3日目は、先ずは前日の駅までローカル線で戻ります。
昨夕小生と同じ電車に乗って徳島まで戻ったお遍路さん2名が、この日も同じ電車に乗っていたので軽く会釈する。w
電車を下りようとした時にお腹が痛くなってきたので駅のトイレに駆け込むもトイレが・・・
Oh!No!
クラッシックスタ―――イル!!(和式ぼっとんw)
近くにローソンがあったので、ダンシングで猛アタックし、朝から足を使う。w
23番:薬王寺
ここから更に南下。
海&砂浜が綺麗♪

ただし、当日は午前中が曇りだったのが悔やまれる。
さようなら徳島。こんにちは高知。

「修行の道場」と言われる高知に入ります。
黙々と走り続けている時に、歩き遍路さん見掛けると頭が下がる思いです。
見掛ける毎に「こんにちは~」「おつかれさまでーす」と声を掛ける。
自分はズルして?ローバイクですが、この距離を徒歩でなんて自分では考えられません。
前日までは車中泊や漫画喫茶ですが、この先に進むと鉄道がなく最早GRBまでは戻ってこれないので宿を予約します。
電話に出たおばちゃんに現在位置とチャリでお遍路していることを伝えると「チェックイン時間までに来れますか?」と心配されてしまった。
残り40kmくらい+現在時間正午くらいだったのでチャリダー的には楽勝のつもりだったのだが、そう言われると速く着いてやろうと無駄に鬼漕ぎ。www
まぁ、歩きやチャリの人力遍路だと予約しても結局辿り着けない「行く行く詐欺」が多いんでしょうね。
遠くに霞んでいるのが岬か?

海岸線を走っている時にあるあるですが、マサイじゃないんだし(w)まだ20km弱あるので肉眼では見えないですよね。
遠州の海岸線はほぼ真っすぐなのでこう言う景色は珍しい。
そろそろ補給ポイントを探し走りますが・・・、お店がない。
やっと見つけたドライブインに飛び込む。
メニューを見て料金お高目の天ぷら定食を発注するも・・・
海辺なので魚の天ぷらかと思ったら山菜だった。w

でも美味しかった。
ちなみに、右上の魚の煮付けは店主が後からスッと出してくれたのでおそらく「お接待」と言うヤツですね♪
遍路の独特な文化である「お接待」初体験でした♪
と料金を支払おうとすると¥1300のところ¥1000でいいよとまけてくれた。
(他のバイクツーリングのお客さんもいたのでコッソリと。w)
お接待、ありがたいです。
「ドライブイン夫婦岩」みなさんも利用してみてください。
当日は時間に余裕があったので時間調整も兼ねて室戸ジオパークに立ち寄ってみる。
チャリダーは驚きの新型車両「ブリチャリ」。w

ここでは冬季に大型のブリが大漁されるそうで、おばちゃんがママチャリのカゴにそのまま突っ込んで持ち帰ると言う豪快な風習?があるそうです。
巨大お大師様。w
お大師様が悟りを開いたと言う祠。

不惑の小生は迷ってばかり。小生も少しは悟れないものだろうか・・・
そしてとうちゃこ~。
中岡慎太郎像。
また10%の坂を登って・・・
24番:最御崎寺
室戸岬灯台も見学

有名観光地?をやたらと「恋人の聖地化」する日本人って一体・・・www
少子化対策としては仕方ないか。w
当日のお宿は
「最御崎寺へんろセンター」お寺付属のいわゆる宿坊と言うヤツです。
遍路するなら一度は体験すべし!と言われています。
お寺だけに料理は精進料理、朝は4時に叩き起こされて読経と説法を聞くのか・・・小学生以来だ。
とワクワクしていたら、そんな催しは全然なく、料理も普通に刺身とか出ました。w
晩御飯♪
宿のロビーで宿泊者一言ノートを読んでいると・・・
「定年後に家内と一緒にお遍路する予定が、奥さんが早世。現在一人で歩き遍路している方」
「亡くなった父母の供養で遍路している女性」
「医者になり、人の死を何人も見てきた新米女医さん」
「今まで警察のご厄介になるような悪さばかりしてきた男性の懺悔の旅」
「小生と同じく遠州からきている人」
「娘二人に変な虫が付かないように祈りながら遍路しているお父さん。(ある意味超切実w)」
いろんな人の思いに泣ける・・・
このノート、読み応えありますわぁ。
久しぶりのお布団でPM9:00に就寝。
当日の走行距離:95km
Posted at 2018/05/04 07:39:25 | |
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お遍路 | 日記