
M型ライカの系譜の中で初めてデジタル化されたM8が出てから何年が経ったのか…
M型ライカがデジタル化されるなんて、911がEVになるよりもショックはデカかったことでしょうね。
その後、M9、M10、M11と正常進化していく中で、現行モデルのM11にもついにM11-Pが発表されました。
これまでも、ライカはM型の特別バージョンとして「P」を出してきました。
最初はM3にトリガーワインダー、ライカビットを装着したMPから始まって…
ちなみに「P」はプロフェッショナルとされています。
その後は、M4-Pがあって、M9-P、M10-P、そして今回のM11-Pと…
MPのPは、高速巻き上げができるトリガーワインダーが装着されているという点でまさにプロフェッショナル向けと言えるのですが、M9-P以降はプロフェッショナルと言えるのかなあ…
プロフェッショナルはきっと使わないと思いますよ。
M11-E(エンスージャスト)とか、M11-M(マニア)とかM11-H(ヘン○イ)とかの方が相応しいと思います。
ノーマルのM11との違いは、赤いライカバッジがないことと、トップカバーに筆記体のライカロゴが刻印されること、そして液晶パネルにサファイアガラスが使われていることですかねぇ。
んでも、よくよく考えたら、プロフェッショナルが真に必要にしているものなんて何一つないんですよね。
ライカに酔っているのではなく、ライカを使っている自分に酔っているマニアやヘ○タイの皆さんが喜ぶだけの装備ですよ(笑)
んで、価格は147万円だと…
ちなみにこれはボディだけの価格であって、これだけでは何も撮れません。
せっかくだから28ミリのズミルックスでも付けようか…な~んて考えると〆て250枚以上の諭吉さんが旅立つことになります。
25じゃない。250ですよ(笑)
クルマとかと比較すれば、そりゃ出せないわけではないのですが、レンズはともかく、いつかは陳腐化して寿命も迎えるであろうデジカメにこれだけ出捐するのはメンタリティとしてどうも…ね(笑)
いや、最新のカメラでないと決して得られない精神的な高み、満足感もあるでしょうし、新品をどんどん買っていただかないことには将来中古品が市場に出回りませんから、「最新は最善」と確信される有り難いお客様には、世のため人のために是非とも貢献していただきたいものです。
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Posted at
2023/10/27 23:29:14