2025年07月04日
GWから行けてなかったキャンプ。
娘のスケジュール(運動会、中間試験、期末試験、部活)があるので日程調整がなかなか難しい。
いつまで一緒に行ってくれるのかな~。
ということで7/5(土)に2か月ぶりのキャンプを予約していました。
久しぶりのキャンプとなるとワクワクが止まりません。
今回はキャンプ場で周年祭を行うということで、いつもは13時チェックインのところ、2時間早い11時からチェックイン可能。
仮に11時に到着できれば、12時半にはテント設営が終わり、一番暑い13時~15時には娘を連れてプールで涼み、15時からはお酒タイムを楽しむことができるわけです。
これは早起きしていくぞ~~!!
妻も乗り気で前日の夕方頃にはキャンプ道具が廊下に出されていました。
これは本当に早くに行けるかも!!
すごくワクワクしてきます。
でも、妻は相変わらず仕事を遅くまでしていて、荷物を車に積み込まないのです。
キャンプ前日の金曜日になると、高確率で22時頃まで仕事。
早朝出発が怪しくなってきます。
良かれと思って私が積めば「これじゃ~入らない。どいて、私がやるから」と文句を言われ、全部の荷物を出されてやり直しになる。
私も苛立ちが抑えられなくなるので手は出しません。
11時にキャンプ場に到着することを想定すると、10時過ぎにはスーパーに到着している必要がある。
途中、休憩することも考えると朝7時に家を出なければならない。
22時過ぎになり、雨が降ってきました。
雨が降れば荷物を積めなくなる。
これで明日も家を早く出ることはできなくなったと悟りました。
そして深夜0時前。
私は早起きに向けて寝る準備が完了していた頃、妻が階段を駆け上がってきました。
妻の実家の柴犬のはっちゃんが亡くなりました。
それは近いうちに訪れるだろうとは思っていたこと。
年齢は18歳。
よく頑張りました。
視力を失い、撫でようと思って顔の近くに手を持っていくだけで、ビクッ!っと驚いてしまう。
目が見えないから、全てが怖いんですね。
そして自分の力では立ち上がることはできず、もちろん歩けない。
おそらく認知症も入っていて、表情も無くしてしまった。
尻尾を振ることすらない。
吠えて訴えることしかできない状態でした。
でも、そんな状態になっていても、トイレはちゃんと教えてくれる。
はっちゃんは寝ている時間が長くなりましたが、起きているときは数時間置きに「外に連れてけ!」と吠えて、お義母様は常に睡眠不足。
動物病院で睡眠薬を貰って、時間によって使い分けていたようです。
それでもやっぱりかわいくて、毎日夜な夜な抱っこして散歩に出かけていたそうです。
お義母様の体の方が心配になっていました。
昨年の11月までは人の力でハーネスを持ってあげることでなんとか自力で歩けていたのになぁ。。。
妻の実家が急用で出なくちゃいけないときに、我が家で1日預かったりもしましたが、何をしてほしくて吠えるのかを全く理解できません。
頼みの妻も定時過ぎてもオンラインMTGをしていて、はっちゃんが吠えてうるさいから外に連れてけと。
外の空気が吸いたくて吠えてるのか?
と30分ほどベビーカーに載せて歩いたこともあったが、道中もずっと吠え続ける。
密集した住宅地に住んでいるわけですから、はっちゃんの鳴き声が響き渡り、周りの家に迷惑をかけたくもなく、「何でそんなに吠え続けるの!?何をしてほしいの!?」と内心、イライラしてしまったこともありました。
後から分かったのは、ただただ喉が渇いていたからだった。
水を飲むのも舌を使って水をすくうことが下手になり、ペロペロを繰り返している割に全然水が減らない。
だからさっき飲んだと思っても、実際にはあまり飲めていなくて、すぐに水を欲しがるようでした。
介護ってこんなにも大変なんだと実感した次第です。
15年前は、私が行けば尻尾を全力で振り回し、嬉ションしてまで出迎えてくれて喜んでくれました。
妻の実家で食事を頂くときは私の椅子の下で「撫でてくれ~」と要求。
撫でるのやめると「フンッ」と鼻息を荒げ、撫でるまでこちらをずっと見つめてきて、私が視線に耐えきれずにまた撫でてあげる。
その繰り返し。
生まれたばかりの娘が泣き出せば、「なんだ!どうした!大丈夫か!」とハイスピードで駆けつけて私たちに知らせてくれて赤ちゃんを守ってくれたはっちゃん。
娘(0歳のとき)のことが気になって、ほっぺをペロッと舐めれば、「何してんの!!」とご両親から怒られるはっちゃん。
「別に大丈夫ですよ」と伝えても、それ以降は静かに見守るはっちゃん。
娘が2歳くらいになって、嫌なことをされても我慢し、絶対に噛まないとても賢い犬でした。
色々なことを思い出しました。
話は戻り、妻はすぐに実家に向かいました。
ペットを飼ったことがある人は分かると思いますが、本当に家族の一員なんですよね。
亡くなって間もない、まだ体が暖かいうちにはっちゃんに会いたい気持ちもありましたが、娘は寝ていますから、明朝に顔を見に行こうと思いました。
そして明日のキャンプに行くかどうかは妻に委ねよう。
そう決めて眠りにつきました。
Posted at 2025/07/07 19:35:57 | |
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キャンプ | 日記