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とうふ@TW2のブログ一覧

2020年12月31日 イイね!

旅のお供に

サーキット、ツーリングなどにお供として活躍する持出し工具箱の見直しをしました







これまで使っていたのはMac toolsの樹脂製・・・
使い勝手が良く、デザインも良いお気に入りなのですが
20kg以上の工具は荷が重すぎたようで、掛金の樹脂が割れ始めました・・・
ムリな使い方をしてごめんよ(涙)








ガレージKM1に遊びに行った時に破損に気付いたことはラッキーでした

 私:工具箱が少し壊れたので探しに行きたいのですが・・・

 緒:私も工具屋さんに用があるのでサンバーで行きましょう

 私:お願いします!

というわけで緒方社長とサンバーで工具箱の旅に出ます・・・行先はFG豊橋です
・・・10分ほどのKM1の近所です(笑)








Snap-on、FACOM、USAG、BAHCO、KTC・・・
いろいろ見ましたが、Deen JのUSAGタイプを選びました
性能、容量、コストのバランスが絶妙です
ついでに工具も買い増ししました
新旧比較・・・容量もさることながら強度がまるで違います
デザインはMacですが、機能美と言う面でDeenも負けず劣らず・・・
以前使っていたUSAGのデザインの面影が残る、なかなか良いものです







Mac toolsの箱から工具を出して清掃点検しながらDeenに入れる工具を吟味していきます
最近新調した工具も納めました・・・新しい工具達よ、これからよろしく
手前から
BELZER No6 19-24スパナ
KLEIN TOOLS D2000-8ペンチ
BELZER 4040 12-13フレックスレンチ
Snap-on FHNF100スイベルラチェット3/8(100ギア)
SMT 17RWEDBX12140A フレックスロングギアレンチ(120ギア)







完備重量は20kg・・・若干のダイエットも行いました







Mac toolsはサブの掛金が壊れただけなので
治してあげれば10kg程度までの重量なら十分に使えます
溶着ピンと樹脂溶接で割れ部を補修・・・充分にガンガンになりました








治したMac toolsは工具箱を持っていない次男keiに進呈・・・
ロドにも収まるサイズだし、工具は比較的少ないので十分でしょう







新しい旅のお供が完成・・・
さっそく明日のALT初詣に活躍してもらいましょう






・ヴィヴィオ用流用ハブ保持工具
・ロド用冶具切削、ヴィヴィオ用流用ドラシャ押し工具
庭で日向ぼっこしながら冬休みの宿題を造りました
次男keiロードスターの足回り分解整備、チューニングに活躍してくれます







庭仕事ついでにロドのスペアリアアクスルをちょっと分解
保持工具で2tonマシンバイスに固定、Snap-onロングスピンナで50kgのトルクをかけると・・・
ほほほっ、プロが諦めたボルトを楽々撃破してアーム分離成功、目論見通りです
なんて・・・大晦日におバカしてますね(笑)








急に雲がやってきて雪が・・・明日のALTはアタックできませんね(笑)
ALTまで雪道ドライブを楽しむ初詣にしましょう
それでは皆様、良いお年を!
Posted at 2020/12/31 19:35:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2020年12月27日 イイね!

兄弟サーキット行脚

長男yuta、次男keiの「兄弟サーキット行脚」に同行しました
今回の舞台はyutaがDZCで戦った美浜サーキットです







keiは美浜初走行・・・
ALTとは随分異なるコースレイアウトで、異なる走り方も試されます
サーキット初心者、初美浜なのでコース習熟に主眼を置いて目標を50秒台に設定
私が造ったキャンバー増しフロントサスペンションアームを上手く使うこと
などが今回の目的です







S耐レーサー瀬戸氏、魔王、おます氏等々大御所とyuta一味・・・
とても頼もしい布陣となりました
yutaもkeiもアドバイスを頂いたり、意見交換できたりしてありがたい限りです







まずはyutaがkeiをN席に乗せて、コースレイアウトや注意ポイントなどを解説
アタックのし方や避け方などを実演して目を慣れさせます
次は私がkeiのN席に乗って荷重のかけ方、逃がし方、捨てるコーナー、活かすコーナー
などを解説・・・
54秒台からのスタートですが、keiの落ち着き振りならば目標はクリアできそうな様子です







さて、keiの単独走行が始まります・・・引っ張り役はyutaとNao君・・・よろしく頼むぞ!







