2023年のラストキャンプに行ってきました。
前日は「朝9時に出発するか!」と息巻いていましたが、私がパッと目を覚ましたのは8時半。
「うわ・・・これ無理だ・・・」からのスタート。
天気予報を1週間前からチェックしてましたが、この土日は今冬一番の寒さ。
キャンプ地の最低気温は-4℃という極寒環境です。
なんでキャンプを予定している日に限って・・・。
なので、一度準備していた着替えを見直し、
マフラー必要かな?
手袋必要かな?
防寒タイツ必要かな?
靴はワークマンの防寒シューズを予定してたけど、ブーツ型の方が良いかな?
色々と見直していたら時間がかかってしまい、出発したのは10時でした。
首都高は若干混んでいましたが、常磐道からはスムーズに進みます。
そのままノンストップで高速を降り、「セイコーマート」へ。
ここの「温玉豚丼」がうまいんです!!
駐車場で腹ごしらえして再びキャンプ場へ向かいます。
キャンプ場周辺のホームセンターへ。
妻が購入した新しいエアベッドのデビュー戦なのに、空気を入れる電動ポンプを忘れたと。
電動ポンプを買うためにカインズホームセンターに寄りました。
そしてスーパーで買い出し。
14時20分にキャンプ場に到着。
さて、ここからが楽しみの1つ。
妻が購入した新テント「RATELWORKS BODEN」のデビュー戦です。
買う前に調査した情報では、設営・撤収作業はそれなりに時間がかかるとのこと。
それが、初張りとなればかなり時間がかかることでしょう。
ということで設営開始。
テントを袋から出すと、本格的な鍛造ペグが入っていたり、ハンマーまで付属しています。
通常、テントに付属しているペグって貧弱で使い物にならないものが多い中、素晴らしいです。
事前調査で分かっていましたが、ポールをグロメットに通す際、逆側が外れてしまいます。
一人での設営は苦労しそうです。
Colemanのタフスクリーン2ルームテントはピンで刺し込むタイプだったので、同じ作りだったらよかったな~と。
※ピンで差し込むタイプはポールに泥が詰まったりして大変な部分もありますけどね。
テントへの外ロープの取り付け、ペグの打つ場所、ポールを入れていく順番など、調べながらになりますのでかなり時間はかかります。
とはいえ、力いっぱいポールを曲げていれるような力作業はColemanよりも少ないと感じました。
いやー、かっこいいじゃないですか!!
色も「グレージュ」で良かった!
テント内も長辺の長さはColemanと変わらない感じですが、短辺の長さはすごく広くなり、荷物を置いても余裕を持って座れます。
※中の写真を撮り忘れた
妻がインナーテントを取り付けるときに不良箇所を発見。
インナーテントの真ん中の吊り下げる部分のワッカ部分の縫製がされていなかったのです。
だから吊り下げられないと。
念のため初期不良写真を撮影。
応急処置として安全ピンで輪っかを作って吊り下げる形に。
ここだけでもかなりの時間を要しています。
(メーカーに連絡済みで交換することになりました)
そして電動ポンプを忘れたエアベッド。
妻がホームセンターで買ったのは電動エアポンプではなく、自転車の空気入れみたいなやつ。
しかも空気を入れるための口がエアベッドと合わず、娘に押さえてもらいながらシュコシュコやっていました。
私はひたすらコットとか椅子を組み立てるわけですが、エアベッド対応が終わらずに出てきません。
シュコシュコと音だけは聞こえます。
妻も必死。
「休むときは休むって言って!!空気抜けちゃうから!」と娘に怒りをぶつけだしました。
様子を見に行くと、エアベッドには空気は全く入っていないペチャンコの状態。
1cmも膨らんでいないように見えます。
正直、口から空気を吐いた方が早そうだな~と。
20~30分やってこれでは間違いなく無理ですね。
