2023年01月29日
実家で朝食を頂き、遂に見てきました、SLAM DUNK!
これまでYouTubeなどにも感想などが上がっていましたが、絶対に見ないようにしてきました。
会社の同僚が面白かったと言ってましたが、ニュースでは声優が全変更されたことを隠してチケット販売して炎上など、色々とあった中ではありましたが、期待しまくりで見てきました。
本当はSLAM DUNKに対して同じくらいの熱量を持ってる人と一緒に行きたいのですが、娘はもちろん妻もそこまでの熱量ではない。
ということで、一人で映画館です。
ここからは完全にネタバレ。
見た人と話を共有したいのでこれから見る人は画面を閉じてください。
宮城リョータにピックアップした物語。
たしかに漫画では宮城の過去だけが出てませんよね。
中学生時代の流川や桜木も知りませんが、ゴリが1年生のときとか、三井の中学生~ヤンキー時代は漫画でも出ていましたからね。
リョータの兄ソータと1on1するところから始まります。
そしてリョータの父親が死んでしまうという悲しい過去が出てきたところにオープニングです。
LOVE ROCKETSのハードな音楽と共に、宮城が手書きで書かれていきます。
宮城が書き終わると鉛筆で書かれた宮城がパラパラ漫画のように歩き出す。
これが三井・ゴリ・流川・桜木と、順番に書かれていき、5人の下書きの絵みたいなのが歩き、最後に「湘北高校」と紹介されます。
めちゃくちゃかっこいい!!
これ、絵がうまくなきゃこんなことできないよね。
ユニフォームの影とかもすごくリアルに描かれていました。
そして、今度は階段を降りてくる山王工業から「山王工業」と紹介。
いきなり試合が始まり、宮城から桜木へのアリウープでスタート。
漫画だと「イッ!」って笑ったらアリウープのサイン!
とやりとりがありましたが、映画では無し。
で、試合のポイントとなるところで、宮城の過去の物語になる。
正直、試合だけ集中して見たいと思ったりもしたのですが、試合では鳥肌が立ち、感極まって涙が出てくる。
鼻水をすする音が回りからもシュンシュン聞こえます。
過去のエピソードもこれまた泣ける・・・。
兄のソータは海難事故で死亡。
偉大な兄と比較されて、兄のようにできないリョータ。
ソータが死んで参ってしまった母親のサポートなんてできず、問題ばかり起こして迷惑ばかりかけている。
母親との関係が悪いまま暮らしてきた。
もちろん母親も兄のソータを忘れられない背景もある。
そんな中、インターハイ出発前にリョータから母親への手紙「生きているのが俺ですみません」
結局この手紙は渡さずにゴミ箱に捨てたのですが、もう、涙をこらえるなんて無理。
これを書きながらも思い出して涙ぐんでしまいます。
とにかく腹に力を入れて、大泣きしてしまうのを耐えます。
オールコートゾーンディフェンスで沢北と深津のダブルチームにやられそうになるも、彩子からの激励の言葉を思い出して、ディフェンス二人の隙間を突破。
このときに流れた10-FEETの「第ゼロ感」がマジでかっこいい!!
明らかに映画をより盛り上げてくれる音楽!
映画を見てから、リピートして聞いてます(爆)
河田兄に勝てない赤城が周りを頼るシーン、
フラフラの三井に「そんなタマじゃねーだろ」と流川が強引にパスし、三井が3Pを決めるシーン。
赤城が河田から逃げるように打って外れたシュートを背中の怪我をしながら直接ダンクでたたき込み、そのまま倒れた桜木のシーン。
もうね、試合見て涙を流し、過去エピソードを見ても涙。
そして実はインターハイを見に来ていたリョータの母。
「いけ!いけ!」と。
最後は無音で試合が広げられます。言葉なんていらない。
疾走感のある絵に釘付け。
漫画では桜木が最後に決めたジャンプシュートの後、桜木と流川のハイタッチで号泣したものですが、この映画は終始ずっと涙が止まりませんでした。
ジャンプシュートのシーンも、桜木の名言「左手は添えるだけ」も口元がボソボソと動くだけで声に発してはいません。
この山王戦は安西先生が唯一監督らしい動きを見せる試合。
ゾーンプレスでボール運びができないときに、通常ならヘルプに行くところを、宮城に対して「ここは君の舞台ですよ」と。
漫画でもありましたが、「宮城君はスピードと感性を、三井君はかつて混乱ととっておきの飛び道具を・・・」というような名シーンもやっぱり見どころでした。
漫画のスラムダンクとは違い、コミカルなキャラでのギャグは全く出てきません。
魚住の桂剥きのシーンも無いし、晴子さんとのやりとりも一度もない。
とにかく試合で見せるという感覚。
試合終了後、負けた山王が廊下を歩き、沢北が泣き崩れるシーン。
実は沢北は神社にお詣りするシーンがあり、神様に「もうここではやりつくした。足りない経験をください」みたいなシーンがありました。
その足りない経験が「敗北」だったんですね。
そして、最後はアメリカに渡った沢北のシーン。
その相手チームにいたのは、流川ではなく宮城。
もう、どうなってんだよ~~~!!!
どうして宮城がいるんだよ~~~~!!
続きが見たいじゃないか!!!
もう、本当に大満足で、上映が終了した後もしばらく余韻に浸っていました。
ずっと涙が止まらなかった。
自宅で一人で泣くのを我慢せずに思いきり泣きながら見たいと思った映画。
タイトルには THE FIRST SLAMDUNK とありますが、SECONDは無いでしょうね。
FIRST の意味がたくさんありますが、初めてのという意味ではなく、宮城のポジションであるポイントガードのことをFIRSTと言い、これが有力らしいです。
正直、もう1回見たいと思える最高の映画でした。
Posted at 2023/01/30 22:34:07 | |
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