ｐｏｒｓｃｈｅｖｉｋｉのブログ一覧

せっかく新品で購入したのですから、もっと楽しまないと･･･ね。

ナロー(901)から最新の991までの911のサイドビューの変遷･･･

これまでにも似たようなものはありましたね。

改めて眺めてみると、興味深い･･･

まずはやはり皆さんの大好きなお尻ですね。




一般的にはキュッと持ち上がっているのが良いとされますが、こと911に限って言えば、いわゆる「垂れ尻」がもてはやされる、不思議な世界であります。

901から964までは、見事に同じですね。

ルーフの頂点からなだらかに下がっていくライン･･･

フェンダーアーチの上からこちらもなだらかに下がっていくライン･･･

そしてフェンダーアーチの真ん中あたりから水平にリアに向けて伸びるラインが、テールランプの下端と一致します。

これが993からちょっと変わってきます。

テールランプの下端のラインの位置がちょっと上がるんですよね。

尻上がりになったってこと。

そして、996になると、この傾向はさらに顕著になり、テールランプの下端のラインは、フェンダーアーチの上端に一致するようになります。

997になると、このラインはさらに跳ね上がり、テールランプの上端に接するようになりますが、テールランプの位置自体は996と同じですね。

そして、これが991になると、テールランプが細くなり、フェンダーアーチの上から伸びるラインはほとんど水平になり、テールランプから下が964あたりと比べるとかなり大きくなります。

こうなると、尻下がりと言うより尻上がりなのかもしれないのですが、ルーフの頂点からなだらかに下がるラインは健在なために、しっかりと911らしい尻下がりのフォルムが保たれるわけです。

オリジナルのミニとBMW製のミニもそうですが、よく見れば全く別モノなのに、オリジナルの雰囲気をしっかり引き継いでいるように見えてしまう･･･

かと言って、やはりモダンなスタイリングにしないと、商品として売れなくなる･･･



改めて、クルマのデザイナーさんってスゴイなぁと。

空気が澄み渡った気持ちの良い年の瀬ですね。

今年の走り納めになるかと思い、近所を一回りしてきました。

バッテリーが心配だったのですが、先日エンジンを回したせいか、問題なく始動。

新湘南バイパス、海沿いの国道134号線と、一回りです。

交通量は少なめで、快適なドライブでした。

ガソリンスタンドはやたらと混んでいましたけどね。


周囲の冷えた空気を震わせるような、始動時のエンジン音･･･

ちょっと近所の目が気になるけれど、イイよねぇ。


パワーアシストがあるとは思えない、どっしりした操舵感･･･

ステアリングを握る手と路面が直接つながっているような感じがして、イイよねぇ。


最新と比べれば鈍いのだろうけれど、十分に鋭い加速とそれに伴う豪快なエンジン音･･･

ひとりでに「わはは顔」になってしまいます。


車内があっという間に温かくなる、空冷エンジンならではのヒーターの効きの良さ･･･

空冷911は、冬の乗り物なのだなぁ･･･


最良のポルシェは最新のポルシェなのでしょうけれど、わたすにとっての最良のポルシェは、やはりこの964･･･

この一年、あまり距離を伸ばしてやることはできなかったけれど、クルマを運転すること自体が楽しいことだと感じさせてくれる、最高の一台に感謝･･･