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一般的なデジタルカメラ、特にコンデジは広角寄りのレンズが付いていることが多いですね。

普通にクルマを撮ろうとすると、小さく写っちゃうので、画面一杯に収めようとすると、かなり寄って撮ることになるので、クルマの姿がかなりデフォルメされちゃう…


911のような微妙な曲線でお尻が絞り込まれていたりすると、実際の見た目とはかなり違って撮れてしまいます。

自然に写るようにするためためには、こんな感じに適度に離れれば良いのであって…





…で、皆さんが喜んで見たりなでたりしている、横に張り出してなおかつ下に向けてすぼまっていく911のお尻であります。

「デカ尻」なんて言うけれど、何てことはない、964までは車幅は5ナンバーサイズの枠内に収まるんですよね。

エンジンの排気量はでっかいのですが(笑)


ルーフからリアウインドー、電動スポイラー、エンジンフードと、リアガーニッシュに向かってすぼまっていくのが良く分かります。

こうして見ると、リアウインドーも下すぼまりの形状になっているように見えるのではないかと思います。

んでも、よくよく見ると、雨樋のあるピラー自体は確かにすぼまっていますが、リアウインドー自体はそれほどすぼまっているわけじゃないんですよね。

それに比べたら、電動スポイラーのグリルの方がすぼまっています。

本当に、こんな微妙な造形をよく考えたものですね、ブッツィー博士！


以前にも書いたのですが、901から964（9
93）に至るボディラインについて、自動車デザインの専門家がどのように見ているのか、思い入れたっぷりの話ではなく、冷静な目で見たお話をお聞きしてみたいものです。