• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

とうふ@TW2のブログ一覧

2016年12月25日 イイね!

工具とは・・・オトコのロマンだ(其の参・・・宝探し)


工具とは・・・オトコのロマンだ
工具とは・・・オトコのロマンだ(其の弐)

長らくお待たせいたしました!工具ロマンのお時間です(誰も待ってない)

今回は「宝探し」をしてきました。
とうふオヤジが秘境の地に踏込んでお宝発掘・・・そこにはどんな出会いがあるのでしょう?
そんなドキドキワールドで、オタクなアナタにハアハアしていただきます(笑)



ある日の事・・・
注文していたものを受け取りに、発掘隊のアイテムである軍手と老眼鏡を携えて
新品、中古工具などを取り扱う工具屋さんに行きました。

注文品を受け取り、勘定を済ませると、店員さんに断って店内に潜入・・・
おもむろに老眼鏡と軍手を着けて、カゴに積まれた中古工具を掘り起こしていくと・・・
もう手に入らない絶版モノや、高くて買えなかったもの、良好な工具などに巡り合え
それらをワンコインで手に入れられる「宝探し」を行います。

同行した作手零震愚kokuboクン(発掘助手)と「あ~でもない、こ~でもない」
と、工具談議に華を咲かせて楽しく発掘調査・・・
一体どんな工具に出会えるのだろうか??と、胸がときめいて・・・嗚呼・・・ロマンです(笑)





埋蔵文化財級のお宝発見(笑) KTC MRFシリーズ MRF-10、MRF-12、MRF-14が出土しました
高額だったからなのか?(私も買えませんでした)世にそれほど多く出回らずに絶版となった工具で
もはや入手は無理だろう、と思っていたものだけにドキドキします(笑)
8mm、13mmが無かったのが残念ですが、それは次の楽しみにしておきましょう
・・・kokuboクンも埋蔵文化財級を多数発掘して成果を挙げていました




KTC MRFシリーズの学術調査開始・・・
独特の武骨なデザインが男らしい・・・KABOのOEMとの噂もありますが、真相は不明です・・・
ギア数は18ほど・・・今ではありえないほど粗いギアレンチですが
見た目や粗さとは裏腹に使いやすいところが私好み
欲しくても、高くて買えなかったのですが、それがワンコイン(500円)です





ちょっとした謎・・・
これを見て「アレッ??」と思った方は重度の工具フェチ・・・もとい、工具学会にデビューできます(笑)
ちょっとヘンなんです・・・わかります? よ~く見てください・・・わかった方は挙手で御願いします





答えは・・・首がヘンなのです





一般的なギヤレンチは首がこうです





で、もう一度・・・KTC MRFはギヤレンチ側が二股なのです
これも独特のデザインの一つでもあると思います
何故、このようにしたのか?強度的にどうなのだろう?(どなたか知っている人はいませんか?)
こんな「愚にもつかないロマン」を熱弁・・・kokuboクンはドン引きです(笑)





ワンコインというだけあって多少の問題もあります
首がフラフラで、ラチェットのフィーリングもシブいなど・・・
メンテナンスもされずに、過酷に使われていたのでしょう、可哀そうな状態です
老眼鏡で睨みつけて修理可能かを吟味します・・・これも工具発掘の面白いところ・・・
普通の人なら諦めてしまうかもしれんが、私ならいける・・・蘇らせてあげよう





首のネジは擦り減り、ウェーブワッシャも擦り切れ、首が0.10~0.15mmほど擦り減っています
ラチェットにエアを吹くと黒い粒子が・・・油が切れて完全に乾燥しています





ラチェットは洗浄油に浸けこんでアク抜き・・・乾燥後に極圧潤滑剤を塗布
首部の面出しクリアランス調整、ウェーブワッシャ新品交換、ネジを皿キャップボルトに変更、磨き・・・





サクッと修理完了、首もしっかり、ラチェットも滑らか・・・完全に蘇りました
よかったよかった・・・・これからガンガン働いてもらえます、よろしくな!





その他出土品はアメリカンツール時代のバイスグリップ6R・・・刻印で判別、アメリカ生産品
   ・・・今は中国生産らしく、ちょっと残念です
IMPERIALミニチューブカッターTC-2050・・・これはモデルチェンジしていないので年代不明
これらは傷みがないので、錆とホコリを落とした後に活躍してもらいましょう
ピータセンバイスグリップ、IMPERIALの歴史などについて、とうふ教授がアツくロマンを講義・・・
はい、kokuboクン、またまたドン引きです(笑)





これで5コイン・・・新品の1/10以下で手に入りました
ちなみに、歴史上価値の高い工具や、高性能工具が出土した場合は・・・
とうふ工具文化庁にて学術調査及び保管を行いますので
当文化庁まで出土品と発掘レポートを提出することが義務付けられています
文化財保護法に基づくルールを遵守のうえ発掘調査を御願いします(笑)





後日通りがかりに見つけた中古工具屋さんで発掘した小さなBAHCO・・・ワンコイン(100円)です(笑)
今時のBAHCOとはデザインが随分異なります





ロゴもAB BAHCO STOCKHOLM・・・どのくらいの年代のものなのでしょう?
恐らく私が若かりし時代に遥か遠い北欧で作られ、海を越えて日本へ・・・
そして人から人へ・・・私のもとへ・・・工具は何も語りませんが、様々な歴史があるのでしょう





これはつい昨日、近所のリサイクル店で発掘したミラーツール
30年くらい前かな?20代の私は欲しくても買えませんでした・・・懐かしい
キズひとつなく、恐らくはコレクションしていた未使用品・・・
今やネットで高額取引されているようですが、それがカゴに埋もれていて、200円でした
道具は使うためにある・・・早速今日から働いてもらいました





最後に今晩のおつまみ・・・
世界的埋蔵文化財(笑)は、さすがにカゴ売りワンコインとはいきませんでしたが・・・
Snap-onロープロファイルラチェットセット 210RAFSM と 110RTSM です
久し振りのSnap-onについては後ほどレポートしたいと思いますが
まずはこれでハアハア・・・違った、グイッと一杯やってください(笑)





欲しかった工具、レアな工具、懐かしい工具に、お値打ち価格で、運が良ければ爆安で巡り合える・・・
中古工具屋さんを見かけたら、軍手片手に立ち寄ってみてください
工具を愛する人ならば、そこにはきっと素敵なロマンがあると思います。
Posted at 2016/12/25 18:00:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2016年12月20日 イイね!

