義両親様に「温泉でも行くか?」とお誘いを受けまして、即答で成立した温泉旅行。
予約したのは前日のようです。
目的地は東山温泉。
「東山温泉」と聞いても「それ何県?」というレベルの私の知識。
福島県と聞き、「お~、いいね~!」と答えたものの、最近の地震発生頻度の高さに多少の不安もありました。
そこからは何も調べず、全ては他人任せ。
乗り換え駅、目的の駅、駅からの移動も何も分かりません。
10時40分上野発の新幹線に乗るということで、9時半に家を出ました。
電車旅の楽しみである駅弁とお酒を買い、電光掲示板を確認するも、乗車予定の電車がありません。
乗車予定の電車というのは、義父様が調べていた乗り換え案内に出ていた電車。
でも、この日はその電車だけ無かったのです。
チケットは購入済みですが、自由席ですので決められた電車に乗る必要はありません。
次の新幹線「やまびこ」に乗るには30分以上も待つことになる。
次に出発する全席指定の「つばさ」に変更できるかを確認するも、満席。
自由席なので、「やまびこ」も席の心配が出てきます。
東京駅まで行けば始発なので座れるのですが、これから移動となるとそもそも間に合わない可能性が高い。
仕方なく30分待つことにしました。
一番人が乗ってこないであろう一番端っこに陣取ります。
新幹線が来て、外から窓越しに座席を確認するもかなり埋まっていました。
さっそく乗り込んで座席を探すも、横に並んで座れる席はありません。
5人全員がポツポツと空いている席に座るという、旅行らしくないスタートでした。
でも、座れただけで十分です。
私はイヤホンを持ってきていたので、ダウンロードしておいたYouTubeを満喫しつつ、駅弁・ビールを楽しみます。(娘が隣にいるとYouTubeを見れない)
大宮だか小山あたりの早い段階で横並び2席が空いたのを見つけ、娘と私が移動。
宇都宮あたりで隣の乗客が下りて行き、3人横並びで座ることができました。
郡山で新幹線を降り、今度は磐越西線に乗り換え。
各駅停車で地道に進みます。
何も調べてないので、郡山から会津若松までどのくらいあるのかも分からない。
やっぱり新幹線と違って、いわゆる普通の座席なので、座っているのも辛くなってくるわけで、とにかく長く感じました。
→ネットで調べると各駅停車で75分も乗っているそうです。
そしてようやく到着した会津若松駅。
2両編成です。
上野駅で予定していた電車に乗れなかったことから始まり、長時間乗車で疲労困憊。
おじいちゃんおばあちゃんの意向でタクシーで向かうことに。(本当はバスが出ている)
タクシーって楽ですよね~。
目的地である「
くつろぎ宿 新滝」という旅館に到着。
※このHPはhttpsに対応していません。。。
朝9:30に出発し、到着は15:00。
5時間半もかかったことになります。
更に言えば自爆ですが、行程が分からない旅というのは疲れるんですね。
チェックインしてお部屋へ。
本当は外を散歩したかったのですが、とにかく疲れていて、しばらく動けませんでした。
実はこの旅館のロビーには卓球台があり、予約制で30分だけ楽しむことができるのです。
娘はすぐに16時に予約を入れて楽しみにしていました。
しかし、お風呂に入りたい妻は容赦しません。
妻「お風呂に行くけど、行く?」
娘「後で行く」
妻「じゃあ、一人でお風呂に行けるのね?」
娘「・・・お風呂行く」
結局、卓球の予約時間にお風呂を充てて、この日の卓球は中止に。
ちょっとかわいそうですが、大人のメイン目的は温泉ですからね。
ということで温泉へ。
この旅館はお風呂が4種類あり、計画的に温泉に入らないと制覇できません。
4種類まとめてお風呂として作ってくれれば良いのに・・・と思ってしまいます。
(おそらく増築という形で場所が分かれていったのかと思います)
千年の湯というところは洗い場が無くて暖まるだけ。朝と夜で男女入れ替わり制。
残る2つはいつでも入れる。
まずは夜しか入れない千年の湯でまったりと温泉に漬かろうと行ってみましたが、これがショボい。
ショボすぎてすぐに出て、着替えて別のお風呂へ。
2つめのお風呂は露天風呂もあり、露天風呂から川が見える絶景風呂。
これはもう、本当に気持ちよくて最高でした。(景色が見えなくなる夜に入らなくて良かった)
特に私は冬の温泉が好きで、お風呂で暖まって、熱くなったら上半身を出して体を冷やす。
これを繰り返すのが好きなんですよね。
福島は東京よりも気温が低く、ひんやり具合もちょうどよかったです。
温泉を出て部屋で少し休みます。
少し休んだところで、すぐに夕飯です。17:30~(早っ!)
夕飯会場はかなりオシャレ。
夕飯はとても美味しく、最後のご飯を食べれなかったが残念です。
→全員お腹いっぱいすぎて、ご飯はキャンセル。
これまた部屋でゆっくりとして、それからまたお風呂に入ってきました。
これで3種類のお風呂を制覇で、残るは明日男湯に変わる千年の湯のみ。
少し歩いたところに姉妹館があり、そちらのお風呂も楽しめるようですが、そこは諦めました。
食べすぎてお酒も進まない状態で、娘が寝て、妻が寝て、私は一人で窓際の椅子に座って雰囲気を味わいました。
ということで初日は終了。