ライカブームって…

何でも、ライカブームなのだそうで…

んなことないでしょう。

と、最初は思ったのですが、考えてみれば、今やライカはスポーツカーだけでなく、SUVやセダン、シューティングブレークまで、じゃなかった、M型だけではなく、ミラーレスカメラやコンデジ、インスタントカメラまで作っている総合的なカメラメーカー…

ポルシェみたいです。

少し前はM型ライカがデジカメになるなんて考えても見なかったライカが、今やフラッグシップ機のM型はデジタル機としてモデルチェンジを重ね、コンパクトデジカメやM型の上を行くプレミアムカメラまで提供されています。

ライカだけでなくパナソニックのデジカメにもライカのレンズが使われ、確かに物凄く身近になっていると言えますね。


んでも、私は今のライカブームって、どうもピンと来なくて…

ライカブームって言ったら、やっぱりあの時でしょう。

忘れもしない、銀座松屋の春の中古カメラ市に、会社を休んで初日の朝一番に入店し、8階の催事場までエスカレーターを二段抜かしして駆け上がったあの頃…


にしても、あのライカブームっていつの頃だったのか…

検索しても、今イチよく分からない…

どうやら「1990年代の後半」のことのようで…


思い立って取り出した「カメラこだわり読本」と言う、年に一度か二度出ていたムック本…

二千円もする高価なムック本でしたが、当時新品で購入したのが三冊あって、この頃が私の考えるライカブームの時代…

便利なもので、今はその前後のものも簡単に探してポチっとすることができます。

こうして、その前後も含めて揃いました。

これを見ながら、あの頃のライカブームについて書いていこうと思います。