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とうふ@TW2のブログ一覧

2012年02月24日 イイね!

Think of something far away for Billy(思いを馳せる・・・)

Think of something far away for Billy(思いを馳せる・・・)30年以上聴き続け
何百何千と聴いていますが・・・
ビリー ジョエルが好きです。










世界的アーティストでありアメリカの国民的英雄であり
誰もが羨むようなスター的存在であり・・・
少なくとも僕の中ではずっとスーパースターです。

しかし彼の人生は決して順風満帆ではなく
長い下積み時代、鬱病との闘い、離婚、アルコール依存症
無類の単車好き、そして事故・・・

生きていく事の難しさや、思いが曲に込められているような気がして
それが僕の心を掴んでいるのだと思います。

中学~高校の頃はオープンリールでエアチェックし
マスターテープを作っていましたが
今やデータの時代になり、簡単に曲が手に入るようになりました。

音楽環境は大きく変わり、ビリーも随分と歳をとり
新曲は長く発表されていないようですが・・・
彼が歌う曲は色褪せる事なく僕の中で輝き続けおり
これからもずっと僕の心の支えであり続けると思います。

やはり車でもビリーを聴きたい・・・
元々ビリーの曲を聴く為に載せていたnakamichiのデッキとJBLを
もう一度引張り出して車に載せようか?と最近考えています。
バックロードホーンを設計製作し、音に厚みを持たせて聴いてみたいものです。

〔New york state of mind〕
これは題名そのものと言って良いでしょう。
故郷への思いと人生を感じる「ベスト オブ ビリー」と思っています。
アルバムに収録されているオリジナル曲も素晴らしいのですが
06年のライブはより一層深い味わいを感じます。

マーク リベラのサックス
ビリーとの阿吽の呼吸に痺れます





〔Piano man〕
Sing us a song, you're the piano man
Sing us a song tonight
Well, we're all in the mood for a melody
And you've got us feelin' alright
ここが胸を打たれます。
場末のバーで「今夜は俺達にピアノを弾いてくれよ」とせがむ人生に疲れた男達・・・
ビリーの下積み時代を見ているようで、グッときます。

オープニング
ビリーが叩くピアノ
観客の歌声
・・・ライブならではの味わいがあります。



心の支えとなってずっと聴き続けられる曲、アーティスト
あなたはお持ちですか?
Posted at 2012/02/25 01:52:40 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2012年02月17日 イイね!

In the middle of a dream(夢の途中)

In the middle of a dream(夢の途中)ずっと抱き続けていた夢がある









中学の時にRCをやりはじめた
コースに行けば子供は僕だけだった
周囲の大人達は最新鋭で高価なハイパワーEgを搭載し、どう頑張っても勝てなかった
僅かな小遣いの中学生には、Egを買換える事はできなかった

「Egをいじってみなよ」
ある人に勧められて、当時は乏しかったチューニング記事を必死に探し
本屋の立ち読みや、ショップのオヤジに聞きながら知識を得ていった
何度も訪れる僕を見て、本屋のオバチャンが「その本」をこっそりとくれた

ヤスリでチューンドEgを造り、父とチャンバーを造り、キャブ調整をし・・・
何とか「大人達」に付いていくことができたが、ピーキーなそれは非常に神経質で扱いづらかった
それでも周囲に褒められて楽しく走らせていた

技術の授業でEgの時間では教師と真剣に議論をした

13歳の時に内燃機関の魅力を知ってしまった

高校の頃は貰ったモトクロッサーで楽しみ
貰った50ccオフロード車のEgを直して河川敷で走りを楽しんだ

大学に上がり、RZのEgを何機も潰しながらチューニングと走りを楽しんだ
神経質でピーキーなEgを高回転キープして勝負をしていたが、数日の命だった
いつもピストンを磨き、リングを張り替え、ライナーを磨いていた
下宿の4畳半部屋はいつもEgパーツで溢れていた

初めてクルマを運転したのは1000ccのFFだった
55馬力、4速ミッション、細いタイヤの買い物車だったが
単車とは全く違う操作と動きに戸惑いながらも時々山を走った
全てにおいて鈍重に感じ、操作で姿勢を作りながら走る「クルマ」という乗り物を速く走らせる事は非常に難しかった

それでも充分に楽しめた

チューンドは扱いづらくてもろいもの・・・車をチューンして乗り回すなど夢のまた夢

自ら手がけた数々のEgを潰し、山で会うチューンドカーが簡単に調子を崩し、壊れるのを見て
そんな概念が植えつけられていた

ほどなくして2T-Gメカフル車に乗る機会を与えられた
1984年・・・突然の出来事だった

トヨタ製2T-G(ヤマハ製作)・・・
40年近く前の1970年代、2T-GのWRCマシンといえば
トヨタワークス製Gr.4仕様16バルブヘッドを搭載
楽に10000rpmを許容し、1.6リッターながら200PS前後を叩き出す性能であったと聞く

