2月18日(木)のこと。
天気予報では土曜・日曜の最高気温が21度になる2月とは思えない予報。
「どこか行きたいな~」ということばかり考えていました。
やっぱり車が新しいこともあって、運転もしたい。
ちょろっとキャンプ場の予約サイトを見てみると、空きが無いキャンプ場がたくさん。
緊急事態宣言中のキャンプ場なのになんで!?
あれ?ひょっとしてみんな結構楽しんでる!?
過去に行ったキャンプ場を調べると、区画によっては空きがありました。
「うわっ・・・これは行きたい」
この時点でもう、行きたくてしょうがない状態。
正直、2020年6月から「GO TO EAT・TRAVEL」を推奨し、結局感染者が増える。
国民には我慢をさせ、結局2回目の緊急事態宣言が出てしまった。
「国は今まで何をしていたんだ?」という不満は少なからずあります。
とはいえ緊急事態宣言で不要不急の外出は控えるべきというのは周知の事実。
でも、最初の緊急事態宣言以降も我慢してしまった私には耐えられない状態。
自分を納得させるため、キャンプのリスクを考えます。
車移動なので危険は少ないし、区画内であれば人と接することはない。
自宅にいてもスーパーへの買い出しは必要なので、危険度は変わらない。
ただし、自宅との決定的な違いは、トイレ・流し台などが共用スペースということ。
この点だけは自宅よりも人との接触リスクは高い。
さらに言えば、車移動中のトイレなども接触リスクは高く、移す・移される可能性がある。
キャンプ場も感染症対策をしてる。
でもやっぱり緊急事態宣言が出てるし・・・。
と、いろいろなことで葛藤し、悩みに悩みましたが、欲求を我慢できずに「予約」ボタンをポチったわけです。
2月20日(土)
天気予報通り、徐々に気温が上がっていきます。
朝、娘をピアノ教室へ連れて行ったのですが気持ち良かった。
帰ってから車に荷物を積み込み、自宅でお昼ご飯を食べました。
13時チェックインのはずが、12時半出発。
まぁ、急な予定ですので仕方無い。
予約したキャンプ場は、館山の「しおさいキャンプフィールド」。
天気は快晴、気温も春を感じさせてくれます。
しかし、思わぬ大敵が。
アクアラインのトンネルを出た瞬間、ハンドルが取られます。
なんと風速が15mと超強風。
都内では感じなかった強風に驚きます。
都内の建物の密度が、いかに風の力を弱めていたかを実感。
南房総に向けて走るごとに車が振られるので、超安全運転です。
到着したのは15時過ぎだったかと思いますが、強風が本当にやばかった。
新しく購入したColemanのツーリングドームLX+を設営します。
テント設営中、通路挟んだ対面区画の人がでっかいテントを組もうとしてます。
強風でテントが飛びそうになり、旦那さん奥さん共に必死に飛ばされないようにしています。
隣の車にぶつかりそうになって、隣の人も恐怖を感じたのか、こっそりと飛ばされないようにテントを抑えてあげていました。
→必死なご夫婦は抑えて貰っていることに気づいてません。
車にテントがぶつかるとか怖すぎる・・・。
そして私の隣の区画の人ですが、私たちより早く来ていたのにテントを出さず、早々に諦めて帰っていきました。
更に隣の人は、子供たちも一緒に大きめテントを設営していましたが、強風で崩壊。
その後は30分近く、旦那さんと奥さんで話し合いをしており、子供たちに向けて「次ダメだったら帰るから」と説得し、設営を始めていました。
※苦労されながらもなんとか出来上がっていました。
私たちのテントは2~3人用の小さいサイズなので、楽に設営できました。
強風なのでタープは断念。
我が娘は手伝いもせずに文句ばかり言っていて、妻にこっぴどく怒られてました。
まぁ、あの強風の中でお手伝いは無理ですが、手伝う姿勢くらいは見せてほしかったかな。