前門の虎(yutaとNao君)後門の狼(ランサーエボ)・・・
ですが、keiは物怖じせず冷静にアタック・・・揉まれに揉まれています(笑)
でも、その状況を楽しみながらyutaもkeiもアタックしています









イモ洗いで思うようなアタックができなくても諦めず
路面が荒れて、タイヤカス山盛りになってスピンしても臆せず
遠ざかるyutaを睨み続け、何かを掴んでは「今できること」をトライしながら前に前に・・・
そして目標に到達です















kei無事に帰還・・・サスペンション変更も上手くいった様で一安心
そして厳しい状況の連続であったにもかかわらず「面白かった~!」という一言に
この走行に向けて準備した苦労も、サスペンション変更の心配も吹き飛びました







初コース、車の変更、終始イモ洗い・・・
さすがに若いkeiも疲れ果て、帰りは私がハンドルを握って帰宅です(笑)
kei、よく頑張った、そして同行の皆様、楽しいひと時をありがとうございました
さあ、次は年始に私のALTアタックの番・・・存分に楽しもうと思います
Posted at 2020/12/27 21:23:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードスターあれこれ | 日記
2020年12月25日 イイね!

工具とは・・・オトコのロマンだ【ボンビーオヤジと貴婦人の出会い】

日本全国の工具ファンの皆様
お待ちかねの工具ロマンシリーズです(誰も待ってない)
というわけで
腐れ機械屋の「イカれた工具ワールド」でアナタのハートを射止めます(笑)

今回は「ボンビーオヤジと貴婦人の出会い」と題して
見目麗しきFACOM社(フランス)ロッキングプライヤーとの恋物語をご紹介
フランスの貴婦人との馴れ初め~出会いは・・・ロマンです(笑)







ロッキングプライヤー、バイスプライヤー、バイスグリップなど呼び名は様々・・・
国産、海外、有名無名を問わず無数に存在するこれらプライヤーは
板金や溶接などを主体に、様々な整備に使っている便利工具です
その中で最も身近なものとして
ウィリアムピーターセン発案の元祖、バイスグリップが有名どころではないでしょうか?
私も数機のバイスグリップと、国産ロッキングプライヤーを使っています
(バイスグリップは、現在IRWIN TOOLSの傘下になっています)







さて「貴婦人」との馴れ初め(というか一方的な恋)について・・・
かれこれ20年以上も前になるお話です
あるレース屋さんの店に遊びに行くと、レースカーのボディ製作中・・・
そこでは見たことのない、美しいロッキングプライヤーが使われていて
私は思わず声を上げました 「た!大将!このプライヤーは何ですか??」

これがFACOMロッキングプライヤー507A(507だったかも?)との初めての出会いでした

鍛えられたスレンダーボディ、当時の他に類を見ない機構、そして美しい佇まい・・・
ちょっとお借りしてみると・・・いい、これは素晴らしい・・・一発でノックアウトされました(笑)
欲しい!・・・でも、現実は厳しいものでした・・・
当時は流通も悪く、けっこうな高額工具だったので、私にはとても買えません
小作人がお城の姫を見上げて、かなわぬ夢を見る・・・そんな存在になってしまいました
(バイスグリップの10倍近い価格だったと記憶しています)







ある時に広田民郎氏の「ハンドツールバイブル」を見ていると
「ロッキングプライヤーの貴婦人」と題してFACOM 507Aの解説が載っていました・・・
凛として、強く、美しく・・・まさにぴったりの表現です
それ以来FACOM 507Aは「憧れの貴婦人」となりました

時は流れて・・・

やはり欲しい・・・と、ネットで調べてみると見つかりません・・・なんと廃盤でした(涙)
オークションなど中古市場に時々出ましたが、競争が激しく、あっという間に終了
中古で探し始めて、さらに長い年月をかけてなお手に入れられない・・・
ただでさえ遠い存在の貴婦人は、さらに遠ざかり、叶わぬ恋となりました









ある日の仕事帰りのこと・・・
用もないのに、なぜかディスカウントショップに立ち寄りました
そしてどういうわけか、呼び寄せられるようにショーウィンドウにまっしぐら・・・

そこには、高額商品に囲まれた「貴婦人らしき工具」が待っていてくれたのです
傍らにはBELZER(ベルツァー)のフレックスレンチが「付き人」のごとく寄りそって・・・