それらWRCマシンを手がけ、ヨーロッパで鍛えたチューナーが造り上げたストリートマシンは
ノーマル8バルブヘッドのままギヤトレーンと304°のハイカムを組み、ソレックスで燃料供給
ポート、燃焼室加工はスワール流と燃焼速度を向上させて圧倒的なトルクとレスポンスを発生
内部パーツは市販と純正を組み合わせて徹底的なバランシングとフリクション排除し、精密組立
点火はデスビを廃した永井製フルトランジスタ制御+CDI+ツインコイル
エアロクィップ社製レーシングオイルクーラー、Gr.2用ラジエター、フェロード社製レーシングパッド
Gr.2用サスペンションパーツで各部を締め上げ
ビルシュタイン社製ショックアブソーバーをマシン性能に合わせてチューニング・・・

28年前の当時、ショップレベルでは行われていなかった最高峰の技術を採り入れ
公道走行可能なハイエンドチューンドとして仕立てられ 兄が所有した
FRPボンネットを開くと整然とした配管配線を施され、鍛え抜かれたDOHCエンジンが低く構えていた

今考えてみると、当時21歳の小僧では乗る事など許されないようなマシンであった・・・

出力はわずか150PSという

既に16バルブヘッドFJ20搭載のDR30スカイラインRSが登場しており、カタログ出力は150PS
対してベースマシンは70年代初頭生産と古く、チューンしてもやっと150PS・・・

少し乗るだけでいいと思った
今さら2T-Gなど時代遅れ
どうせ速くないだろうし、壊れやすいだろうし、僕には扱えない特性だろう

恐る恐るキーを捻るとあっけなく始動し
制御が難しい仕様のEgを綺麗にアイドルさせ、ハイカム特有の力強い音を奏でていた

充分に暖機をして慎重に発進してみる

・・・ホントにチューンドなのか?
そう疑ってしまうほど発進が楽にできる

アクセルを踏込むと・・・瞬時に8000rpmまで上昇し視界が狭くなる
ZF社のLSDがデフロックしてトラクションがかかる
慌ててシフトするもクロスギヤのお陰で息つく暇の無い加速を示す
苦しげな吸気音、高回転Eg特有の高周波ノイズ、ギヤトレーンの唸り音、ミッションの唸り音、弾ける排気音・・・

トルクをフラットに出し、鍛えられたボディ、駆動系、サスペンションが確実に150PSを路面に伝える
速い、速過ぎる・・・しかし安心して踏んでいける

考えていたものとは違う、全く違う!
これがチューンドと言うものなのか!
これが本当に「わずか150PS」の車なのか?
馬力=速さ という考えは間違っていたのか?

「きちんとしたチューンド、速いチューンドとはこういうものだ しばらく乗ってみるといい」
そう兄に言われて
結局半年に渡ってそのマシンを乗り続け、本当のチューンドを味わい、マシンから教えてもらった

プラグチェック及び清掃、油脂類交換、エアクリーナー清掃程度の整備
気温気圧に応じたジェットブロック交換によるキャブレーション程度の
「21歳の小僧」に出来る事で性能を維持し続けた

市街地では扱いやすく、乗るだけでも心が躍った
ツーリングでは穏やかに、力強く何百kmでも巡航した
山に行けば鋭く走り、最新のハイパワーターボとも対等以上に走った
乗りこなす、性能を使い切るなどは全く出来なかったが
そのマシンは、それまで抱いていたチューンドに対する概念を大きく変えてくれた

一度でいい、またいつか・・・こんなチューンドカーに乗ってみたい

幸か不幸か?
素晴らしいチューナーに出会い、真のチューンドに出会い、そんな夢を抱いてしまった

結婚をし、子供を育てながらも見果てぬ夢をずっと抱き続け
所有した車は常に出来うる限りチューニングを施しながら知識を養っていった

それから20年以上の時を経て
フォレスターと出会い、ガレージKM1と出会い
長い時間をかけて僕の求める最高のチューンドカーに仕立ててもらった



タバコに火を点け「俺のマシン」を今夜も眺めている・・・今 まさに夢の途中
Posted at 2012/02/17 21:43:24 | コメント(6) | トラックバック(0) | おもひで | 日記
2012年02月11日 イイね!