テントの設営が完了し、小物類を設置し、さっそくの焚火。
しかしながら、強風により周りで焚火をしている人はほとんどいませんでした。
元々、風に強い作りであるモンベルの焚火台ですが、そんなの関係ないほどの強風です。
でも、我が家には妻が作った秘密兵器があります。
それがこの焚火ガード。
これ、効果抜群でした。
なんとなく風向きを見て設置したわけですが、こんな強風でも普通に焚火を楽しむことができました。
そして、更には輻射熱なのか、いつもより暖かく感じました。
ただ、やっぱり夜になると気温自体はいつもよりは暖かいとは言え、風があるので寒さを感じました。
そして早速使ったColemanのレイチェア。
背もたれを寝かすと星空が見やすい。
夕飯は鍋を作ってもらい、つまみでサイコロステーキを焚火で焼いて食べる。
実は途中で氷を買って行く予定だったのですが、全くコンビニが見つからず、持参したぬるいお酒だけだったのが残念でした。
自宅から氷持って行くことも考えていたのですが、車中で溶けたら嫌だったと考えたのが失敗でした。
妻と娘はチーズフォンデュを楽しんでいましたね。
風が強かったので薪が燃えにくくなるのを恐れ、バトニングをしすぎて薪が細くなってしまい、薪の燃焼時間が短くて面倒でした。
20時頃に施設のお風呂(有料)に入って体を温めます。
21時頃には寒くて焚火をやめ、テント内でまったりと晩酌していました。
翌日。
朝食は近くのローズマリー公園で買ったロールパン。
このロールパンが私の口には合わず、持ってきたレンチンご飯を熱湯で温めて食べようと鍋に投入。
しかし、取り出すのが早すぎたのか、ご飯が固くて冷たい。。。
食べられたものではありません。
妻が急遽、鍋にご飯や卵、コンソメなどを入れて、雑炊にしてくれたことで事なきを得ました。
それからは撤収準備です。
今回はタープもないし、テントも小さいので気分的には楽でしたね。
焚火台なんかも綺麗に洗っておきました。
そして11時に撤収。
もちろんこのまま帰るのは何も残らないので、海沿いを駐車場を探しながらドライブ。
走っていて看板が見えます。
「道の駅ちくら 潮風王国」
正直、地方の道の駅って、本当に小さいところが多いので、半信半疑で向かいました。
着いてびっくり、海には出れないものの、子供が喜びそうな広場に遊具、小さなお土産屋さんなど、思った以上に大きい。
駐車場も広いのですが、停める場所が見つからないくらいの混雑。
船の中まで見ることができました。
レストランなんかは並んでいて、お腹すいてましたが断念。
久々に家族3人で公園なんかに行きましたね。
1時間ほど遊んで、冨浦IC近くの道の駅へ行き、お寿司の弁当を購入して車の中で食べました。
妻と娘はカフェで食べるという別行動。
私はやっぱり海の近くに行ったら海鮮物が食べたいんですよね。
昼食を取った後は帰るのみ。
私が運転で頑張れば良いという感じでしたが、まさかのアクアラインの渋滞。
渋滞ということは・・・アイサイトXの出番です。
視線は前を向いてないといけないですが、やっぱり楽です。
アクセルもブレーキもハンドルも触らなくて良いのは楽でした。
でもね、アイサイトXの制御が左右の車線を見て真ん中を走ってくれないのがすごく気になります。
道路の左寄りを走るイメージですので、右車線にいた私は真ん中を通るバイク達の邪魔をする形になってしまうのです。
左車線に移れば良いのですが、その制御だけがちょっとなぁ・・・という感じでした。
また、渋滞中に他の車を見ていると、川崎・横浜・品川・練馬・・・県外ナンバーがほとんど。
自分だけではない!という後ろめたい気持ちを和らげてくれます。
アクアライン以降は渋滞もなく、運転は疲れましたが、無事に帰ってくることができました。
ということで、6回目のキャンプでした。