ムービングパーツの摩擦抵抗を低減する
 →プラットホーニングまでは行わないが、摺動、回転部分はラップ(鏡面)を行う
②吸気、排気の抵抗(ポンピングロス)を低減する
 →段付き、バリ取りなどを行い、壁面の抵抗を低減
 →ポート拡大は吸気流速が低下して特に低~中回転でトルクダウンするのでNG
 →ストレートポート化はタンブル流が低下して特に低~中回転でトルクダウンするのでNG
③ムービングパーツをバランシングして慣性抵抗を低減する
 →ピストン、コンロッドの重量合せ、クランクダイナミックバランスを行う
④ムービングパーツを軽量化して慣性抵抗を低減する
 →バランシング時に少し軽量になる
 →軽量高剛性な社外クランク、ピストン、コンロッドで慣性抵抗を低減
⑤ムービングパーツの空気抵抗を低減する
 →技術がないのでNG

※レバー比・・・この場合はクランク中心とクランクピン中心の距離(ストロークの半分)、距離が長い方が(ストロークが長い方が)レバー比が大きく、トルクアップに有利
※プラットホーニング・・・通常のホーニングの凸部を抑えた抵抗の少ないホーニング法
※タンブル流・・・混合気の燃焼促進のために燃焼室内でかき混ぜる気流、縦方向をタンブル、横方向をスワールと呼ぶ
※クランクダイナミックバランス・・・クランクシャフトを回して動的(ダイナミック)にバランシングする、対比として静的(スタティック)バランスがあり両者は別物とされる

(4)燃焼効率、燃焼速度を引上げ爆発力を高める
①体積効率を上昇させて出力を増大
 →ハイカム、吸気チューンにより吸入空気量を増やす
②燃焼室を整えて速度を上げる
 →バリ、段付き取り、バルブ研磨、バルブマージン部研磨、容積合せを実施
 →バルブ落し込みはコストがかかり過ぎるのでNG
③吸気流速を高めて、燃焼室への縦渦流(タンブル)を高める
 →段付き、バリ取りなどを行い、壁面の抵抗を低減
 →ポート入口からバルブスロートにかけてやや絞り(AD)流速を高める
④燃焼室内の気流の速度を上げて燃焼速度を上げる
 →②③の合せ技で火炎伝播速度を上げる

※体積効率・・・排気量と吸入空気量の比
※バルブマージン部・・・バルブ傘部外周
※バルブスロート・・・ポートのバルブ付近を指す

ストロークアップは確実にトルクが上がりますが、コンロッドの傾き角度の増加によるスラスト方向のフリクション増加や
コンロッド首下への負担などが考えられ、高回転に対する不安もやや考えられます。
社外のフルキットも憧れますがそこまでの出力は必要ありません。
比較的安く出来るEJ25クランク流用の場合はピストンのコンプレッションハイトの問題から専用の社外鍛造ピストンを使いますが
コンロッドの傾き角度の増加によるスラスト方向のフリクション増加、ピストンピンオフセットとピストンクリアランスの問題から
スラップ(首振り)が発生しやすく耐久性と日常使用に支障がありそうです。
出来れば2リッターで勝負したい思いもあります。
以上のことから腰下チューニングはオールGDBとして、EJ205ヘッドのチューンドをコンバートすることにしました。

※スラスト方向・・・この場合はピストン側面
※コンプレッションハイト・・・ピストンピン中心からピストン上面までの距離
※ピストンピンオフセット・・・ピストンピン中心とピストン中心のズレ、純正ピストンに見られ、主にピストンスラップ(首振り)打音低減を目的とする
※ピストンクリアランス・・・ピストンとシリンダーの隙間

【フリクション(抵抗)を削ぎ落とす・・・に固執する理由】
摩擦抵抗の低減、慣性抵抗の低減は効果が低いように思いますが
僕の考えは「大いに効果あり」です。
8000rpmにおけるピストンの最高速度はクランク角80°で90km/h以上
その速度でシリンダーに擦れつつ動いています。(実際は油膜があるため直接触れていません)
抵抗は二乗倍で増加しますから高回転での損失は相当なものです。
回転部、摺動部は極力抵抗を減らし、バランシングで慣性抵抗を減らしたいものです。

以前4AGの回転部、摺動部をプロチューナーが研磨、バランシングして組み直しただけでカタログ値に対して15ps近くパワーアップした事例を目の当たりにしました。
昭和の時代であり精度は現在より低かったと思いますが、様々な抵抗を排除してEgが本来持っている力を引き出せた結果でした。

何もせずにブーストを上げていったEgが予想より出力が上がらず
バラして各部抵抗低減、バランシングして組み直して成果が出たという事例を見たこともあります。
勿論新品Egではないため、分解時に消耗品も交換して効率は上がっていますが
抵抗に馬力を食われていた事例であると思います。

レースエンジニアにお話を伺いましたが、目標出力、目標トルク値が高いほど気を遣う項目になり
僅か数%の差で明暗を分けることになるそうです。

現在のEgは初期段階から軽量と剛性の両立を徹底的に解析してバラつきを極力抑える工夫を織り込んだ工程設計のもとに製造ラインを造り込みますので
過去に僕がチューニングした時よりも純正部品の精度やバラつきは驚く程向上しています。
しかし量産品である以上必ず誤差は生じますので、わずかな誤差を徹底して取除き、ムダを削ぎ落とす作業を行いました。

非常に地味で小さな積み重ねですが僕の持ちうる知識、技術、機材をもって実施しましたが
手を入れて良い部分とそうでない部分があり、よく確認して行うことが重要であると思います。

表現力が貧困で、やや難解な部分もあり申し訳有りません。
無用の用であり退屈な内容ですが、最後までお付き合い頂きありがとうございます。
次はいつになるかわかりませんがインプマの記事と照らし合わせてみたいと思います。
Posted at 2010/03/17 22:15:28 | コメント(11) | トラックバック(0) | Eg Tune | 日記
2010年03月14日 イイね!

とうふ号軽整備

とうふ号軽整備昨日は風邪でダウン
今日はお昼前まで様子を伺い
軽整備を実施しました。
風も穏やかで整備日和となりました。







先日のコースアウトで形が無くなったリップの撤去
・グシャグシャになったフロント外装手直し、パテ塗り
・下回り再チェック
・ワイパーアーム錆び落し、塗装
・1本ワイパー化
・実弟と「はんぺんワークスBC5」の新兵器計画立案
(この野郎、考える事がハイレベルです、狂ってます)

などなど・・・
作業2時間、談義2時間(笑)

久々のDIYを行いました。
やはり車いじりは楽しいものです。

次の週末はチタンマフラーを殴って修復(笑)
戦闘準備完了の予定です。

関係の皆様、ご心配おかけしました。
Posted at 2010/03/14 21:00:38 | コメント(11) | トラックバック(0) | 整備 | 日記
2010年03月13日 イイね!

EJ205考察-ユーザーの立場①

EJ205考察-ユーザーの立場①普段は雑誌を全く買いませんが
最近発売のインプレッサマガジンVol.46を購入。

EJエンジンのチューニングが少なからず載っていたので
僕がヘッドチューンを主体とした内容とどのように異なるのか興味が湧いたためです。

・・・ここから先はオタクの独りよがりになり、個人的意見のつまらない内容になります。
超長文にご注意ください。

【雑誌について】
雑誌の注意すべきところは取材者の経験、知識、技術によって内容が異なり
それすらわからない読者の方々が鵜呑みにしてしまう
間違った情報が間違いと気付かずに載ってしまう
専門用語が多すぎて理解の難しい内容になる
写真や文章では著せない大切な内容がどうしても伝えられない
ページの都合上細かい事がどうしても省かれる

雑誌という媒体では限界、制約があるため欲しい情報が少なく、間違いも見受けられて
チューニングユーザーとして買う気にならないのが本音です。

これは仕方のない事でもあると思います。

勿論全てではなく、参考になる素晴らしい雑誌も存在し
それらを含めて専門書のような書籍を主体にEg、足周り、シャーシーについて最新の技術を調べています。

車を趣味とする場合、何らかのモディファイを行いますが
僕は出来る限り調査してよく理解をしたうえでチューニングパーツの購入、施工を行うように心掛けます。
走りに特化したチューニングが多く、カーショップやチューニングショップでも現物確認できないものも多いので
KM1緒方社長のご意見を伺うことも多く、目的や予算に合わせて選定していきます。
Egチューンの部品は特にその傾向が強く、実績のあるパーツのお話をよく聞いて選定しています。

インプマVol.46はページ数こそ限られており、僕のEgとは性能も部品も全く異なる内容ですが
考え方や、チューニングの方向性を探る意味では参考になる部分がありました。
具体的内容は後日挙げたいと思います。

【チューニングするには】(主にEgに関するチューニングについて)
どうしても出力やトルクが欲しい場合にチューニング(正確にはチューンアップ)を考えます。
フィーリングを良くしたい場合もチューニングを施します。
今のEgの寿命が近いのでオーバーホール(OH)ついでにチューニングすることもあります。

チューニングという言葉は非常に広義になります。
圧倒的な出力を発生させるためにEg本体を徹底的に鍛えて、ビッグタービンを回すフルチューンから
補器類に手を入れてフィーリングを良くするライトチューンまでを総称して、僕たちはチューニングと呼んでいます。
目的が多岐に渡り、ユーザーの希望する内容も様々・・・チューニングは一品料理に近いものであると思います。
吸排気、ブーストアップなどが人気が高く、お手軽なイメージがしますが
ブーストアップと言えどもECU、EVC、インジェクター、ポンプ、フューエルレギュレター、インタークーラーetc様々なパーツ交換とセッティングを行い
驚きのパフォーマンスを発揮します。これでも補器類セッティングの範疇になります。

ライトチューンでもEg本体の基礎体力、各センサー、点火系、燃料系などの状態が良好であることが大前提になり
事前に診断を行って、弱い部分は是正してからチューニングに入ります。

あるショップでブーストアップしてもらったが、速くならずに持ち込まれて診断したところ
A/Fが危険なほど薄く、結局燃料系統を全交換及びECUリセッティングという事例も拝見しました。
料金が異常に安く、それに飛びついたところ本当にブーストを上げただけの内容であったようで
何もわからないユーザーさんに対して酷い事をするショップもあるようです。

愛車をチューニングするには
ショップに依頼することが一般的で確実な方法であると思います。
しかし非常に残念な事ですが、チューニングショップによって大変なレベル差がある事が実情です。
慎重なショップ選びが重要になり、特に初めてショップに行く場合はそれだけで勇気が必要になります。

僕はカーライフが長い為、数多くのショップにお世話になってきました。
フォレスターを入手した当初もショップ訪問を行いましたが
当時はスバルを手がける所は少なく、フォレスターという名前を聞くと「インプに替えた方が・・・」
と言う所が殆どでした(常識的に考えれば当然です)
僕の車輌を試乗することも、見ることしないショップが大半であり
僕の観点では、このような所は不合格なショップの烙印を押してしまいます。

現在お世話になっているガレージKM1は、第一印象から決定的に違い
来店早々から緒方社長の試乗と批評、車輌をリフトアップしての目視点検などをしてアドバイスを頂きました
そして最も重要な事は、「フォレスターというRV車」を全面的に認めて頂いたことです。
KM1という素晴らしいショップに巡り合うまで、実に2年近くの歳月が必要でしたが
情報が充分ではなく、焦らずにのんびり行ったためでした。

ネット及び雑誌などのメディアで吟味する、友人の紹介、イベント会場で相談、直接の訪問など方法は様々ですが
親身になって相談して頂けるショップを探す事こそがチューニングライフの原点 、良いショップに巡り会いたいものです。

ショップが決まれば相談をします。
重要な事はユーザーとして目的をしっかりと持ち、大まかに予算を決めておき
わからない事は納得できるまで説明を頂き、チューニング内容を吟味することです。
良心的なショップであれば押し売りはせず、出来る限り予算内でのメニューを考えて頂けます。
内容によってリスクが伴う場合もあり、これもよく話し合う必要があります。
そして双方が納得できた段階でチューニングを依頼します。
これが最も一般的な方法であると思います。

いきなり全て行わずステップアップの方法を選択することもあります。
僕は今のチューンドEJをEgの最終目標として希望しておき
健康診断→補器類強化→タービン交換→その他補器類強化→Egチューン
というステップを約4年の歳月を掛けて行いました。
これは費用が膨大になる事と、内容的にやや過激で僕のスキルではすぐに扱える代物ではない
という社長の配慮からこのような方法になりました。
非常に回りくどいとも言えますが、僕のように高齢で上達の遅いユーザーにはこの方法が正解であると思います。

