
私の場合、充電はスーパーチャージャーで一気に満腹にするよりもあちこちにある急速充電スタンドで腹八文目と言うことが多いです。
施設はやや限定されるものの、月会費が不要な「エコQ電」を使っています。
これまでの記録を見ると、30分、500円の充電で、毎回17.8kWh程度充電されるようです。
いずれも長距離ではなく、ちょい乗り主体です。
そして、充電が終わった時のタッチパネルの画面がこれ…
航続距離が361kmと表示されています。
画像は撮り忘れたのですが、充電を開始する際の航続距離は244kmでした。
つまり、30分の充電によって117km、走行可能距離が増えたことになります。
これまた記録し忘れてしまったのですが、実際に走行した距離はそこまでいってはおらず、100km程度だったと記憶しています。
この条件でいわゆる電費を計算するやり方は良く分からないのですが、山の神式に考えると、100km走るのに500円かかったことになります。
では、ガソリン車なら500円分のガソリンで何キロ走れるかと言うと…
最近はガソリンの値段も上がってレギュラーでもリッターあたり180円くらいしますから、500円では2.7リッター程度しか入りません。
リッター10キロ走るクルマであれば27km、リッター20キロ走るクルマであれば54km走る計算になります。
500円分のガソリンで100km走行できるためには、リッター37km走るクルマが必要になりますね。
ちなみにポルシェのオンボードコンピューターに表示される燃費は、リッター何キロではなく、100キロ走るのに何リッター必要か?と言うデータでした。
ドイツではこれが親しまれている表示法なのですね。
もしテスラがガソリン車で同等の燃費性能を出せたとすれば、経費面で見ると、2.7リッターで100キロ走る計算となり、高速走行の時に10リッターとか表示される以外は、100キロ走るために常に14~16リッター必要と表示されていたポルシェとは偉い違いです(笑)
つまりモデル3をガソリン車に換算すると、リッター37キロ走る計算になると(笑)
ただ、これはガソリンのリッター単価を180円と想定した場合の数値であって、ガソリン単価が上がればテスラの優位性は向上するし、反対にガソリン単価が下がればテスラの優位性は低下します。
ハイオクはリッター200円くらいするので、500円では2.5リッターしか入らず、リッター7キロ程度しか走らないポルシェの場合、500円分のガソリンでは17.5kmしか走ってくれません。
もちろん、エコQ電の料金が変動すれば、また違った結果になります。
こうして考えてみると、ボルシェのリッター7キロに対してテスラのリッター37キロは「費用」に着目すれば5倍の開きがあり、圧倒的と言えます。
でも、空冷911の楽しさがこの開きを補って余りあるものであることは、実際に乗っていた自分自身が誰よりも良く分かっていることであって…
ポルシェも凄いけど、テスラだって凄い…
ゼロ戦も面白いけれど、ステルス爆撃機b2だって面白いと思うのですよ(笑)
ははは、いくら何でも違うか…
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Posted at
2023/09/24 15:57:17