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2021年10月31日 イイね!

美は細に宿る…その7

美は細に宿る…その7ははは、開票速報を見ながら書いています。

落選しても、どうせゾンビになるんですよねぇ(笑)

それはそうと、スーパーカーブームの頃、小学生だった我々の中でのスーパースターは、どれもヘッドライトが格納されるスラントノーズのクルマでした。

カウンタックもミウラもBBもデイーノもボーラもパンテーラも、ライトを点灯させる際にはライトがポップアップするようになっていました。

そんな中での例外が、ポルシェでした。

当時は「カエル目」だなんて誰も言わなかったと思うけれど、「だいたいあの出目金みたいに飛び出したヘッドライトは何なのよ」と思っていましたね。

あんまり格好良くないなぁと。

そんな中で、「好きなクルマはポルシェ」と言っている女の子が一人だけいたのですよ。

思えば結構勉強もできる知性派の女の子で、「そうか、あいつはポルシェが好きなのか…」と印象に残っていたのを覚えています。


時が流れて、改めて何故このカエル目に惹かれるのか考えてみたのですが…

ヨーロッパに行ったことはないけれど、童話などによって刷り込まれた私のヨーロッパ、ドイツに対するイメージが大きく影響しているのではないかと思うのですよ。


ヨーロッパ大陸はユーラシア大陸とは地続きだし、数は少ないせよドイツには今もオオカミが生息しています。

どこまでも続く暗い森が広がり、今ほど明るくないドイツの夜は、童話にもなっている魔物や悪霊が支配する闇の世界だったのではないか…

中世からあまり変わらないような環境が、比較的最近まで人々の暮らしの中に息づいていたのではないかと思うのですよ。

356もそうですが、ヘッドライトを前方に向けてカッと見開くように配置したのは、今ほど明るいバルブもない中で、今よりもずっと暗い夜道の闇を、少しでも照らし出そうとしたのではないかと…

356から911へと引き継がれたヘッドライトを前方に向けてカッと目を見開くように配置するデザインに、私は非常にドイツ的なものを感じていたのではないかと…





そう考えると、このいかにもドイツ的と思える(個人的にですけどね)個性的なスタイルが20世紀末までほとんど変わることなく引き継がれたことに、ドイツのクルマ作りの伝統を感じるのであります。


その後は、911のヘッドライトも次第に寝てしまい、今となってはボディラインにほぼ同化してしまっています。

ヘッドライトのバルブは以前と比べると圧倒的に明るくなったし、機能も進化しましたから、ヘッドライトが寝ようと別にどうってことないでしょうけどね。


と言うことで、私が空冷911に対して他のクルマには感じない特別な感情を持つのは、こんな思いが根底に流れているからかもしれません。

これだから次のクルマが見つからないわけね(笑)
Posted at 2021/10/31 22:26:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2021年10月31日 イイね!

ハロウィンですが…

ハロウィンですが…考えてみれば、少し前まではハロウィンなんてなかったですよね。

ハロウィンに仮装するのは、元々「ハロウィン」には先祖の霊と一緒に悪霊たちもこの世にやってくると信じられていて、作物に悪さをしたり、子供をさらったり、人に悪運をもたらす悪霊から身を守るために始まったそうなのですが…


街に繰り出している人にとっては、そんなことはどうでもいいのでしょうね。

そもそも何が「ハッピー」なのかが良く分からん…

仮装する皆さんの頭の中が「ハッピー」なのだとお互いに言い合っているってことなんですかねぇ(笑)


そうそう、今年のハロウィンは、いつもとは違って、ゾンビが大勢出てきますね。

選挙民からダメ出しされて落選したのに、比例で復活当選しちゃう議員のことです。

有権者にしてみれば、「落選したはずなのにどうして?」と。

せめて選挙区と比例の二股かけるのは禁止するとか、そうでないにしても選挙区に出た候補者の比例の順位は比例単独候補者の後にするとか…

「ゾンビ議員」などと呼ばれているのに、制度を変えようとしないのが不思議でなりませんねぇ。



それはそうと、いつもの大磯の「壱の屋」に行ったら、メジマグロがありました。

メジマグロとはクロマグロの子供のことです。




親であるクロマグロのようなトロはないものの、子供とは言え、体長1メートル、20キロもあるやつもいるので、堂々たるものですよ。

夏から秋が旬で、相模湾でも漁獲されるのだと。

見てのように、とてもきれいな赤身です。

程よく脂も乗っていて美味いよと。

ここの親父さんの「美味いよ」は100%信用できますからね。





今日はメジマグロ以外にはヒラメとタコの頭…

メジマグロもヒラメもたっぷりあります。

いや~、この紅白の取り合わせは良かったです。
Posted at 2021/10/31 14:18:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブ | クルマ
2021年10月31日 イイね!

美は細に宿る…その6

美は細に宿る…その6なかなかうまく言うのが難しいのですが…

空冷911のフロントは、両サイドはヘッドライトがあるので一気に立ち上がります。

そこからは、そのまま後方に向かって、ほんの僅か高さを増しながら流れていきます。

それに対して、真ん中のトランクの部分は、バンパーの位置から、後方に向けてゆるゆると徐々に高さを増しながら立ち上がっていきます。

この二つの流れは、上昇のスピードが違うので、どこかの時点で、トランクのラインがフェンダーのラインに追い付くところがあるわけです。



んで、ここが面白いところで…




フロントウインドーの立ち上がりの手前、フューエルリッドのあたりで、トランクのラインがフェンダーのラインを追い越しちゃうんですよね。

ワイパーアームの付け根のあたりは、フェンダーの後端より盛り上がっています。





これは901から受け継がれているオリジナルデザインですね。

まあ、これは正面から見た場合に、フロントガラスの立ち上がりのラインが、両脇より中心が僅かに盛り上がっていると言うことで、当たり前っちゃ当たり前なのかもしれないのですけどね。

このあたりの面を構成するカーブ、面積が広いのでパッと見では分かりにくいのですが、非常に複雑な曲面で構成されていますよね。





前回のフェンダーアーチのラインの話では一線を引いた外と言った993も、ここは901の系譜を受け継いでいることが分かります。


ここまで大きくボディラインを変更しながら、ちゃんと前のモデルのラインが隠れている。

これはフィロソフィーの問題なのか、はてまたコストの問題なのか、とても興味深いです。
Posted at 2021/10/31 09:39:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ

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「下山したらもっと暑かった… http://cvw.jp/b/368036/48584551/
何シテル?   08/06 08:40
ずっと憧れ続けていた空冷911。まさか本当に乗ることになるとは・・・ 6年間乗った後、何の心境の変化か、突如ミニクラブマンに乗り換えました。 その後...
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