そんなこんなで初張りだったり不具合だったりで時間を食い、気づけば17時。
3時間くらいかかってますね・・・。
何もできずに真っ暗に。
本当は早く設営してビールを飲みたいところ。
14時到着から飲み物も1口も飲んでないですし、お腹もペコペコ。
仕方なくホームセンターに買いに行くことに。
さきほどの最寄りのカインズには無い。
妻は店員さんに確認していないので、実際はどこかに置いてあるかもしれない。
もう1度カインズに確認に行くべきか、割り切ってコメリに向かうか。
とにかく一刻も早くビールが飲みたい。
カインズは無いと踏んで15km先のコメリまで走らせました。(17時20分発)
信号が少ないとはいえ、15kmって意外と遠いですからね。
真っ暗な道を走り、コメリに到着。
先に妻が車から降りて店内へ。
どうせ自力で探そうとするんだろうな~と思い、私も店内へ。
パッと見た感じ、妻は商品を探して歩いていました。
店内は私たち以外のお客さんはいません。
私は接客していないレジの店員さんに「電動のエアポンプありますか?」と質問。
レジの方が店長を呼んでくれて、店長がすぐに場所を教えてくれました。
この店長、全ての物の配置を覚えているのでしょうか。
電動ポンプなんて冬は売れないはずなのに。(夏はプールの浮き輪とか使う)
他にお客さんがいなかったので、初期不良で動かないとなったら面倒なので、動作確認までお願いして購入。
ついでに薪(広葉樹)も購入。
針葉樹の値段で広葉樹を買うことができました。
帰りに日帰り湯「
森林の温泉(もりのいでゆ)」に寄りました。
「りんご風呂」という浴槽にりんごが入っているというもの。
実際に入ってみると、広い浴槽に10個くらいのりんごが寂しく浮いているだけ。
もっとたくさんのりんごが浮いていると思っていたのでがっかりでした。
でも、ここは露天風呂が広い!
非常にリラックスできる広さで、 気温0℃の中での星空を見ながらの露天風呂を楽しみました。
もしかしたら電動エアポンプを買いに行っていなければ、時間が遅かったのでこの日帰り温泉に来てなかったかもしれないと考えることにしました。
キャンプ場に戻ると19時。
私もお腹ペコペコ&疲れすぎて焚火の準備をする気にもなりません。
夕飯は鍋と焼き鳥。
気温0℃だとさすがに暖かい物が食べたくなるものですね。
ちなみにiPhone標準アプリの気温では0℃ですが、現在地周辺の気温を出してくれるアプリでは-1℃になっていました。
焼き鳥をするために炭に火を入れたらスパークして新品おろしたてのテントが燃えそうになったりする事件もありました(爆)
テント内では絶対にやったらダメですね。
一酸化炭素中毒になります。
そしてこの極寒環境でのコロナ石油ファンヒーターの実力も試します。
テントを締めきって、1か所換気用の窓を開けての挑戦。
外気温は-1℃と考えて、ファンヒーターを付けると気温9度まで上昇。
しかし、これ以上は難しいようです。
まぁ、小さいファンヒーターだから仕方がないですね。
それでも外との気温差は大きく、テント内に入ると暖かいと感じます。
ようやく焚火準備。
広葉樹は太く切られているので斧を使って薪割り。
焚火を楽しみました。
ウィンドスクリーンによって輻射熱が来るので非常に暖かいのですが、膝部分だけが異常に熱くなって体の全体を温める方法を模索しましたが無理でした。
星がとても綺麗。
ここは夏も綺麗ですが、冬ならではの綺麗さもあります。
深夜0時にはiPhoneアプリで-1℃。
実際は標高が高い場所なので、もう少し寒いと思います。
久々に娘と一緒に寝たのですが、娘がとにかく寒そうにしています。
頭まで布団に潜って、更に体をこじんまりとさせる格好で寒さをしのいでいます。
心配になって何度も何度も目が覚め、あまり寝れませんでした。