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とうふ@TW2のブログ一覧

2022年06月25日 イイね!

最狂マシーンとフライフィッシング珍道中

ブラウントラウト(以下ブラウン)の準備ができたので上高地方面に向かいました
梓川ブラウンが目標だったのですが・・・貴重なネイティブイワナ釣りに転じる珍道中になり
ヴィヴィオの最狂振りに感謝する一日となりました







豊田→多治見→中津川→木曽福島→薮原→梓湖・・・
山岳路を走り、分水嶺を越えて梓川を目指します
標高1500mの峠の気温は15℃・・・ヒーターが要るほどでした







梓湖から松本方面に下り、新島々のコンビニで安曇漁協の日釣り券を調達
漁協の管轄河川や禁猟区など、バイトの兄ちゃんが一生懸命調べてくれました
ありがとうございました







新島々から上高地方面に向かいます・・・
奈川渡ダム手前の入山隧道内の分岐は右です







梓川支流のY川で仮眠・・・夜中に豪雨がありましたが
Y川も梓川もえらいことになっているとは知らず、爆睡していました(笑)







Y川の「ドドドド~」という爆音に気付いて起床、またしても寝坊です(笑)
梓川本流の爆音も聞こえてきます・・・えらいことになりました







Y川はドブ濁りで岸がなくなっています・・・降りることすらできません
ヴィヴィオで川沿いに探索しましたが、終点の堰堤までムリでした
梓川本流も見に行きましたが、怖いほどの勢い・・・さて、どうしようかな??







珍道中が始まりました・・・「川ハンター」に変身(笑)
地図を頼りに等高線密度の低い川を探索するのですが、ここでもヴィヴィオは大活躍
酷道より酷い山岳路でも機動性が高いので楽しさ満天・・・最狂の釣り車です
標高1300m・・・随分増水していますが、何とか遡行できそうな5本目の川にしました
増水と濁りに加え、入渓しやすい川なので、魚がいるのかわかりませんが・・・







釣り人の多い、見知らぬ川なので苦戦しましたが、何とか魚が顔を出してくれました
噂に聞くネイティブな「乗鞍イワナ」じゃないかな?・・・ニッコウイワナ系ですね







フィーディング(毛鉤の流れ)が1cmでもズレると出ないし、アタックが小さくて速いし・・・
日光湯川のブルックと同じくらい楽しめました
10本目くらいで25cmを超えるイワナが出てくれたので終了・・・
出ればオールネイティブ・・・ヒレが大きくパワフルなイワナの棲む貴重な川に大満足でした










川から上がると乗鞍岳が展望できます・・・まだ雪が残っています・・・
車に戻って帰り支度していると、雨が降ってきました








帰り道の木祖村で森林鉄道?と蒸気機関車の展示を発見・・・
D51はわかるのですが、林鉄は案内が無くてよくわかりませんでした
どなたかご存知の方はいませんか??









山を降りてコンビニコーヒーで一息・・・
今回もヴィヴィオのお陰でたいへん楽しい釣りを満喫できました
次はどこに行こうかな??
車を整備して梅雨が明けたらデラシネの旅を楽しみたいと思います
Posted at 2022/06/26 10:05:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | つり | 日記
2022年06月18日 イイね!

ヴィヴィオでまったりドライブ

たまにはブラブラとまったりドライブしてみよう・・・
ということでバイパスに乗って名古屋へ・・・朝から混んでいます
最近は車の出が多くなりましたね








近所のフライ専門店はいつの間にかなくなり、量販店のフライ用品はなくなり・・・
そのマイナー振りにびっくり・・・
大型店のルアーひしめくフロアの一角にフライ用品を見つけました







ウェーダー、フライライン他、先週の日光の釣りで気になったものをチョイス
特にウェーダーの進化は驚くばかりで、次の釣行が楽しみです
フライリールも何とかしたいな・・・あの店はまだあるかな?行くだけ行ってみよう







空港線を御器所に向けてぶらぶら・・・一時的に天気が回復してよい気分です
運良くポルシェの後ろについたので、しばらく空冷サウンドを楽しみました
きっちり造ってガンガン踏んでいる雰囲気が迫力でした







店があった!よかったよかった・・・10年振りくらいかな??懐かしいな・・・







日光湯川でフライを復活したことを報告すると、店主は目を細めて喜んでくれました
そして次はブラウンを狙いたいので、私に合うリールを・・・と相談すると
ヴィンテージなハーディー マーキスを選んでくれました







