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少し早い気もしますが、地元の楽団による「第九」を聴いてきました。

年末に第九が数多く演奏されるのは日本だけらしいのですが、何故年末に第九が演奏されるのかと言うと、何でも戦後、貧しかった楽団が資金稼ぎのために始めたのだと･･･

アマチュアのコーラスを使えば、出演料も安く済むし、何よりコーラスのメンバーが知り合いをお客ととして連れてきてくれますから、集客効果が見込めるのだと･･･

確かにそうかもしれませんが、改めて「人類の音楽」とも言うべきこの曲を聴いていると、色々と大変なことがあろうと前に進もうという気持ちを起こさせてくれますから、戦後間もない頃は、ドイツにしろ日本にしろ、打ちひしがれた国民を大いに勇気づけたことでありましょう。

個人的にはマーラーの「復活」とかもイイのではないかと思うのですが、やはり日本人は「第九」が好きなんでしょうねぇ･･･


さて、気が付けばもう12月、繁華街もクリスマス一色になってきましたね。

歓喜の余韻にひたりながら、我が家もいつものクリスマス菓子を購入･･･


ドイツのクリスマス菓子、シュトーレンであります。

ドイツ気分ついでに、温かいグリューワインとでもいきたいところですが･･･


今夜はこっちで･･･

ラベルが少しクリスマスっぽいかな？

あとはドイツのクルマがあれば･･･

おっと、ミニもドイツのクルマでしたね(笑)

少し前にアストンマーチンのエンブレムのデザインが「フンコロガシ」の翅だったことについて書きました。

「フンコロガシ」と言ったらおしまいですが、「スカラベ」って神聖なモノだったのですねぇ。

「スカラベ」で思い出したのですが、大学生の頃に、新宿の小田急ハルクの裏にある「スカベラ」という喫茶店に良く通っていました。

自分自身は、それほど多くの喫茶店に通った経験はないので、喫茶店の良し悪しについて語れるわけではないのですが、ここはとても好きなお店でしたねぇ。

コーヒーを一杯ずつサイフォンで入れてくれる、とても温かい雰囲気のお店でした。

ドライカレーとか梅ピラフとか言った食事メニューもあって、美味しかった･･･


中古カメラ市で、お目当てのカメラとレンズを仕入れて、帰りまで待ち切れずに、喫茶店に入って、そっと包みを開けて手触りを確かめる･･･そんな場面にうってつけのお店でした。


社会人になって、十年ぶり位に訪れたら、相変わらず優しそうなマスターに「しばらくですね」と言われて、とても感激しましたよ。

こういうのを一流のお店と言うんだなあと･･･

また訪れるのを楽しみにしていたのですが、どうやら閉店してしまったとのこと･･･