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とうふ@TW2のブログ一覧

2022年01月16日 イイね!

オトナの火遊び

年が明けて暫く・・・難ありの燃料式バーナーが格安で手に入りました
モノは1993年Colman SportsterⅡUnleaded MODEL533ガソリンバーナーです
「お不動様」とのことでしたが、開けてびっくり!
約30年前のモノなのに凄く綺麗・・・どこがお不動様なの・・・?
というわけで「オトナの火遊び」もとい「レストア」をやります(笑)
Colman SportsterⅡUnleaded MODEL533 レストア 1/6







さっそく状態確認開始・・・
ポンプが少し怪しいので、ピストンを外してオイルを塗ると
圧縮が復活してあっけなく点火・・・バーナーを暖めます・・・
トロ火が不安定・・・中火は普通・・・全開はミクスチャーがダメ・・・
「お不動様」というより、アイドル制御と全開制御がダメなエンジン
といったところでしょうか?
プランジャー、バルブ類は正常なので、燃焼パーツの全分解が決定です(笑)








トロ火と全開の燃調が良くないのは何だろう??
燃焼に関わる部品を一つ一つ分解しながら、チェック、清掃、手直し、交換・・・
バラした痕跡があるので、前オーナーが修理を試みたようですが
直すことができずに放置・・・そしてコイツ(533)を手放した、と考えられます
まかせとけ・・・私が不憫なお前を蘇らせてあげるよ・・・









組み直して試運転してみますが、うまく点火しません
仕方なくプレヒート点火すると、黒煙を噴きながら大炎上・・・なんだ!?
おぉう!そうだ!洗浄用の灯油を抜き忘れて白ガスを入れてしまった
・・・バーナーは黒コゲです(笑)








またバラして「灯油&白ガス」の混合燃料抜きと黒コゲの清掃をします
ここで新たな不具合を発見・・・
バーナーボックス内に不備があり、それが燃焼不良の一番の原因っぽいので
正しくセットして組み上げ、白ガスを入れると
まだ灯油が僅かに残っていると思われる瞬間的な異常燃焼がありますが
かなり良い状態に燃焼してくれるようになりました








完全に灯油を除去するために乾燥→白ガス燃焼・・・を繰り返し
火力は全域に渡って綺麗な火が出るようになりました
うむ、よろしい(涙目)








ガソリンエンジン用レギュラーガソリンの燃焼テストも行いました
コイツは燃料を両刀使いとしたかったのです
レギュラーガスの燃焼も良い状態・・・完全燃焼すると排ガスは全然臭くないです
手前味噌ですが「お不動様」を「完璧なバーナー」に仕上げられました







MODEL533が落ち着いたところで
またまたバーナー追加、というか倉庫から発掘しました(笑)
壊れたGIバーナーの代打で使っていたガチな登山用
「王者 イワタニ」のフルチタンシングルバーナー(ガス式)です
物忘れが激しくて、申し訳ないやら、懐かしいやら・・・
これで燃料式バーナー2台、ガス式バーナー3台になりました(笑)







火遊びは続きます(笑)
各バーナーにシェラカップや缶コーヒーを乗せられる五徳を造りました
本体にはSUS304より耐腐食性の高いSUS316という特殊ステンレスを
メッシュはSUS304のエキスパンドメタルという贅沢なもの・・・
304も316もオーステナイト系ステンレスです(オタクですみません)








遠赤外線ヒーターアタッチメントも造ってみました
SUS316の材料をTIGでタップ溶接組立、内部バッフル取付(オタクですみません)
堅牢でゴージャス・・・
屋外のスポットヒーターとして使え、コーヒーを温められるようにしました
燃料式バーナーと組み合わせて最強(最狂?)のポータブルヒーターになります








火器を弄り、火を弄るのは楽しいものです
次はケロシンバーナーに手を出そうか?
二次燃焼ストーブを造ろうか?
オイルストーブを造ろうか??
「オトナの火遊び」は当分続きそうです

Posted at 2022/01/16 19:03:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヴィヴィオあれこれ | 日記
2022年01月14日 イイね!

別れ・・・

ヴィヴィオに乗り換えて丸4年・・・
車を1台起こすかのようなレストアの日々・・・
サーキットでブン回すためのチューンと強化の日々・・・
重荷を背負って長距離走行に耐えられる装備を施し・・・
ALTで格上スポーツカーと渡り合い、高速で大排気量車に食らいつき・・・
標高2000mを超える峠を越え、-20℃の豪雪の峠を越え・・・
走った・・・たくさん走った・・・いつも元気に走ってくれた・・・いつも楽しかった・・・











車齢満29歳・・・走行254500km・・・
とうとう車検が切れてしまった・・・別れの時が来た







KM1に愛するマシンを納めて鍵を預けた
荷物を次の車に積み替えて帰途に就く・・・
ありがとう、ヴィヴィオ・・・さようなら、ヴィヴィオ・・・







そしてこれから暫くよろしく・・・代車のGX-Rよ(笑)
お前も相変わらずいい味出してくれるなぁ







愛車のヴィヴィオは車検時期をズラすため、暫くのお別れとなります
来月になるのか、はたまた再来月なのか・・・定員変更を受けて復活となります
緒方社長、よろしくお願いします
それまではヴィヴィオの活動も一時休止・・・
車検取得後のモディファイの構想、準備を進めていきます
活動は休止しますが、何らかのレポートは投稿しますので
皆様、どうぞよろしくお願いします
Posted at 2022/01/14 19:08:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | ヴィヴィオあれこれ | 日記
2022年01月07日 イイね!

