最近アマゾンで立て続けにF1関係の2冊の本を買った。
赤井邦彦『鈴木亜久里の冒険』と
田中詔一『F1ビジネス-もう一つの自動車戦争』の2冊にはF1の世界の政治的な部分やお金の話などキワドイ部分も含めて相当突っ込んだ事が書いてあった。
赤井さんはジャーナリストとして、主に外側から取材した内容で、田中さんは自分が元HRD社長として当事者として経験した内側からの内容で、どちらも信憑性が高くて非常に参考になった。
この2冊を読んで、単純にF1ってやっぱりスゴイ世界だなとか、僕らがやっているカレラカップとはビジネスのスケールが桁違いだなとかいう思いと共に、日本はモータースポーツに対する社会的な認識が低すぎる!と言う思いを強く抱きました。
前から思っていましたが、スーパーアグリにどうして日本の大きなスポンサーが付かないのか?
今年の車体を見ていても、いまだにタイトルスポンサーは獲得できていないようだし・・・ホンダという世界トップレベルの会社が後押ししているチームにスポンサーすることはビジネス上のメリットも大きいはず。何より日本のカラーを前面に出し、日本を背負っているようなチームにサポートする日本の大企業がどうしていないのか? 悲しい事です。
この様な事は田中さんの本にも書いてあって、先進国で地上波でF1をライブで流さないのは日本だけとか、日本以外の多くのグランプリは国家レベルのサポートを受けているとか・・・世界にこれだけ車を輸出して、3チームF1に参戦している国としては悲しい現状を憂いています。
と、愚痴ってしまいましたが(笑)、おそらくすぐには状況はすぐには変わらないと思うので、私達に出来る事を地道にこれからもやって行こうと思います。
そして近々、今年のクレフモータースポーツのメイン計画発表できると思います。
F1ヨーロッパラウンドのサポートレース『ポルシェ・スーパーカップ』へのスポット参戦に向けて動いています。
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Posted at
2008/04/05 11:27:36