GT Wingの強化


VOLTEX GTウィングをドライカーボンウィングステーに取付していますが
アルミ補助ステー(つっかい棒)が曲がってしまいました。

ALTの最高速はせいぜい130km・・・
VOLTEXに変更して4回ほどしか使っていません・・・VOLTEX恐るべしです。

もしかすると別要因で曲がっている事も考えられますが
国際レーシングコースを走る予定もあり
リヤゲート付け根がめくれあがってしまうのは困るので、不安箇所を対策します。
過去にFSWで「やらかした」時は修復が大変でした・・・



私(57kg)がぶら下がり、懸垂しても問題ないほどの取付強度なのですが・・・
現状のつっかい棒は(高強度アルミパイプφ12)+(耐荷重500kgピロボールロッドエンド)
パイプの径が細いので、ブレなど横方向の力が少し加わると弱くなってしまうのでしょう





50トンカーボンパイプφ17をチョイス・・・プリプレグドライカーボンです





コイツは高強度アルミパイプ同様に軽く、私が乗っても折れない凄いヤツです
横方向の耐荷重は現状のアルミパイプの10倍くらいありそうです





炭素鋼と同等の強度を誇るF1アルミでピロジョイントを新たに精密切削
カーボンパイプとの接合は構造用エポキシでガンガンです
ドライカーボンつっかい棒が完成しました





カーボンつっかい棒を試着
毎度おなじみの懸垂テストも行いましたが、よくわからないので
上によじ登ってスクワット・・・はい合格!・・・嗚呼、恐かった(笑)





VOLTEXを搭載・・・うむ、よろしい
安心して200kmオーバーの世界に入ることができます・・・超高速バトルが楽しみです

Posted at 2016/12/20 20:48:29 | コメント(5) | トラックバック(0) | 整備 | 日記
2016年12月10日 イイね!

とうふ技術研究所 ドライエア管Ver2


先日開発したドライエア管ですが、使ってみると少々の不備があり
Ver2に造り直すことにしました




Ver1はネジ、蓋付きの精密鋼管(鉄製)を利用しましたが、錆が少々発生
Oリング等パッキンが仕込めないので、蓋ネジ部からエア漏れが少々
エアホースを抜くと逆流してしまう
オール鉄製のため、見た目が無骨でいまひとつカッコがよろしくない
などなど、様々な問題点が見えてきました




オールアルミ、ネジ、蓋付き、パッキン付きのもので造りたい
もう少しタンク容量も増やしたい、ストップバルブが欲しい・・・相変わらずワガママです(笑)
沈思黙考・・・基材として手持ちの複動エアシリンダーに目をつけました
分解タイプでチューブ、蓋はアルミ、蓋にはOリング付き・・・完璧で贅沢な素材です





またまた庭チューンでやってしまいます(笑)
タンク容積は1.5倍ほどに増加、約200ccですが、鉄と同等の重量に出来上がり~





蓋にOリングが付いて、エア漏れはありません





ストップバルブを付けました・・・逆流防止、エア抜きの切替が楽になります





手持ちエアレギュレターを分解整備して連結可能にしました
一発で求める空気圧にエア充填及び調整ができます





ちょっとカッコ良くなり、使い勝手は随分良くなりました
早速試したいのですが、走りに行く時間は大晦日まで皆無・・・(涙)
タイムに直結するかは「???」ですが、ドライエア仕様の実戦投入が楽しみです




ちょっと自慢げに実弟はんぺんワークスにTEL・・・

  兄:おい!ドライエア管造ったぞ・・・オマエ、ドライエア知っとるけ?ヾ(´・∀・)ノ

  弟:はぁ?走るなら、そんなのお約束でしょ?・・・今さらドライエア?(-_-;)

  兄:あ?・・・ま、まぁ、そうだな・・・(^_^;)

いつまで経っても実弟に勝てないワタクシです(涙)
Posted at 2016/12/10 17:50:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | とうふ技術研究所 | 日記

プロフィール

「整備」
何シテル?   10/01 22:24
山釣りの旅を楽しんでいます
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/12 >>

    123
456789 10
11121314151617
1819 2021222324
25262728293031

リンク・クリップ

GarageKM1 Facebook 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/12/12 08:04:32
 
Garage KM1 - YouTube 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/12/12 07:59:30
 

愛車一覧

スバル ディアスワゴン スバル ディアスワゴン
「黒いとうふ」に巡り合いました(笑) アルプスの源流を訪ねて、気の向くままにデラシネの ...
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
ZVW30からZVW50にスイッチしました 普段は家内の足として使い、休日のロングドライ ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
次男keiがある日突然走りに目覚めて 電撃入手した格安ゴキゲンマシンです サーキットも ...
スバル ヴィヴィオ スバル ヴィヴィオ
スバルヴィヴィオRX-R 型式KK3 A型 1993年製造 個人オーナーを経てスバルの ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation