
クルマは機械ですから、年月が経てば全てのパーツが経年劣化して、壊れてくるのは当たり前のことなのであって…
これがナロー乗りの皆さんだったりすると、故障しないと物足りないのか、故障して修理を、人によっては故障もしていないのにクルマの下に潜って修理したりと、楽しんでいる方も多いよシうですが…
964あたりになると、微妙に受け止めが変わってきて…
ネオクラッシックと言われようと、964はコンピューターも入っていて、パワステもエアコンも装備されていて、走れば儲けものなんて思えないし、現代的なクルマを求めてしまうのであって…
そこにエンジンのオイル漏れやらエアコンの不具合、パワステの不具合と次々に出てくるのだから、主治医に宣告されると、ちびまる子ちゃんじゃないけど顔に縦線も入ってこようってもんですよ(笑)
私の場合、エアコンは前のオーナーさんが全面的に手を入れてくれたのですが、エンジンは、私の不注意が原因でデスビベルト切れから異常燃焼でピストンを溶かしてしまい、フルオーバーホールへと…
つまり、パワステはこれから壊れてくる可能性があるってことなのよね(笑)
問題は、その日がいつやってくるか分からないってこと…
エアコンにしても、昨日まで快調に冷えていたものが、今日突然にご臨終になるかもしれない…
でも、それが5年先かもしれない…
運悪く当たってしまったオーナーさんはご愁傷様としか言いようがないですよね。
特に最近のように車両価格が値上がりしているのに買って間もなく壊れたのではがっくりこようってもんです。
そもそも、最近出回っている964って、以前に私がお安く買った964より程度がいいはずがないですからね。
んでも、964って、もう30年になるのですよね。
身の回りにあるエアコンやテレビや冷蔵庫や洗濯機や掃除機で30年使っているものってありますか?
そもそも電気製品をそんなに長持ちさせようってこと自体があり得ないですよね。
ましてやクルマであれば、絶えずGがかかり、振動もしているのですから、環境はさらに過酷になりますよ。
問題は「その時」がいつ来るのか…
エンジンなんて、30万キロオーバーホールなしでも平気で走っている個体もあれば、4万キロ程度でオイルダダ漏れとなり手の施しようがなくなってしまう個体もある…
エアコンにしても、ノントラブルで効いている個体もあれば、常にどこかしら爆弾を抱えているような個体もある…
パワステポンプだって、ブレーキだって、オルタネーターだって…
まあ、いつかは壊れるのでしょうから、それがいつ来るのかは、「巡り合わせ」としか言いようがないですね(笑)
ポルシェだから壊れるんじゃなくて、どんなクルマも30年40年と乗っていれば壊れるでしょう。
そのへんを冷静に見極めて、大きな気持ちで向き合えってことでしょうか。
とは言え、いざ我が身のこととして向き合うと、頭に血が上っちゃうんですけどね(笑)
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ポルシェ | クルマ
Posted at
2022/03/10 21:06:56