娘がYoutubeを見て、「車の中で24時間生活」をしたいと言い出しました。
24時間というのはともかく、レヴォーグの中で1泊するという考えが無かった私。
「レヴォーグ 車中泊」で調べると、それなりにヒットするんですね。
車中泊に必要なマット、シュラフ、サンシェード(車内隠し)、テーブル、などなど、色々と必要になります。
そしてネットでは1人や2人であれば可能ということですが、家族3人のケースは見当たりません。
元々妻は、キャンプは嫌いと豪語している人なので、娘と二人だけで車中泊をする前提で動いてました。
そして車に敷くマットなどが届き、シュラフが無くても毛布などを持参すれば行けるぞ!という段階のときに、妻が「私は連れていってくれないの?」と。
どうやら仲間外れ感があり、行きたくなったそうです。
世界的に問題となっているコロナウイルスもあり、ホテルに泊まるより車中泊の方が安心では?なんて思いもあります。
ということで、先週は車中泊するためのマットを調査し、ネット購入。
金曜に100均に行き、必要なものを調達。
アルミ保温シートを購入し、妻が窓枠に合うように切り、貼り付けられるように吸盤を付ける。(妻が必死に工作してました。)
あくまでも車中泊であり、本格的なキャンプではないので、洗って使う食器やコップは無し。
使い捨てできる紙コップとか歯ブラシ、ウェットティッシュは購入。
LED電球も購入し、車内の明かりを準備。
シュラフは買っていないので、自宅から毛布を持参する形。
土曜日の夕方にいよいよ出発。
コロナなどの影響を考慮し、お風呂は自宅で入ってから出発です。
目的地としては土地勘のある館山へ行き、海辺で波の音を聞きながら一泊なんて良いな~と考えてました。
夕方出発でしたが、3連休の中日ということもあり、上りは大渋滞でした。
この時点で、明日は早めに帰らなければと考えてました。
館山に着いてすぐに、美味しい回転寿司で夕飯。(キャンプ感はゼロw)
本当はビール飲みたいけど、運転があるのでここは我慢!
その後、イオンに行き、車中泊で飲むお酒とつまみを購入。(この時点で21時近い)
で、海岸沿いの駐車場に止めてみます。(ここはトイレ有り!)
この日の気温はすごく温かいものの、とにかく強風。
また、道路を挟めばコンビニなどもあり、非常に便利ではあるが、やはりすぐそばが道路で街頭が明るく、車の走行音もうるさい。
道路を渡ればお店もあるので、何か足りないものがあっても問題なく、車中泊に適していると考えてたわけですが、駐車場が海からすごく近いため、強風となると強風で飛ばされてくる海水が車にかかる恐れがあるわけです。
これはアカン・・・ということで、急遽スマホで検索し、宿泊地を変更しました。
10kmほど走り、しっかりトイレもあり、自販機もある。
海はすぐ近くですが、海よりも高い場所にあるため、強風にあおられた海水がかかることもなさそう。
他にも車中泊している車が何台かいました。
ほとんどが本気のキャンピングカーやハイエースなど、快適に車中泊できる車が多く、レヴォーグはいませんでした。
東京と違い、星が綺麗。
良い意味で「ここをキャンプ地とする!!」と叫びたくなる場所です。
早速準備したマットが2枚敷かれており、さらに持参したシーツ・毛布をセッティング。
私は寝心地が悪いと本当に眠れないというキャンプには適さない人間であり、帰りも運転しなければならないので優先的に荷室で寝ます。
妻はどこでも寝れるという特殊能力があり、申し訳ないですが、助手席のシートを倒して寝て貰います。
娘は私と一緒に荷室で寝ます。
レヴォーグの車内は寝転がれば問題ないですが、天井が低いので大人は座れません。
座ったときの座高が天井より高いので、首をかなり曲げる必要があり、かなり厳しい姿勢です。
