
さて、一挙に往復700キロのグランドツーリングから一夜明けて、雨の中を走行してドロドロになってしまったライツ号をきれいにしてあげようと、少し早起きして洗車開始です。
シートが優秀なのか、はてまた渋滞によるストレスが全くなかったことが大きいのか、思ったほど疲労はありませんね。
早朝、大魔神が二度寝している間であれば文句も言われないし、昔から「夏休みの宿題は朝の涼しいうちに済ませましょう」と言われていましたからねぇ。
でも、小僧の時分には、ついぞ、やったことなかったなぁ。
やるのは決まって8月の30日とか31日とか、怠け者をあざ笑うが如く響き渡るツクツクボウシの鳴き声を聞きながら、泣く泣く片付けたものでしたよ。
んでもって、ライツ号を車庫から出そうとキーを差し込み、捻ったのですが・・・
あれれ・・・いつもなら一発で目覚めるエンジンが始動しません。と言うか、セルが全く反応しないのですよ。
気を取り直して一度キーを抜いて、深呼吸して、再び試してみるも、セルはウンともスンとも言ってくれません。
ありゃりゃ・・・バッテリーが上がっちゃったのかなあ。
でも、ウォーニングランプはちゃんと点灯するし、リアウイングも動くし、室内灯も点灯するし、ラジオの音もちゃんと出るから、バッテリーは特に問題なさそうです。
よくあるDMEリレーの故障?
いやいや、あれはセルは回れどエンジンがかからないという症状だったような・・・
エンジンルームを覗いてみようとドアを開けると、アラームも元気よく鳴り出します。
エンジンフードを開けて、ざっと見た限りでは特に異常もなさそうで、異臭などもありません。
ううう・・・、今日は昨日の罪滅ぼしで大魔神に付き合わなければいけないのに、またクルマ屋さんに行かなければならないのは、ちとまずいなぁ・・・なんて考えながらも、とにかく洗車は中止して、一旦自宅に戻ろうとキーを抜いてドアを開けて車から降りようとしたら、キーを抜いたというのにアラームが鳴り止みません。
ドアを閉めると鳴り止むのですが、また開けると鳴り出します。
普通、キーを抜けばアラーム音は止まるはずなのに・・・
こりゃもしかしたら、昨日の雨天の走行のせいで電気系統に何らかのトラブルが発生したのかも・・・
そう思いながら、ETCカードを抜き忘れていないか確かめようとして、何気にシフトレバーに手が当たったら、コトンとレバーが少し動いたような気がしました。
あらら・・・もしかして、ギ・・・ギアがPレンジに入っていなかったのか?(大汗)
シフトレバーがPレンジに入っているのを確認して、キーを差し込み、捻ると・・・
ズド~ンと、ほとんどセルモーターが回転することもなく、電光石火でエンジンが始動しました。
この時の顔はとても人に見せられたものではなかったでしょうねぇ。
どうやら昨日クルマから降りる際に、慌ててシフトレバーを完全にPレンジに入れないままエンジンを切ってしまったようです。
こんな初歩的なミスをやらかしてしまうのですから、何とも困ったものです。
さてさて、気を取り直して、ライツ号を文字通り「手洗い」洗車してやります。
やはり汚れは下半身中心に付くものですねぇ。
「手洗い」だと掌や指の感触でそれがよ~く分かります。
ホイールの穴や隙間にも指を突っ込むのですが、噴霧器で「消毒」しながらなので、手に汚れも付きません。
今回は特にケミカルは使用しなかったのですが、おかげでライツ号もすっかりきれいになって、ようやく肩の荷が下りました。
ブログ一覧 |
ポルシェ | クルマ
Posted at
2011/06/12 13:01:46