ウィンドウを開けてもらい、震える手でそっと持ち上げてみると
控え目な「507A」の刻印と「FACOM 507A 未使用極上品」の小さな札が・・・

嗚呼、なんということでしょう!
キズ一つない完璧なプロポーションの恋焦がれた貴婦人と再会できたのです
私は随分老いてしまったけれど、あの時のままに彼女は美しさを保っていました
「値段は高いけど、そんなことはどうでもいい・・・これが最後のチャンス!」
とばかり、万札を握りしめてレジへ・・・(BELZERも道連れになりました)








そして、さらにサプライズがありました
「コイツは本当に欲しい人に買ってもらいたかったから、値札の価格はウソ、1/3だよ」
と、笑顔の店主・・・もう、言葉がありません
長かった、本当に長かった・・・
「叶わぬ恋」と諦めかけていた貴婦人との夢のような出会いを果たすことができました
嗚呼・・・ロマンです(笑)







帰宅してしばし観察・・・見た目は綺麗ですが、ネジにうっすらとサビがあります
恐らくは工具コレクターの「お飾り」だったのでしょう・・・おぉ、なんと可哀そうな・・・
私が陽の当たるところへ連れ出してあげよう







というわけで憧れのFACOM 507Aを使ってみました
比較のお相手には、日本が誇るENGINEER製の最新バイスグリップタイプを選びました
性能はどちらに軍配が上がるのでしょうか?
フランスの貴婦人 vs 日本男児の闘いです(笑)







見た目の力強さは男らしいバイスグリップに軍配が上がりますが
精度、掴み面の面積などが優れているためか?掴み強さはFACOMが上
剛性感もFACOMが上・・・見かけとは随分異なり、FACOMが一歩リードする感じです
握り力はFACOMの方が軽く、リリースは慣れているバイスグリップがやりやすい
それぞれに一長一短があり、甲乙つけがたいところもありましたが
私の独断と偏見で、フランスの貴婦人が日本男児を抑えて勝利としました(笑)
かつて名を馳せたFACOM 507Aは、今もって優れた性能を誇る名工具と言えましょう











素晴らしい性能と、素晴らしいプロポーションに感無量・・・
そんな「貴婦人」ですが、早速スタメン工具箱入りしてもらいました
使うほどに傷んでいきますが・・・いいんです、工具は使うためにあるんです
いつも傍らにあり、ガンガン使う・・・使い終わったら手入れをしてあげる・・・
それこそが私の愛する工具であり、貴婦人もそれを望んでいることでしょう







工具の選び方や使い方は人それぞれ・・・
私は趣味の自動車整備をミスなく安全に行うために、私の考える「良い工具」を選びます
工具は何も語りませんが、そこには歴史やロマンがあり、主張を感じさせてくれます
それらを飲み込んで、慎重に丁寧に、時には工具を信じて大胆に使います
そして良い整備ができた時に、工具に感動し、感謝ができる・・・
バカバカしいことかもしれませんが、私はそんな「工具の世界」を楽しんでいます

これを読んでくださった皆様は、どのような「工具観」をお持ちでしょうか?
そしてどのようなロマンをお持ちでしょうか?
Posted at 2020/12/25 20:35:17 | コメント(4) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2020年12月11日 イイね!

次男keiの独り立ち


k:明日ALT走るぞ(メール)
私:一人か?(メール)
k:工具、装備借りるよ(メール)
私:好きに使え、気をつけてな(メール)
k:イエッサー(メール)

ということで、keiが一人でタイヤ交換、車両点検、装備工具などの準備を行い
私、yutaのサポートなしの「独り立ち」をしました
これも練習といったところです






長男yuta、次男keiともに元々は走りに全く興味がなく
私も走りを勧めたことは一度もないのに
ある日を境に目覚めて突き進んでゆく・・・トコトンやる・・・

やはり私の血が流れているのかな?
と考えると、感慨深いものがあります

しかし私は多くは望まないし、期待もしません
父親の望みをを押し付けると、それは苦痛になるからです

自ら考えた目標を持って楽しみながら成長してくれればそれでよく
求められれば手を差し伸べて見守ってゆく・・・押しつけはしない・・・
そんな親子関係で、keiも自由に羽ばたいて行けばよいと思うのです






走りの方は
 ・翌日に控えた足回りリファイン前の確認
 ・ハードトップを装着したままのアタックでの影響の確認
 ・前回ベスト時(32.189秒)に確信が持てなかった事の確認
などが主目的だったようですが、僅かながら更新(32.107秒)を果たしたそう・・・


