
2009年1月25日に富士スピードウェイ国際レーシングコースを走行しました。
写真1
写真2
写真3
24日に出発、KM1に寄り緒方社長に一言御挨拶
16万kmのEg「病弱な老人」のブローの可能性が非常に高い為
もしもの場合は積車出動をお願いした
快く引き受けて下さる緒方社長のご厚情に感謝しつつ出発
実弟「1000馬力男」の家に寄り、FSWでピットに入れない場合の対策として
イージーアップテント、テーブルを借りる
高速をひた走り、今夜の宿に到着
メンバーは
鮭沙門君(EP3)、
Abex君(CJ4A)、O君(Z32)、
FF Meister君(EP3)、N君(GF8D)
風呂に入り、グダグダトークバトルをして就寝
昨年に比べてかなり楽である
明けて25日、気温-5℃の中FSWに向かう
7:00の開門まで東ゲート前で待つ
ここから戦いが始まった
ゲートで入場料を払うと猛ダッシュでパドック入りして
ピットを抑えなければならない
Abex君達は機転を利かせて見事28番ピットを抑え6台が無事収まる事に成功
ゴージャスなピットでセレブな気分を味わいながら早速準備開始
この走行会は全5クラスあり、各クラス55台という大イベント
・超ビギナー(初心者)
・ビギナー(ちょい初心者)
・ミドル(中級)
・エキスパート(ガンガン走りたい人)
・外車(セレブな方々)
O君、N君は超ビギナークラス
僕、鮭沙門君、Abex君、FF Meister君はエキスパートクラスに出場
11:00 穏やかな晴天、微風、気温3~4℃
エキスパートクラスの走行開始
路面の確認、ブレーキ、サスペンション、異音などを確かめながら徐々にペースアップ
アタックカウンターで速度とタイムを確認
クリアは取れない
2分24秒→2分18秒→2分18秒→2分13秒
トップスピード205km/約6300rpmで机上計算との誤差を確認しピットイン
エア圧温間F:2.4kg R:2.2kgに調整、各部確認し再び走行
今回の課題に取り組む
・各コーナー前、特に1コーナー前200オーバーからのブレーキとダンロップ前180オーバーからのブレーキ
それに伴う荷重コントロールとトラクションを活かす脱出
・3速、4速での長めのコーナリング時の荷重コントロールとトラクションを活かす脱出
特に13コーナー→ネッツコーナー→パナソニックコーナー→脱出速度を高くしてメインストレートへ
・コカコーラコーナー、ヘアピンでは3速、4速のどちらが良いか
混雑の中クーリングをはさみながらこれらを確認
2分15秒→2分16秒→2分19秒→アタック2分12秒306
途中FF Meister君と遭遇
メインストレートはほぼ互角、抜く事はできず210km/6500rpm
現状のEgは6500縛りのためRAクロスでの限界スピードとするが
ホンダのEgのパワーに驚くと共に「病弱な老人」のローパワーにも驚く
加速時オーバーシュート1.42kg 1.1kgで安定
緒方社長のセッティングによる燃調に問題はなく安心して踏める
FF Meister君も頑張っているのだが
弱い足とタイヤで相当苦戦している
後ろから眺めているとリヤの接地が弱めの挙動で
ブレーキングではノーズダイブが大き目のためリヤから白煙が上がる
デフなしのため車体がまっすぐでないと加速しない
しばらくVTRを撮影しMeister君の男前スピン(笑)をきっかけに前に出る
…が300Rを抜け185kmを確認後のブレーキミスでオーバーラン寸前の大失態
フルアクセルとカウンターで運良くクリアしたが、心臓が喉から飛び出そうになった(笑)
気を抜くとリスクは大きい
走行後EG6の みのポン氏にお会いした
同クラスだが氏のタイム2分06秒に唖然とした
Sタイヤとはいえトップクラスの中では唯一の2駆で、最小排気量であろうと考えると
彼の日頃の努力に感服し僕のスキルの無さを実感する
午前の走行で速いと感じた車を見て回る
大半がSタイヤであり、たまにラジアルでもR1Rか☆かRE11…