バーナーはオトコのロマンだ

ツーリング先で素晴らしい景色を眺めながら熱いコーヒーを一杯・・・
整備でお気に入りの車を眺めながら熱いコーヒーを一杯・・・
3台のガス式シングルバーナーを使い分け、いつも車に1セット積んでいます
そんなカーライフに欠かせない携帯シングルバーナーに
ガソリンを燃料とするColman POCKETⅡ MODEL505が新たに加わりました
工具ロマンならぬバーナーロマンです(笑)









かつてはザイル、フライロッドを背負って山に入るハードアウトドアをしていたので
タフでハイパワーなGIバーナーが命綱でしたが
時の流れは残酷で、屈強なGIバーナーも半世紀以上の歳月には勝てずに崩壊・・・
それ以降、バーナーを持たなかったのですが・・・
(GIバーナー:1940年代のColman燃料式バーナーの軍用品)








ヴィヴィオでツーリングするようになると、ガス式バーナーを使い始めました
ガス式は扱いが手軽なのですが、寒さに弱く、面白みがありません
それに対して古臭い燃料式は真逆です
扱いが面倒だけど、寒さに強く、タフで面白い・・・
氷点下10℃の雪の中で、全開でバーンし続ける、あの力強さが欲しい・・・







そんなわけで親しみのあるColmanを中心にバーナーの旅が始まります
全開か消火しかない男前のGIバーナーは置いといて・・・(笑)
マイルドで堅牢なPEAK1はどうだろう??初期のモデル400がいいのだけど
人気なだけに凄い高騰ぶりです・・・







70年後半~80年中盤のPEAK1シリーズは燃料ON-OFFレバーと
火力調整レバーがそれぞれ装備された2レバータイプなので
燃料式バーナーの苦手とする火力調整が自在にできるうえに
内部構成パーツも樹脂、ゴムの少ないタフな造りが魅力・・・
Colmanの燃料式シングルバーナーの中でも優れた性能を誇ります
でも、高いからムリしなくてもいいや・・・と忘れかけていました







そんなある日のこと
個人が営むヴィンテージアウトドアショップのHPにひっそりと載っている
PEAK1 MODEL400のかなり安い物を発見・・・
安い40年も前のものなので、大掛かりな修理は覚悟のうえ・・・
当然リペアパーツはありませんが、直せる自信はあります
声高に商品アピールをしない説明文にピンとくるものを感じたので
高速に飛び乗ってアクセルを踏み込みます







ナビを頼りに到着・・・品の良い店主が店を開けて待っていてくれて
私の想像を裏切る、素晴らしいコンディションの400がありました・・・が
そこであるバーナーに私の目はクギ付けになりました
高校生の頃に使っていたヤツだ・・・
荒っぽく使っても耐えてくれたタフなヤツだった・・・
と、遠い昔の記憶が蘇ってきます








それは1977年式のPOCKETⅡ MODEL505・・・PAEK1の前身モデルです
コストダウンした505A 、Bはまだ見かけますが
400よりも希少な505はもう存在しないものと思っていました
コンディション良好で、400以上に格安・・・こんなチャンスはもうないでしょう








「火を入れましょうか?」と訊かれましたが、休みの店主に申し訳ないし
軽く触ってコンディションの良さはすぐにわかったので
505を受け取り、帰途に就きました・・・大丈夫、コイツはいい火を出してくれる・・・







Colmanシングルバーナーが誕生して80年あまり・・・
次々と開発されるガス式に押されて淘汰されていく燃料式バーナーの中で
長く造り続けてきたメーカーと言えましょう
その中で、505はPEAK1の陰に隠れるマイナーな存在なのかもしれません
燃料はホワイトガソリン(白ガス)一択です







まずは火を入れてみます
手持ちの20年モノ白ガスを入れてポンピング・・・漏れも異常もありません
圧縮ガスの出具合を確認してOK、プレヒートなしで点火・・・







白ガスは純度の高いナフサが主成分なので、劣化は殆どありません
ですから、保管が良ければ古いものでも一発点火
ジェネレーターが冷えているので黄色い炎が立ち上がります
追いポンプをして圧を上げ、タバコに火をつけて、そのまま待ちます