能力が落ち始めたタイヤで、ハードトップという重荷を背負ってのタイムアップと
そのタイムレンジの走りに確信が持てたということは
またワンランク運転スキル向上ができたうえに
次のステップ(足回りリファイン)に踏み込める足がかりにもなる
と私は考えており、kei自身もそれを感じているようなので
そのように考えられることが、成長していく資質ではないかと思うのです




明日は問題が発覚したサスペンションアームの見直しと
私が手掛けたキャンバー増加アームの取付調整・・・

keiの整備技術とセッティング技術の向上プログラムの手伝いを行います
整備後のkeiの走りが非常に楽しみです
Posted at 2020/12/11 19:16:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | ロードスターあれこれ | 日記
2020年12月06日 イイね!

冬前のバッテリーメンテナンスと調査

冬を前にヴィヴィオのバッテリーをメンテナンスしてみました
まずは名曲を楽しみながら読んでいただくのがよろしいかと思います(笑)
  ↓↓↓






ある程度の年数、距離を経過するとバッテリーが弱ってきます
朝の始動でセルモーターが弱く感じたり、信号待ちでヘッドライトが暗くなったり・・・
写真は私のヴィヴィオに搭載している電圧計
セルが少し弱く、以前よりバッテリーが弱ってきたのかな?という状態に思えました
(ACC電圧なので、バッテリー電圧よりも低目に表示されています)






とうふ流の点検開始・・・バッテリーはパナソニックCAOS 60B19Lです
年式不明の、恐らく5年は経過しているものですから
見かけ上のインジケーターは良好ですが、少し怪しい気がします
夏は温度が高くて活性が進むので過放電でヒーヒー状態に・・・
冬になると活性化が弱まって放電しにくいところを無理に絞り出して・・・
一年中痛めつけられるカーバッテリーは過酷です







車載状態で電圧測定・・・12.3V台
朝なので電圧は低目になりますが、やはり少し弱り始めているようです
(正確な判断は専用テスターを使うか、プロショップでの診断をお勧めします)







エンジンを始動してみると「キュキュキュキュキュ・・・ブオォ~」
電圧が良い時は「キュキュキュ ブオン!」くらいですから、始動性が少し落ちており
電圧以上にCCA(コールド・クランキング・アンペア)が下がっている感じがします
エンジンONで電圧は14.4V・・・ちょっと低目なので、オルタネーターも簡易チェックします
(本来ならオルタのB端子-アースで測ります)






ブロア全開、エアコン、ハイビーム、他電装品ON、ステレオボリュームを上げて・・・
高負荷をかけて電圧電流を測ると、14.0~14.2V 20~22A・・・
オルタはヴィヴィオ純正40A仕様のショボいものですが、問題はないようで一安心
LED化、プリウス電動ファン、不要電装品簡素化、レストアなど省エネ化しているので
最大負荷時でも電圧が高く、電流値が低いエコな仕様です(笑)
高負荷時の電圧、電流は変わりないので、オルタは正常と判断して一安心・・・
やはりバッテリーの弱り始めなのでしょう








メンテナンスその1
まずは新品バッテリーCAOS 60B19Lに載せ替えます
「な~んだ・・・バッテリー交換かよ!」とガッカリしないでください(笑)
素人にはこれが一番確実なメンテナンスであり、王道と言えると思います
端子、取付をしっかりしておきます








新バッテリー車載状態の電圧は12.9V・・・よろしい
次にオルタネーター、ベルト、アイドラーをチェックして・・・








「キュキュキュ ブオン!」始動性良好、電圧は14.6~14.7V・・・いいですね~
一応バイブル(整備解説書)を見てECUの初期セッティングと時計を合わせて・・・
そして翌日のツーリングはゴキゲンです
オルタの負担が減ったようで、エンジンが少し軽快になり
高速道路&山岳ツーリングで約25km/Lの好燃費をマークしました








続いて外したバッテリーを点検します
メンテフリーのCAOSですが、補水、充電で蘇ることがあるからです
youtubeに解説も挙げられています








お昼に測ったのでバッテリーは朝よりは暖かい状態です
電圧は12.47V・・・まだ何とか生きているようですが・・・







シールを剥がして、キャップを外して・・・







水の量を見てみると・・・減っています
内部の極板が出るほどではありませんが、けっこう水位が低いです
極板は劣化が少なくて綺麗なので、補水、充電で蘇るかもしれません