私にハーディーはまだ早い・・・と言ったのですが、言われるままに触ってみると
フレーム構造、ブレーキシステム、工作精度、控えめなデザイン・・・
現代でも実戦に使える造りに驚き、納得しました
しかもこいつはお値打ち品・・・ありがたく買わせていただきます
ブラウンの釣り方についてひとしきり教えもいただいて店を辞しました
ありがとうございます、また遊びに行きますね








バイパスを東に向けて走ります・・・郊外のハイスピード区間で豪雨になりました
右レーンに入ると、NAのけたたましい排気音が聞こえてきます・・・ん?なんだ?
先ほど追い抜いたドレスアッパーなビートがヴィヴィオのスリップに入ってきました(笑)
すまんね、おじさんは遊ぶ気分じゃないんだわ・・・ということでアクセルひと踏みでお別れです
おにいちゃん、車もウデも磨いてね(笑)








道の駅豊橋に到着・・・すごい人気で、激混みです
お昼を摂って、あれこれ練り歩いて・・・たまにはこういうのもいいですね







豊橋の街で路面電車を眺めながら・・・KM1に到着(笑)
相変わらずお客さんが多くて大盛況です








緒方社長に日光土産を献上してヴィヴィオのMSCを組立・・・
スマホ防水ケースを試して遊んだり、ヴィヴィオについて作戦会議をしたり・・・










そんなひと時を楽しんでいると、緒方社長に緊急連絡・・・
TY856(インプレッサ系6速トランスミッション)を運ぶミッションが発生です
高速を使うのでKM1スーパーフォレスターの出番です
私はナビ&漫才トーク&運搬助手として召集され
B級グルメ開拓も大成功・・・往復160kmの弾丸ドライブを満喫しました









KM1に戻って、再び作戦会議・・・
緒方社長にヴィヴィオのテスト走行をしてもらい、部品をお願いしました
現状は問題ないので予備品として保管することにします
ヴィヴィオの部品は安くて丈夫でいいですね・・・







閉店になりKM1を辞して帰宅
ヴィヴィオで150km、フォレスターで150km・・・
のんびり気の向くままに、まったりとドライブを楽しめた一日となりました
たまにはこんな日もいいものです


Posted at 2022/06/19 19:57:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | ヴィヴィオあれこれ | 日記
2022年06月18日 イイね!

ヴィヴィオにKM1の新製品「パンパースくん」を投入・・・レポートその2

5/14(土)にヴィヴィオのインタークーラダクトの雨仕舞的な新製品をモニター投入
名前が「パンパースくん」に決まったようですのでよろしくお願いします
6/10~6/11の釣り&山岳ツーリングで「ドシャ降り」の走行ができたので
雨中走行編のモニタリングレポートをします
・・・前回と同じく「忖度なしで」ということなので、辛口で逝きます(笑)
(パンパースくんを存じていない方はこちらをご覧ください)








ということでレポートその2です
奥日光へ釣りに行くために図のようなルートでヴィヴィオを走らせました
片道約450km・・・長時間の雨中テストも目論んでいました
往路は軽井沢近辺から待望の雨が降り始め、目的地の戦場ヶ原まで
約200kmを雨中走行できました
沼田~金精峠前後まではドシャ降り・・・3枚目の写真は金精峠入口です









私の心配をよそにヴィヴィオは終始快調・・・
夜明け前に戦場ヶ原に到着・・・仮眠・・・7:00起床と同時にボンネットオープン!








・・・ヘッドカバーは全く濡れていません
合格です









日中は釣りを楽しんで、小雨の中 8時間ヴィヴィオを放置プレーしておきました







17:00・・・天気予報を再確認すると、往路より強い雨になりそう・・・
よろしい、ということで帰投開始・・・この先は厚い雲に覆われてヤバそうです







金精峠を登り始めるとすぐに雨と濃霧
峠を越えると道路が川になるほどのドシャ降りになり、速度を落として走行・・・
雨漏りは全くないようで、快調に走ります








そのまま諏訪まで200km以上、道が視認できないほどの豪雨の中を快調に走り続けました
私のヴィヴィオはFFですが
水に乗ってもスロットルコントロールで安定するので、運転がラクチン・・・楽しんで走れます







小降りの諏訪SAに到着・・・ボンネットオープン!
・・・右隣のキャブコンの方、びっくりさせて申し訳ありません、モニタリング中なのです(笑)







