
左ハンドルのクルマは、911からでしたが、思っていた以上に違和感はなく…
一般道路、高速道路ともに不自由を感じるようなことは全くと言ってよいほどありませんでしたよ。
おそらくそれは、911の抜群の視界の良さゆえだったのかもしれません。
このとおり、全てのピラーが現代のクルマでは考えられないくらい細いため、ガラスエリアが広くて、死角が少ない…のではないかなぁ。
クルマの安全性って、剛性の高いボディや衝撃を吸収するボディ、様々な制御装置やエアバッグなどよりも「視界の良さ」によるところが大きいと言うのが私の持論です。
だから空冷911は世界でも屈指の安全なクルマだと思っていました。
そりゃ、屋根のないクルマはさらに視界は良いと思いますが、それはそれで別の問題もあるのでね(笑)
プチフェちゃんも911に続いての左ハンドルでしたが、乗り慣れていたので全く違和感はありませんでした。
そうした中で、国道134号線の左車線を走行していて、前車に追い付いたので右にウインカーを出してルームミラーとドアミラーを確認して右車線に出ようとハンドルを切り始めたところ…
急にミラーの中に小型のトラックが現れて、慌ててハンドルを戻しました。
もちろん後方を振り返って目視確認をしなかった私のミスなのですが…
あれだけ小さいアバルトでも、あんなに見事にクルマ丸々一台分が死角に収まっちゃうんだなぁと…
アバルトに乗っていて、小回りは効かないものの、その小ささゆえに視界は良いものだと思い込んでいました。
これがテスラだったら、ウインカーを点灯させた瞬間にカメラの映像がインパネに映し出されて、クルマがいるのに右に出ようとする挙動を示せば警告音が鳴って、最後にはコンピューターがステアリング操作に介入してきます。
テスラほどの機能はないにしても、ドアミラーのインジケーターが点灯して近接するクルマの存在を教えてくれるクルマもあるようです。
プチフェちゃんは、これと言った快適装備もなければ安全装備もないため、このあたりのことは自己責任でやらないといけません。
すぐ後ろに迫っていた小型トラックの存在に気付けなかったのは自分の運転神経の衰えによるものなのか、たまたま注意散漫だったためなのか、何とも分からないのですが…
自分の感覚のみに頼る運転と言うのがいかに楽しかろうと、さすがに考えさせられたのでありました。
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Posted at
2024/08/30 20:21:40