格上のハイパワー車がほとんどである
午後も苦戦は必至
15:00 2本目スタート
クリアがとれないが課題に取り組み走行
2分30秒→2分13秒→2分13秒
…フェラーリ、R32~35GTR、NSX、エボ、インプ、RX7などにメンストレートで面白いようにチギられる
GDBは同じスバルと思えない 200kmで走行している横をブッ飛んで行く
火を吹くステージア(RB26?)にもあっさりチギられる
フェラーリの全開加速音は…シビレる
一通り考えをまとめてピットイン
各部点検、水分補給し最後のアタック
1コーナー…210kmから200mカンバン通過直後フルブレーキ、ミスると廃車
シフト5-4-3-2にてブレーキを残してアプローチ、クリップ通過後アウト縁石に寄りつつ加速
シフト2-3-4-5 175km
コカコーラコーナー…175km付近でブレーキ シフト5-4にてブレーキを残さず進入
クリップ付近から全開、アンダー気味にアウト縁石に当てて加速 スピン→全損多発地帯
100R…4速にて長い旋回、中間で膨らむので緩くブレーキを当てノーズをインに向ける
ヘアピン…4速全開からブレーキング、シフト4-3 ブレーキを残し進入、クリップ通過後全開、アウト縁石に当てて加速 シフト4-5
300R…5速全開にてクリア、Gにビビらず踏む
ダンロップ(シケイン)…180オーバーからフルブレーキ シフト素早く5-4-3-2にて右進入、加速しつつ3速アップ時の失速を利用して左、全開で右
13コーナー…3速全開からブレーキング、ブレーキを残して進入、クリップ通過後全開
シフト3-4で緩く左旋回、膨らむにまかせる
ネッツコーナー…4速ハーフから緩くブレーキ シフト4-3クリップ通過後逆バンクによる膨らみに耐え加速、縁石に当ててグリップ回復シフト3-4
パナソニックコーナー(最終)…シフト4-3にて3速ハーフからノーズをインに向け進入
クリップ通過後アウトに膨らむのをこらえて加速、スピン多発地帯
無事ノーズが前を向いたらアクセルを床まで踏む シフト3-4-5
長い長いストレートを踏み続ける
途中で他車を発見してアクセルを緩めてしまったが、その車が加速して逃げ続けてくれたので比較的ロスが少なく走れた
去年と比較して、RAクロスによるギヤのつながりが向上、最高速以外問題なし
Fデフでトラクションの向上を実感、さらに脱出に活かす練習が必要
KM1リヤメンバーは高速コースでも有効、サスペンションがしっかりストロークしトラクション抜けはほとんど出なかった
いい加減な操作は許してくれないが真面目に走れば応えてくれる
Egパワー以外はストレスがかなり減って面白さ、走り易さが増した
ベスト2分11秒264
クラス7位
精神的体力的にこれ以上アタックできないので
仲間の撮影のための追撃走行に移る
鮭沙門君を発見
VTR撮影に徹する
同じEP3でもスーパーレーシングと☆のためかMeister君より安定度はワンランク上で
気を抜くと置いていかれる
しかし100Rなどの長い旋回では4駆のスタビリティの方が高く
脱出のトラクションも4駆に分がある
Abex君にも遭遇
彼のCJ4AはMeister君のEP3よりさらに不利と思われる
古いボディ、1600ccのアンダーなパワー、ショートホイールベース、細タイヤに弱いブレーキ…
枚挙にいとまがない
しかしダートラで鍛えたウデと根性、地道なマシンセットアップで鮭沙門君と対等に走行
タイトロープの上を歩くようだが高速コーナーでも破綻する事がない
スライドコントロールも不安感はなく、気難しいCJ4Aを見事にコントロールしている
一通り撮影した所でチェッカー
…メンバーは全員無事でトラブルもなく、十分に高速コースを堪能でき
非常に良い走行会でした。
来年もチャンスがあれば是非参加したいと思います。
今回御参加の皆様
メンバーの皆様
お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。