パンパースくんに着いた水滴は開けた時のものですが、ヘッドカバーは全く濡れていません
素晴らしい!「パンパースくん」は豪雨の長距離走行でも、一滴たりとも雨水を漏らしません
もしものために準備したアルミテープを使うことなく、豪雨から守ってくれました
モニタリングは大成功・・・自信を持って「合格!」と言えます








「パンパースくん」モニタリングまとめ・・・
アルミテープの雨漏り防止では、時々剥がれて少々の雨漏りが発生していたので
日常でも、旅先でも点検、補修という面倒なことをしていましたが
「パンパースくん」はこの問題を見事に払拭してくれて
雨の中でも安心で快適なドライブができるようになりました
価格はお値打ち、女性も取付できるイージーなもので効果は抜群・・・
この問題にお悩みの方、心配されている方に、自信を持ってお勧めできます
ガレージKM1様、素晴らしい商品をありがとうございました
(詳しくはガレージKM1までお問い合わせください)
Posted at 2022/06/18 09:30:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | ヴィヴィオあれこれ | 日記
2022年06月12日 イイね!

日光を見ずして結構というなかれ ドライブとフライフィッシング満喫

前置きに続いては釣行レポートです・・・19:00頃に出発して北へ・・・
夜は景色を楽しめないので、ヴィヴィオの走りと音楽を楽しみます
豊田→飯田→諏訪→佐久(給油)→中軽井沢→北軽井沢・・・途中から雨です
23:00 気温は10℃・・・寒いです







北軽井沢→長野原→中之条→沼田→片品→金精峠・・・雨は降ったり止んだり
相変わらずの天気ですが、深夜の日本ロマンティック街道を辿って・・・
2:00、標高1832mの金精峠に到着、国道標高第3位の峠をヴィヴィオで制覇しました
学生時代に猛吹雪のここをRZ250で越えた「おもひで」が蘇ります・・・あの時は若かった(笑)
・・・もう間もなく到着です







2:30赤沼駐車場に到着・・・仮眠・・・7:00に目覚めました・・・さっそく寝坊です(笑)
もう焦っても遅いので、のんびり釣り支度します・・・
8:00 赤沼茶屋(6:00開店)で1日券を買ってスタンバイOK
店主に訊くと・・・1日券購入者の中で私はビリらしいです
しかも湯川初心者なので「一匹でも釣れたら上出来だね(笑)」と励まされました、とほほ・・・









いよいよ夢の湯川のフライフィッシング開始です
赤沼茶屋の店主から聞いた歩道通行止めの情報を基に、どこで釣ろうか考えます
まあ、遡行(川を歩きながら登る)すれば大丈夫だろう・・・と、楽観視していましたが
それは大間違いでした・・・







湯川は熊のテリトリーなので、いつも着けている「むねさん熊鈴」を今日も着けます・・・
ここは人が多いので昼間に出遭うことはまずないと思いますが念のため








遊歩道を歩きながら景色を楽しみます・・・
戦場ヶ原越しに男体山が展望できます
天気予報は雷マークだったのに、どういうわけかハイキング日和・・・
軽装なハイカーやアマチュアカメラマンが多いです
山の天気は急変するので、私はフル装備・・・背負ったリュックが肩に食い込みます










初めてのスプリング・クリークの眺めにしばし感動・・・これを見るだけでも来た甲斐があります
ゆったり流れるので、川が静かです







ここで大変なことに気付きました・・・
普通の川のような岸がないうえに川底は沼のような状態・・・
ハイチェストウェーダーを履いてきましたが、簡単に腰まで沈んで危険です
渡渉(川を渡る)もできなければ遡行も困難・・・
川から上がってもブッシュが酷くて前進は困難・・・
遊歩道の通行止めまで行ってみましたが、その先の湿地を歩くのは危険・・・
とりあえず行ける所まで探ってみました







川は素晴らしいのですが、ここは屈指のメジャー河川・・・魚の出がシブいです
しかも初めての川なので、まるで勝手がわかりません(笑)
なるほど・・・聖地の洗礼は手厳しいものです
そして休憩しながら、魚の心境をボンヤリと考える・・・どうすれば君を誘惑できるのかい??