ジェネレーターが温まると火が青くなり、懐かしい音を奏でます
漏れもなくミクスチャーもOK ・・・バーナーは生きている・・・
早速コーヒーを淹れてみました・・・
庭で陽に当たりながら若かりし頃の「おもひで」に浸って・・・嗚呼、ロマンです(笑)







おっと、日和ってる場合じゃない(笑) 弱火テストもやらなきゃならん
弱火に調整して自室に持ち込み、部屋を暗くしてみると
小さな青火は安定し、バーナーボウルが赤紫色に焼けて美しい・・・
燃料バーナーとしてはかなりハイレベル
45年も経った古いバーナーなのに・・・ちょっと感動します








消火テストも完璧・・・
タンク圧はそのまま、燃料をカットして火力調整レバーを開くと
ジェネレーター内の残留ガスが燃えきって短時間で鎮火しました
燃料プランジャの密閉と、バルブロッドの調整が素晴らしい・・・
バーナーが「チン・・・チン・・・」と音を立てて冷えていきます






性能テストは充分に合格なので、修理やセッティングは何も要りません
気が向いた時に分解清掃するくらいでよさそうです
バーナー、燃料、ファンネル、整備用インチ工具を収納バッグに収めて
505で淹れたコーヒーを味わいながら、しばしの感慨に耽ります
若かった時にできなかった「愛情」や「労り」をもって
このバーナーと長く付き合っていこう・・・








ロマンはまだ始まったばかり・・・
私のカーライフに、またひとつささやかな夢ができました
いくつになっても夢を持てることは、実に幸せなことだと思います
Posted at 2022/01/07 19:49:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | ヴィヴィオあれこれ | 日記
2022年01月01日 イイね!

初詣・・・険道・・・タイヤテスト

2022年元旦・・・
御節とお雑煮で腹を満たして、毎年恒例の初詣に行きました
お昼前に東名高速に飛び乗って、豊田JCTから北へ向かいます
ヴィヴィオは快調・・・元旦から気分がいいです







高速を降りてさらに北へ・・・気温は氷点下になり、やがて銀世界に・・・







そして愛するALTに到着・・・去年と同じく、けっこう雪深いです
コースコンディションは除雪用ホイールローダー(重機)が動かないので・・・雪国(笑)
今年の初詣は走るのを諦めました









緒方社長、あけましておめでとうございます!ホイールローダーを直しましょう







メカポン側からバラしてエアを抜けば動くと思い、kyouちゃんが頑張ってくれましたが
ポンプ圧が出ないことが判明・・・
気温が氷点下の環境でこれ以上バラすわけにもいかず、部品もないので諦めました(涙)
その後は緒方社長に緊急任務が発生して慌てて下山・・・今年のALT初詣はここまでです







陽はまだ高いので、新調したVRX2のテスト走行でもしながら帰ろう
ということで、テストコースに向かうことにしました







ALTを出てさらに北へ向かいますが、運悪く途中で工事通行止め(笑)
県道337号で迂回できるにはできますが、そこは名高き「険道」です・・・
さらに雪深く大変になるのは明らかなのですが・・・まあ、アタックしてみましょう







そして険道アタック・・・期待通りの深い雪と酷っぷりですが
VRXはきつい登りも下りもきちんと雪を噛んでくれるので難所も楽々クリア
写真は登り勾配10%以上のゼロ発進テストです
元旦から酷を楽しめる、大変良いタイヤテストになりました(笑)







気温-3℃・・・設楽から稲武までは雪煙舞う氷雪路の安定性を確かめてみました
ハイビーム点灯・・・一般の皆さんは避けてくだり、ハイペースのテストができました
煽り、反対車線はみ出しなどのマナー違反はやっていません(笑)







そしてテストコースに到着・・・
最奥がドン詰まりで対向車が来ない圧雪路なので、夜はラリー屋さんの練習コースになります
案の定、上で競技用スタッドレスに交換中のラリー屋さんがいました
既に気温は-6℃まで下がり、雪が乾いた良いコンディションになってきたので
数本トライしてコースを明け渡しましょう・・・







3速全開で3本アタック・・・
タイヤの温まりもよくグリップも良好・・・デフなしのわりにトラクションも良好・・・
縦グリップがしっかりしているので、荷重コントロールでアンダーもオーバーもやりやすい
姿勢変化が穏やかなので、操作の忙しさもありません・・・うむ、年寄り好みでよろしい
一昨年の御岳スノーアタックは今日よりも良いコンディションのコースでしたが
それ以上にアクセルもブレーキも踏んで楽しめます
結果がわかったので満足・・・帰ってメシフロネルです








今年の元旦も素晴らしいスタートが切れました
走りに、整備に、ツーリングに・・・皆様とともにカーライフを満喫していきたいと思います
皆様、本年もどうぞよろしくお願いします
Posted at 2022/01/01 23:01:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | ヴィヴィオあれこれ | 日記

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「整備」
何シテル?   10/01 22:24
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