次にお遍路には関係ないのですが、せっかく近くを通ったので桂浜に行ってみました。
かつて福山雅治氏が、そして現在のせごどんでは小栗旬氏が演じてましたね。

しかし、歴史の教科書からは削除されるとのこと・・・
個人的には龍馬本人よりもおりょうさんが気風が良くて好きですけど。w
ってか、小生龍馬像は室戸の中岡慎太郎像と同じように砂浜のすぐ近くに建っていると思っていたので海沿いの平地をチャリで走って行けると思っていたのですが・・・丘の上なんですね。
しかも、そこまで行くのに坂を登って、帰りもまた登らないと行けないと言う罠。w
三十三番札所:雪渓寺(けいの字が違ってます)

ここでは高知新聞の記者に取材を受ける。
お遍路について聞かれるのかと思ったら、先日脱獄して捕まった犯人が自転車旅行を装って?逃げていたことで自転車乗りとしてどう思うか?とのこと・・・
別に自転車が悪いわけじゃないだろう。
微妙過ぎて答えようがない。苦笑
ここから雨脚が強まる。
お遍路の高知ステージは「修行の道場」とは言われているけど、高知の素晴らしい景色も見えなかったし、それは高知に方々に対して失礼なのでは?
と寒さと視界の悪さからそんなことを考えながら走る。
三十四番札所:種間寺

ここでは経本を出すのも躊躇するくらいの雨量。
荷物の防水パッキングを解いて再施工するのも大変・・・
大きな道ではこんな標識が建っています。

昔の人もこんな標識を見てお遍路していたんだろうな。
今みたいにGPSもない時代、何度も道に迷っただろうに。凄いなぁ。
そろそろ、燃料が切れそうだったのでどうしようか迷ったが、良さげなお店がなかったので結局マック。
高知まで来て何故マック!?www
無補給で走るわけにも行かず仕方なし。
ここから16%の坂を悶絶しながら登って・・・
三十五番札所:清瀧寺

坂の途中で迷彩ポンチョを着た175cmくらいの背の方を追い越しました。
てっきりおじさんだと思って、追い越しざまに「お疲れーっす」と声を掛けたら女の人だった。驚
手ぶらだったけど、こう言う歩き遍路の方は坂の下に装備を置いてきているのだろうか?
おそらく絶景であろう景色・・・

何も見えない。苦笑
次はあの橋を渡るのね~。
橋を渡っている途中で、歩き遍路さんを見かける。

「海とお遍路さん」
四国の風景だねぇ。絵になるねェ。
小生はズル?してチャリなのに、歩きは凄いなぁ。
なんかフラフラしているけど大丈夫だろうか?
と思いつつ追い抜きざまに「お疲れーっす、がんぱって下さい!」と声を掛けたらまたまた女性だった。汗
なんでしょう。
男より女性の方が多い気がする。
しかも大の男でも泣きそうな過酷な一人歩き遍路・・・
彼女をそこまで駆り立てるには、きっと海より深い理由があるんだろうなぁ、と思いをはせる。
三十六番札所:青龍寺
階段が・・・長い。

ここで転ぶと洒落にならないので手すりを握りしめて登り下りします。w
お参りを終えて下山すると先ほどの歩き遍路の女性がやってきました。
ってか・・・歩きも結構早いんだなぁ!と驚く。
歩いている時はフラフラしていましたが、しっかりした足取りで階段を登って行ったので安心してその場を離れる。
浦ノ内湾を見ながら走行。
雨天だし、この季節は日が落ちるのが早い。
雨の中、夜間走行するのは危険と判断して須崎で宿を取ることにしました。
「ブロガーの名にかけて!」せっかく来たので何か土地の物を食べねば。と調べてみるとこの地では「鍋焼きラーメン」と言うのが有名とのこと。
早速突撃!雨で冷えた体が温まります♪

(゚д゚)ウマー
当日の宿はビジネスホテルさつき。

アパートをホテル化したところで、この手のホテルは初体験でした。
で、翌朝天気予報を見ると雨風はそれ程酷くなさそうだったので「行けるところまで行ってみるか」と準備をしてベランダのドアを開けようとすると・・・開かない!
無理やり開けるとゴー!っと凄い風。汗
「これは・・・ダメだ」
一日しか走らず心残りではあるが、無理をして落車でもしたら洒落にならないし、そもそも鉄道が停まって帰れなくなっても困る。
と言う事で勇気ある撤退を選択。
アンパンマン列車に乗って帰ることにしました。( ;∀;)
須崎のゆるキャラ、「しんじょうくん」。また会いにくるよ。

Posted at 2018/10/09 06:02:36 | |
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お遍路 | 日記