山側の遊歩道で迂回して通行止めの上に出てみることにしました
ウェーダーを履いて約4km・・・ハイキングタイムの倍の時間がかかりそうです
同年代のマダムハイカー軍に逆ナンパされてトーク&ウォークを楽しんだり
エゾハルゼミを見つけては観察したり・・・目的地までの長い道のりを楽しみます









ここで事件が・・・シューズのフェルトソールが剥がれてスリックタイヤになりました(笑)
先日自宅でテストした時は問題なかったのに・・・新しいのを買っておくべきだった
困ったな、川に入れないかもしれない・・・でも、行くしかないなぁ・・・
これも洗礼のようです







目的地の青木橋に着いた頃には雲が出てきて、涼しい風が吹き始めました
どうか雷雨になりませんように・・・と、天を仰いで祈ります・・・
川底は相変わらずヤバい状態なのでブッシュ(岸)からのロールキャストしかないな・・・
と考えながら観察していると、メイフライ(カゲロウ)のハッチ(羽化)とライズ(魚が水面で捕食)
ライズは小さく速い「激シブ」のうえに、トリッキーにシュートしないと届かないポイントです(笑)
メイフライ・ダンに近いパターンフライはクリンクハマーのみ・・・演出で勝負します・・・
時々私のフライに顔を出してくれますが、寸前でUターンを繰り返します
う~ん・・・何が不満なんだい??







そんな時を楽しんでいると、小雨とともに水面がザワついてフライが消えました
反射的にロッドを立ててフッキング、心臓が早鐘を打ちます
恵みの雨がブルックを振り向かせてくれました・・・
おぉ・・・美しい・・・型は小さくとも嬉しいものです、ひとしきり眺めた後にそっとリリース
固唾を呑んで見守ってくれたマダムハイカー軍から黄色い声が・・・
あざ~す!お粗末さまでした








バックハンドキャストで2匹目のブルックを何とか仕留めると、その先は前進不可になりましたが
渓相(川の様子)と地形から、もう少しで川伝いの遡行ができそうな感じなので
またまたルート工作(笑)・・・
私の足が今日の長距離歩行に耐えられるか?が心配でしたが
釣れた嬉しさから足取りが軽くなりました・・・もう少し前進してみよう
ここはバックハンドキャストをけっこう使いますね・・・もう少しリハビリしておくべきでした







小田代橋に着いてみると川を歩けます・・・カンが当たりました・・・遊歩道の廃道もあります
しかし、終点の湯滝から下ってきた釣り師がたくさんいます・・・
でも皆さん釣れていない・・・終点は近いので魚は居るハズなのに・・・
そこで、皆さんの釣り方の観察に専念します・・・すると、見えてくるものがあります
ブルックの性格はイワナに似ているハズなのに、それを利用していないんじゃないかな??
ならば、イワナの性格や行動パターンを利用すれば釣れるかも・・・







空いたポイントに入ってフライをシュートするとヒット
次のポイントに入ってまたヒット・・・私のカンは当たりました
ハイカーの拍手に少し照れながら一礼して、ブルックを優しくリリース・・・を繰り返します
近くの釣り師に方法を訊かれて説明したり、談笑したり、まだ魚が居るポイントを譲ったり・・・
とても楽しいひと時です










私が狙った方法は至ってシンプル
障害物のかなり手前にシュートしてギリギリ数cmまでナチュラルに流し
メイフライ・ダンを演出・・・
するとシビアな筈のブルックが何のためらいもなくフライを吸い込んでくれました
私の技術力が高いのではありません・・・スレたイワナの性格を利用しただけです







終点の湯滝直下は釣り師が多いので遠慮して
10mほど下流の地味なポイントで30cm弱のブルックをヒット
滝の展望台のギャラリーから盛大な拍手を受けて
写真を撮るのももどかしくリリース・・・そして赤面の一礼・・・
もっとブルックの眺めを味わいたかったのですが・・・罰ゲームあざ~す(笑)







グラバー氏が育てた湯川を充分に味わえた満足感と、心地よい疲労感・・・
まだ時間はあるし、ブルックも釣れるでしょう・・・でも私は充分満足できました
車に戻るとしましょう
ありがとうブルック達よ、ありがとう湯川よ、そしてグラバーさん ありがとうございました







川に一礼してバス停まで歩きます・・・
手にはブルックの感触がまだ残り、脳裏には元気に泳ぐ姿が浮かびます・・・
同じくバス停に向かうハイカーの皆さんが声をかけてくれます 「釣れましたか?」
私は笑顔で答えます 「ええ・・・とてもいい釣りができました」
雨が強くなってきました・・・でも、気分は爽快です







湯滝から赤沼まで直線距離でも5kmはありますから、帰りのバスがありがたいです
15分で赤沼に到着しました
赤沼茶屋の店主に報告書を提出して、釣りの報告・・・喜んでもらえてほっとしました








車に戻って釣り道具を片付け終えると17:00・・・
夜には雨も強くなりそうなので、このまま帰ることにします
もしかすると、二度と来れないかもしれない奥日光の眺めを目に焼き付けておきました
ありがとう、奥日光・・・またひとつ一生の「おもひで」ができました








そして帰投開始・・・往路を辿って南下していきます
金精峠から諏訪までの約200kmはずっと豪雨でスローペースでしたが
ヴィヴィオは終始快調に走ってくれました
そして諏訪から中央道で名古屋方面に向けて一気に帰宅しました








総走行距離850km・・・
憧れの川で憧れの魚を釣る・・・夢を叶えることができて感無量です
そして奥日光の釣りも、ドライブもたいへん楽しめた素晴らしい旅となり
自信をもって「結構」と言える資格を得られたと思います(笑)
次はどんな旅を楽しもうか?・・・ヴィヴィオと私の旅はこれからも続きます
Posted at 2022/06/12 19:46:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | つり | 日記
2022年06月11日 イイね!

日光を見ずして結構というなかれ 序章

「日光を見ずして結構というなかれ」という格言がありますね
そしてフライフィッシャーにとっても日光は結構な存在なのです
その結構な存在とは奥日光戦場ヶ原を流れる湯川という小さな川・・・
日本のフライフィッシング発祥と言われる聖地へ、夢を叶えるために行きました
まずは川の紹介やこの釣行に関する経緯などウンチクからスタートです
えぇと・・・興味ない方はスルーしてくださいね~(笑)







私と日光・・・
初めて日光に行ったのは中学校の修学旅行でした・・・
豪華絢爛にして荘厳な東照宮や、雄大な奥日光に感動したものです
そして大学時代は隣県の福島に住んでいたので
単車の日帰りツーリングに日光、奥日光へ通う身近な所になりましたが
当時は釣りを殆どやっておらず、フライフィッシングもやっていなかったので
奥日光の湯川の存在は全く知りませんでした







日光湯川・・・
「湯川」は全国に数多くある河川名で、ここでは「日光湯川」と称することにします
標高約1400mの奥日光戦場ヶ原を流れ、中禅寺湖に注ぐ僅か11.2kmのスプリング・クリーク
雄大な湿原を流れる日本離れしたロケーションが特徴で、国内屈指の人気を誇り
ラムサール条約に登録されているエリアの中に位置します
一般河川とは異なり、農水省管理の「遊漁に関する試験・研究河川」という川でもあり
魚種は北米産ブルックトラウト(以下ブルック)が主体で放流はなく、自然繁殖のみ
研究河川でもあるため全域キャッチ&リリース(C&R) つまり魚の採捕は不可・・・
フライ、ルアー、エサなどの釣法が許されていますが
メジャーにしてC&Rのため魚の警戒心は強く、釣りの難易度が高い川とされています
入川には2000円の一日券を購入、釣りの後に調査報告書を提出する必要があります
エリア内は全面禁煙、その他自然保護のためのレギュレーションがあります
(スプリング・クリーク:湧水を水源とする川)
(ラムサール条約:湿地の保存に関する国際条約)









日光湯川とブルックトラウトとフライフィッシング・・・
明治の頃より奥日光は欧米人の避暑地となる背景があったことから
1902年にグラバー商会で有名なトーマス・ブレーク・グラバー氏(以下グラバー氏)と
英国領事館員ハロルド・パーレット氏が鱒のいない湯川のブルック定着の事業を行い
欧米貴族の娯楽であるフライフィッシングを日本に導入したと言われています
その後、皇室の財産となり、外交高官の釣り場としても利用された歴史もあり
その功績を称えられ、日本のフライフィッシング発祥の地と言われるようになったようです
幕末の武器商人として名を馳せたグラバー氏の知られざる一面が興味深いですね
その歴史を知って、日光湯川でのフライフィッシングが「夢」となりました







ブルックトラウト・・・
北米産で、ブルック(小川)トラウト(マス)という英名からカワマスという和名になりましたが
サケ目サケ科イワナ属に分類されるイワナの仲間になります
魚体はイワナに似通っていますが、派手な斑紋が特徴とされており
生態はイワナと似ているところもあるようです
釣ったことも見たこともないので、私にはたいへん興味深い鱒でもあり
ブルックをフライで釣り、この目で見ることも夢でした







私と鱒とフライフィッシング・・・
幼少の頃から近所の川で釣りに親しみ、やがてイワナを釣り始めましたが
毛鉤釣りに興味を持ち始めてフライフィッシングに転身・・・その後はメジャー河川を転戦・・・
その面白さのあまりノイローゼになるほどのめり込んだ挙句、命を落としかけること数回
それ以来、命を削らない、神経をすり減らさない「だいたいフィッシング」に落着きました(笑)
鱒とあらばどんなものでも好きですが
源流のネイティブなヤマトイワナという希少種が最も好きな鱒であり
御岳の源流域で仕留めたレコードは35cmの猛々しいヤマトイワナです
(写真はレギュラーサイズのヤマトイワナです)







命を落としかけること数回・・・
若い時は 流されたり、崖から転落したり、遭難しかけたり、熊に遭ったり・・・
急流で知られる梓川本流で大型ブラウンを仕留めた時はこんな感じでヤバかった↓↓
映画とは異なり、私は無様にもがきながら流されていたと思いますが・・・
まぁ、私もブラッド・ピットも若かった・・・ってことです(笑)
彼と私は同じ歳でもありますが・・・カッコよさは天と地ほどの差があります(笑)
(映画 A River Runs Through It 1992年)








カーライフとフライフィッシング・・・
釣り好きには車好きが多く、車好きには釣り好きが多いもので
ご多分に漏れず私もその一人として釣りと車を楽しんでいます
特にフライフィッシングはツーリングを楽しむこともメニューとしているので
長距離走行や山岳路を楽しめる車が不可欠・・・
現在乗っているヴィヴィオは運動性、直進性ともによく、燃費も良いので最適ですが
古くて狭いという問題があったのでレストア、モディファイ、チューニングを実施
4年半の時を経て釣りに行ける仕様にできたので、フライフィッシングを再開しました
・・・車も釣りもスローライフです







釣行スケジュール・・・
日光湯川は5~6月が釣りに適する時期のため、梅雨入り直後の週末に計画・・・
今回は金曜の夜に出発、土曜は釣り&ビバーク、日曜の早朝から帰投
という、年寄向きのスローなスケジュールにしました(笑)







日光湯川へのルート・・・
片道約450km・・・山岳コースを楽しんで群馬側から奥日光入りしました
学生時代の帰省や長野方面のツーリングに単車で頻繁に走っていた「おもひで」もあり
「国道標高第3位」を誇る金精峠を踏破することも楽しみだったのです
ビバークについては、予想よりかなり早く釣りが終わって帰ってしまいました







釣りの装備について・・・
私のロッドコレクションの中から、あらゆるシーンで信頼性が高く、使いやすい
ORVIS TRIDENT 8ft6in にSA(scienthific anglers)ディスクブレーキ付フライリール
フライラインは川に合わせてDT4F&リーダーティペット6X 12~15ft
フライパターンは潔く絞り込んで、演出で何とかします
アダムスパラシュート、エルクヘアカディスの古典的なベーシックフライ
フローティングニンフを模したクリンクハマー・・・以上を数本ずつ巻きました
その他は予備ロッド、リール、ライン、フライ及び渓流用ギアなどを準備しましたが
今回新たに導入したフリップ式偏光グラス用老眼鏡と
スポーツ用虫除けスプレーが大変良い仕事をしてくれて、快適な釣りを楽しめました










今回の釣行の目的・・・
「夢を叶える=日光湯川でのフライフィッシングを楽しむ」ことが一番の目的ですが
事前調査から得た情報を基に、釣りにおいても、車においても、宿泊においても
計画と準備がうまくできていたのか?つまり全体的なコーディネートがうまくできたのか?
を確かめ、不備不満や見落としがあれば、改善ネタにしよう・・・という目的もありました
結果は85点・・・いや、90点でしょうか? 小さな問題があるにはありましたが
ドライブも、釣りも概ね楽しむことができ、コーディネートは上々でした





曇り時々雨で天候は思わしくなかったのですが、釣りは素晴らしいものになりました
次はその様子をレポートしたいと思います
Posted at 2022/06/12 14:30:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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