ちなみに、水位が下がり過ぎて極板が露出すると・・・
極板過熱発火→内部硫化水素ガスに引火→バッテリー爆発→車破壊(マジです)
過去に数件のバッテリー爆発を見てきましたが、100%コレでした・・・
写真はネットから頂いたものですが、かなり悲惨な状態です






ちょっとビビらせてしまい、申し訳ありませんが・・・
爆発の予兆がありますので、知っておくと役立つかもしれません
走行時などにタマゴの腐ったような臭いがしてきたら・・・硫化水素発生です
酸素と混合すると引火爆発しやすい危険なガスであるうえに、毒性が強い厄介者ですが
臭いがきついので気づきやすいと思います、ここで即座にエンジンを止めてください
充電が止まって、過熱やガスの発生も止まります






ボディなどに触れて静電気を除去します、火気厳禁です
ボンネットを優しく開いてガスを逃がしつつバッテリーを触ると熱いはずです
これが爆発前の状態(聞いた話ですが・・・)だそう・・・ここで救援を呼びましょう
間違っても再始動して走らないこと、死は確実です(笑)








そして、そうなる前に液量や、インジケーターを定期的に点検することで
この恐ろしいトラブルは殆ど回避できるそうです
新しいバッテリーに替えても、早期に液が減る場合は過充電の可能性がありますので
オルタネーター、充電系統の点検、修理をしましょう







もうひとつバッテリーで恐ろしいのは「突然死」というやつで、最近の車でよく耳にします
最近の車は燃費向上のための充電制御やアイドリングストップがあるので
頻繁に充放電を繰り返してバッテリーの負担がケタ違いに大きいそう・・・
それが原因で寿命が短く、突然死する、と聞いていますが
エンジン停止、計器ダウン、電動パワステ、電子制御ブレーキ、セフティデバイスダウン
という恐ろしいもので、予兆が無く来てしまうことがあります







友人の車(充電制御、アイドリングストップ)は人里離れた場所で突然死してしまい
本当に大変な思いをしたそうで
「もう、こんなエコカーはイヤだ~」とボヤいていました
ちなみにアイドリングストップはデメリットが多いためか、廃止の方向に進んでいます








逆にヴィヴィオなど古い車は充電制御やアイドリングストップがないので
バッテリーに優しいうえに
徐々に弱るので気付きやすく、少々弱っても突然死は殆どないようです・・・
早期に弱る場合は・・・
オルタネーター及び充電系統の点検と修理が要りますね






蛇足ですが・・・
充電制御やアイドリングストップはなくても燃費改善はできます
バッテリーを容量アップすることで捨てられる電気を少しでも回収し、余裕を持たせます
ヴィヴィオなら40B19L→60B19Lという具合ですね
容量アップによる「オルタ負担増大」はほぼありません、都市伝説です(笑)





バッテリーの容量アップだけでは燃費改善は僅かですが
電装品の省エネ化とレストアをすることでオルタネーターの負担を軽減し
エコタイヤとの合わせ技で、私のRX-Rの最高燃費は約28km/Lを達成
今時の軽スポーツと同等のレベルにまで燃費改善を図ることができました
古い車に充電制御を付ける方もみえますが、私には必要ありませんね





60B19LなどJISのバッテリー表記について・・・
60・・・性能ランク=数字が大きいほどエンジン始動性能と容量が大きい
B・・・短側面のサイズ、端子サイズ
19・・・長側面のサイズ
L・・・+ -端子の極性位置
図を見て頂ければお分かりかと思いますが
容量アップは先頭の数字だけを大きいものにするのが一般的です








随分話がそれてしまいましたが、話をメンテナンスに戻します
補充液を追加します・・・250cc入りました
MF(メンテナンスフリー)バッテリーでも液は減るのですが
補充ができるMFバッテリーであることもCAOSを選ぶ理由のひとつなのです








4時間の補充電を行い、一週間ほど寝かせて落ち着かせると、電圧は12.9V
CCAはわかりませんが、実用できると思いますので
緊急用及び電装品のテスト電源に使っていきます
ムダに液を蒸発させたくないので、シールは戻しておきます








素人の駄文に長々とお付き合い頂きありがとうございました
バッテリーが弱くなったかな?と思った時は診断を受けてメンテナンスまたは交換・・・
これで真冬も安心で、安全、快適に過ごせると思います
心当たりのある方は実践されてみてはいかがでしょう?
Posted at 2020/12/07 19:45:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | ヴィヴィオあれこれ | 日記

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