一方、娘は身長120cmですので普通に座ることができ、かなり快適な模様。
本当はリアハッチを開けて、座りながら飲みたいところですが、夜は冷え込み、更には強風と、開けることができませんでした。
晩酌にお酒を購入したは良いものの、寝転がりながら飲むのはかなりつらい。
ということで、晩酌は助手席を占有し、タバコを吸いたくなったら外に出て、星空を見ながら一服するという贅沢なひとときを過ごしました。
娘はおつまみの「あたりめ」「いかソーメン」をむしゃむしゃ食べてました。
チューハイを2本開け、いよいよ寝る時間。
娘は23時を過ぎても、興奮冷めやらぬ状況。
結局、12時頃まで寝てくれませんでした。
車内は3人の熱気があり、多少暑いくらい。
なので、私の近くにある運転席側の後ろドアの窓をわずかに開けて寝ることにしました。
これが大失敗。
午前4時頃、寒くて目が覚めてしまいました。
ついでにトイレに行き、タバコを一服しましたが、外はかなり寒かったです。
何気に不便なのが、窓の上げ下げ、外に出るなど、必ず車内灯が付いてしまうんですよね。
私のレヴォーグはLEDに変更しているので、なおさら明るく、妻は起きてしまいました。
ここは次回の改善点です。
外が明るくなり、車内温度も一気に上がりました。
娘は6時半頃にトイレに行きたくなったようで、目覚めました。
私は何度も夜中に目が覚めたので、9時頃まで寝てました。(遅っ!)
暑くて外に出るわけですが、風が気持ち良いこと!!
すぐに毛布・シーツ・マットを片付け、移動できる形に変更。
片付け終わるころにはみんなお腹が空いているということで、どこか食べられるところを探すことに。
妻が調べたところ、カフェがあるとのことでそこへ行ってみます。
メイン通りから海沿いに入るための細い道に入り、漁港の入り口に着きます。
え?こんなとこにカフェなんてあるの?みたいな通りです。
で、カフェに着く前に、明らかに美味しそうな雰囲気の食事処を発見。
正直、外見だけ見れば小汚いのですが、こういうところって美味しいんですよね。
ということで、こちらのお店で朝食を取ることにしました。
お店の名前は「相浜亭」
妻はアジフライ定食。
私は金目鯛の煮つけ定食。
娘は良いとこ取り。
アジフライ定食に付いていたお刺身も絶品!
いやー、正直言って胃袋がもう1つあれば、海鮮丼も食べたかった!!
で、私たちが入ったときは朝10時頃なので入れましたが、どんどんどんどんお客さんが入ってきて、あっという間に相席でも入れない状態になりました。
しかも、地元の人の話では、昨日は通りの角まで並んでいたという話を聞きました。
物凄い人気店だったようです。
まぁ、あの味であれば頷けますし、次は海鮮丼!とリピートしたくなります。
朝食を終え、浜辺で娘を遊ばせます。
しかし気温は高いのですが、外に出ると強風で寒く感じます。
また、強風で浜辺の砂がピシピシと飛んでくるので、靴に砂が入って靴下にも浸食し、気持ち悪い。
娘ははしゃいで楽しそうですが、娘を監視して付いていく私は辛い(爆)
少々遊ばせ、車に戻ってホームセンターコメリで日用品の買い物。
そしてソフトクリーム休憩。
13時に出発し、高速に乗りました。
車に乗ると娘は早起き&遊び疲れにより、すぐに寝てしまいました。
ここからは私が頑張って運転するターン。
しかし、13時に出たというのにも関わらずアクアラインは大渋滞。
アイサイトを駆使し、睡魔との戦いを制し、無事に自宅到着となりました。
ちなみに娘は自宅に到着するまで爆睡で、体力が回復。
私は運転で疲れているのですが、遊びたいを連呼され、大変でした。
初めての車中泊、娘の発案ではありましたが新たな体験でした。
早くも、またキャンプ(車中泊)したいと言っています。