費用において、よほどの事がない限り僕は値引き要求をしません。
チューニングにおける多くの場合は工賃以上に掛ける時間が長い事が多く
危険すら伴うことも多々あります。
ディーラーのように決まった整備は殆どなく、特殊な作業が占める割合が高く
それでいて性能的、品質的な高みを求める以上正当な金額を支払い、きちんとしたチューニングを行ってもらいたいからです。
そしてディーラーなどと決定的に違うのは、その後も長きに渡って面倒を診て頂けることであり
そこにチューニングショップの価値があると思って費用を支払います。
ユーザーのスキル、個性、年齢、体力まで考慮して満足させる意味ではサービス業的な業種でもあり
そのようなサービスこそ商品であると思っています。
(何度も書きますが、これは僕というユーザーの意見です)

目的、希望のみ伝えてあとはショップにお任せという豪気なユーザーさんもいて
ショップとの長いお付き合いで築き上げた実績と信頼で行われており
タイムのみを追求し、メカは完全に任せて目的を完遂する方々です。
ショップはユーザーのスキルをも考慮して求められる性能を満足させ、出来うる限りコストを抑えるよう努力します。

ご自身でチューニングされる「プライベートチューナー」と言われる方もいます。
チューニングが出来る環境と道具を持ち、車両及びEgに精通し、労力と時間を厭わないアマチュアチューナーさんです。
プライベートチューナーは時間(=コスト)に制約がないため、トコトン性能を追い込んでプロチューナーのマシンを凌駕する凄腕が存在し
雑誌などのメディアには一切出てこない奇想天外で創意工夫に溢れた世界があります。

僕は2輪、4輪を含めて何機かのEgチューニングを行ってきましたが
たった一度の勝負のために一晩持ち堪えれば良い「ワンナイトスペシャル」も造ったことがあり
大胆な発想と加工を施し、自己責任の範囲でチューニングを楽しみました。
特に先生はいなかったため、専門書とマニュアルを頼りに行ったり、レース屋さんを尋ねて教えを頂き
場所と道具を借りるなどで対処していました。

EJ20についてもチューニングを楽しみたかったので、基本構成の勉強から始めましたが
車輌購入時から数年はプライベートで主として補器類のチューニングを実施していました。
Eg本体以外のあらゆる部分の脱着、交換、修理、改造・・・
整備解説書をしつこく読んで、必要な部品を揃えて、工具を準備して実施する・・・
誰にも師事を受けず、青空ガレージでも楽しむ事が出来、リスクを背負う事が出来ればかなりの事が実践できます。

しかし限界がある事も事実です。
マンションと言う環境で、生活にも使う車のEg脱着は無謀と思い、KM1の門を叩くに至る経緯があります。

幸いにもKM1で様々なトラブル事例、対策事例、目的別チューンの事例などを日々拝見させて頂き
Eg内部を仔細に観察させて頂き
メリット、デメリットも説明して頂いたうえで時間をかけてメニューを固めて行く事ができました。
さらにシリンダーヘッドを主体に、ピストン、コンロッドに至るまでチューニングを自宅でやらせて頂き
非常に良い経験をさせて頂いた特異な事例であると言えます。

しかしこれも緒方社長のご理解、ご協力、信用によって成り立ち
社長に内容と工法を説明したうえでアドバイスを頂いて実施したものであり
KM1なくして実現はできませんでした。
また、元ワークスメカでEJ20にも精通している実弟の細かなアドバイスも随所に織り込んでおり
ド素人ながら非常に恵まれた環境のもとで行えました。

家族の理解を得て、各部研磨加工、及び分解組立を行えた事も見逃せません。
マンション住まいという環境で制約はありますが、工夫すればある程度のDIYは充分可能でした。

ショップ選び、ショップとの信頼、費用の捻出、家族の理解・・・
様々な事を一つずつ行いながら、時にはつまづきながら、そのプロセスを楽しみながら・・・
これが僕というユーザーの立場でありチューニングであります。

次は具体的に内容の考察を挙げたいと思います。
Posted at 2010/03/13 19:23:06 | コメント(10) | トラックバック(0) | Eg Tune | 日記

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