翁の情熱

翁の情熱←写真はイメージです









ある技術トライのため
久し振りに老舗のメーカーK社を訪ねました。

都心環状を降りて暫く走ると
スレート葺きの小規模な工場群があり、その一角にK社があります。

外から見ると寂れた鉄工所のような工場ですが
中に入ってみると
樫の木で作られた作業台
よく手入れされている使い込んだ道具類・・・
全体に古めかしく、しかし味わいのある静かな工場内で
お爺さんと呼べるような技術者達が設備を開発しています。

完成の域にある基本骨格は数十年前から変わらず
そこに新しい技術を連綿と注ぎ続ける手法のそれは機能美を醸し出す芸術品です。

ここでは僕は若造になりますが
いつ来ても息子のように暖かく迎えてもらえます。

敷地の片隅に今にも土に還りそうな一台の車があり
以前からずっと気になっていましたが、思い切って訊ねてみました。

「これは俺の趣味だよ。クラシックカーを造るんだ」
70をとうに超えている社長がそう答えてくれました。

昼休みに工場の裏手に案内されると、そこには40年以上前の車が何台も野ざらしで置いてありました。
OHVやフラットヘッド(サイドバルブ)らしきエンジンも置いてあります。
わからない人にはスクラップ置き場に見え
わかる人には宝の山に見えることでしょう。

勿論、僕には「宝の山」に見え
クラシックカー雑誌でしか見たことがないようなボディやエンジンなどの「宝」に眼が釘付けになりました。


僕:「博物館クラスの車たちですね」

社:「ああ、T博物館に俺の造った車は何台もあるよ」

僕:「社長が・・・造られるん・・・ですか?(驚)」

社:「うん、趣味でね・・・型を起してボディパネルを作り、ミッションギヤを削り出し
  ピストンも削り出すんだ」

僕:「全部・・・造られるん・・・ですか?(驚)」

社:「わっはっはっは!そうだよ、もう部品は無いから・・・でも諦めちゃ駄目だ
  無いものは造る、10年かかっても造る、これが生きがいなんだ、楽しまなければいかん」

僕:「・・・」

社:「眼を見りゃわかる・・・あんたも車好きだな?
  すぐに飽きたり、目移りして乗り換えるようじゃ駄目だ
  真面目に向き合えばその車の本質が見えてくる
  問題を一つ一つ丁寧に潰していけば車は化ける
  慌てず焦らず、手を入れるほどに車は良くなる
  時間をかけて愛してやれば車はきっと応えてくれる・・・頑張れよ」

僕:「はい、頑張ります」

少年のように眼を輝かせる「お爺さん」と呼べる社長の
その圧倒的な情熱の前に僕は何も言えませんでした。

タイムが出ない 思うように練習できない 壊れた・・・
日頃気にしている事がなんと小さく思えたことでしょう?

嗜好や分野は多少異なりますが
ドッカリと構えてライフワークを楽しむ事・・・

大切な事を教えて頂いた、いい一日になりました。
Posted at 2012/02/11 21:59:20 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2012年02月05日 イイね!

デッパは歪む

デッパは歪むフロントアンダーパネル
僕は「デッパ」と呼んでいます(笑)







これに注目したのはGTマシンなどの動画ですが
地上高の高いとうふ号に効くのか?は半信半疑でした。

しかし様々な文献を読んで、実際に作ってみるとなかなかの効果です。
全く期待していなかったALTでも1、3コーナーで明らかな接地感の向上と
通すラインに変化が生まれました。

形状はマイ☆スタ~氏のアドバイスにより下面を3D形状に整形しましたが
これが接地感に貢献しているようです。

設計段階で一番力を注いだのは勿論空力効果になりますが
同時に取付強度も慎重に検討しました。

段ボールで作ったモデルを持って強風に当ててみると、その力に驚きました。
地面に近付けると確かに吸い付く力が発生しますが
モデルは少し上反り気味になり
押し込まれた空気の流速が上がって吸い付こうとするようで
理屈ではわかっていても実際に体験すると不思議な感じがします。

ただの板形状ではヒラヒラしながら時々吸い付くような感じでしたが
3D風にすると安定した効果になります。

最初は先端をワイヤー引きにしようとしていましたが
上反りを考慮して面倒なピロボールリンクにしました。
しかしどうやらこれが正解であったようです。

写真はTC2000のバックストレートエンド付近
僕のマシンでさえ180kmになります。

たったの180kmでもデッパが反り上がって歪んでおり
ピロボールリンクが頑張って押さえているようです。

足回りが変わった効果も大きいのですが
昨年のSタイヤに対して今年はラジアル。
それでも昨年以上に自信を持って最終コーナーに飛び込めるほどの接地感があった事は収穫でした。

同時に空力部品の取付強度がいかに大切であるかを考えさせられました。
Posted at 2012/02/05 22:36:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット | 日記

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