GWが終わってからというもの、レヴォーグ君は一度もエンジンを回していない状態。
2週間強もエンジンをかけていないので、運転したいという気持ちが強まります。
動かさないのは車にも悪いですからね。
ということでまずは、日々自宅に引き籠ってストレスも溜まっているので、一人車中泊ドライブをしたいと考えました。
車中泊するなら高速のSAか道の駅ということになります。
近すぎず、遠すぎずの自宅から100km~150km圏内で道の駅を検索。
トイレだけあれば成り立つ車中泊。
もちろんコンビニなどが近くにあれば、何かあっても問題無し。
とりあえず千葉か栃木に絞って、天候などをチェック。
強風注意報だけど雨予報ではない千葉か、気温が低く、夜に雨予報となっている栃木か。
千葉はいつも行っているから栃木まで頑張ってみようかな~・・・。
車中泊で使うのはマットと寝袋、着替えとソフトクーラーバック。
ちょっとした飲み物を置くための小さいテーブル。
そして念のためのポータブル電源。
あまり早く行き過ぎても時間を持て余しそうなので、15時に出発。
高速の羽生SAにあるコンビニで夕食と飲み物を購入し、クーラーボックスへ。
昔から佐野プレミアム・アウトレットへはよく行ってたので、佐野藤岡ICまでは見慣れた光景。
そこからさらに北上するわけですが、どんどん気温が低下。
都賀西方SAでトイレ休憩。
長袖のTシャツ1枚では肌寒い気温17度まで下がります。
山々の中を高速が通っているわけですが、ものすごい霧が立ち込めています。
更には22時頃から雨という予報を裏切り、既に雨がパラパラと降りだしています。
これはやばいぞ。
でもまぁ、行ってみなければ分からないので、車を走らせます。
鹿沼・宇都宮と通り、矢板ICで降ります。
このとき、雨はパラパラ程度であり、まだ傘もいらないかなレベル。
一般道を走り、ようやく到着したのが、「道の駅きつれがわ」
コロナ禍でなければ温泉にも入れる道の駅です。(自宅から約150km)
明らかに車中泊だなという車が何十台もいましたし、本格的なキャンピングカーも数台止まっています。
到着したのが17:50だったので、レストランやらお土産屋さんは閉店準備中。
さっそくトイレチェックをすると、和式と洋式が1つずつ。
ちょっと少ない気がしましたが、洋式にはウォシュレット付き。
実は家を出る前からネットでウォシュレットがあるかを検索していたのですが、情報が見当たらなかったんですよね。
これなら安心だ!
そして気になる温泉。
温泉は栃木県民のみ利用可であり、県外から来た人は入れません。
私は遠慮しましたが、明らかに県外ナンバーから出てきた家族がタオルを持って入浴してました。
正直言えば、誤魔化せば入れそうな感じでしたが、うつす可能性、うつされる可能性を考えれば妥当だと思います。
車に戻る途中、雨が強くなってきました。
急いでリアゲートを開け、マット・寝袋を敷いて車中泊準備。
もう、傘を差さないと無理なくらいに降ってきました。
事前調査よりも遥かに早い時間から降り始めます。
やっぱりレヴォーグという車は背が低いので、床をフラットにしても大人には天井が低く、首を大きく曲げて座ることになるんですよね。
とりあえず、寝袋の上に寝転んで、自宅で保存してきたYouTube動画を見て時間を潰します。
車の中は暖かく、ガラスが結露してきますので、少しだけ窓を開けました。
19時近くに、耳元で「プゥゥゥン」という音が!!
蚊が入ってきやがった!!
キャンプ用のライトで車内を照らし、5分ほど格闘して仕留めました。
が、すでに私の腕は蚊にやられた後でした。
窓を少しでも開ければ蚊が入ってくる。
外はそれなりの雨で車から一歩も出られない。
車内は座ることが厳しいので寝転がるしかない。
なんというか息苦しい空間で、早くもきつくなってきたわけです。
寝転がるのがつらくなり、運転席に移動。
高速のSAにあるファミマで買ったお弁当(海苔弁当)を車内で食べます。
SAのコンビニではお酒の販売をしておらず、買えなかったんですよね。
200mくらい歩けばコンビニがあるのですが、歩いていくのも面倒だし、車で行くと、私の駐車スペースが取られてしまいそうで躊躇。
とりあえず、しばらくは運転席に座ってYouTubeを見ます。
今は何もできないけど、明日の早朝にドライブというのも気持ち良いよな~と考えて自分を鼓舞します。
19:30頃、妻に状況を報告。
妻からの「もう帰ってくれば?」という言葉に心が揺らぎます。
弱まるどころか強くなっていく雨。
車中泊する車も多く、私の車の両サイド1台分の駐車スペースを開けて車が停まっています。
携帯で天気確認。
濃霧注意報出てます。
これはもう、ただただ苦行になってきている状況。
車の外に出られないのなら、家に帰ってゆっくり酒を飲んだ方が良いのでは?
・・・よし、帰ろう。
というわけで、20:20頃ですかね。
帰る決断を下しまして、後部座席の寝袋・マットそのままの状態で出発しました。
帰り、雨が降る真っ暗な東北道を運転中、「やっぱり千葉にしとけば良かった・・・」という後悔が半端じゃなかったですね。
栃木を抜けても雨が降り、埼玉に入っても雨。
首都高に入って雨がやみましたが、首都高を降りて一般道を走っているときに再び雨が降り始め、雨と共に移動している感覚になりました。
高速代も往復で8000円。
ガソリン代も4000円。
夕食・朝食・コーヒー・おつまみなど、2000円
現地では人との接触を極力避けたので、名物なども食べず、温泉も入らず。
久々の運転は楽しかったものの、全てが無駄に終わった感じ。
22:30頃、自宅到着。。。
往復300kmのドライブ。
あ~楽しかった・・・。