
価値観が多様化してきたなんて、んなことないでしょう…
なんだかんだ言っても、多様化どころか、結局はカネのことばかりで…
クルマ趣味だなんて言っても、買う前からいくらで売れるかばっかり考えていたり、オークションでいくらの値が付いたのかが気になってばっかりじゃないのよと…
な~んてことを言ってきたのですが…
何とも間の悪いことに、こんな折り込み広告が入ってくると、目の色を変えて見入っちゃうのよね(笑)
雑念ばかりで、まだまだ修行が足りません。
最近、電話でもかかってくるのよね。
尾根遺産の声で。
「おうちに古いカメラや腕時計などはありませんか?」
「カメラはありますよ、ちなみにニコンF2のボディで標準的なコンディションのものなら概ねいくらになるのかな?」
「すぐには分からないのでお伺いして査定させていただいて…」
「相場表のようなものがあるんじゃないの?珍しいカメラならともかく、こんな代表的なカメラの買い取り価格の目安も分からないで電話しているの?」
…んな感じで、しばし時間を潰させてもらった後で…
「他に古いものはありますか?」
「そうねぇ、あとはうちの爺さんくらいのものかなぁ、タダでいいですよ」
このあたりで電話が終わります。
…と、何が言いたいのかと言うと、こうやって買い取り価格が明示されているのって、今まで見たことがなかったのよね。
見ると、ブラックのニコンFフォトミックの上限買取価格が3万5千円とある…
これだけでも、フイルムカメラなんてこんなものなのかとショックを受けるのですが…
良~く見ると、55ミリf1.2のレンズ付きでこの価格なのですよね。
f1.2ですよ、1.2…
1.4ならまだしも、1.2って言ったら、ライカなら初期型のノクチルックスに相当する大口径レンズ…
これではお話になりませんよねぇ。
何々、ハッセルブラッドの503CXが16万円…
これも50ミリの広角レンズ、ディスタゴン付きでこれですよ。
おっ、二眼レフのローライフレックス3.5Fプラナー付きで8万円…
2.8Fのプラナー付きでも8万5千円位…そんなものなのかなぁ…
上限価格と言うことは、新品同様のミントコンディションを想定しているでしょうから、ボディのキズやらレンズのカビやらと色々と難癖をつけて上限額から落としてくるのが目に見えているし…
こうやって多くのカメラが買い叩かれちゃうのでしょうね。
いやホント、カメラをコレクションしている爺さん達は死んでも死に切れませんぜ(笑)
こうやって買い叩いて仕入れたカメラを、倍くらいの値を付けて、売り捌くのだろうなぁと…
ああ、またこんなものを見てしまった(笑)
んで、何を言いたのかと言うと、フリマサイトに出品する人って、値付けをする際に実売価格を参考にするのではなくて、買い取り価格も参考にしてほしいのよね。
せいぜい販売価格と買い取り価格の真ん中あたりを取ってくれたら…
何ヵ月も経つのにどうして売れないのか、その理由が分かると思うんだけどなぁ…
まあ、要するにGRⅢの価格が高止まりしていることに一言言いたかっただけなのよね(笑)
ちなみに、私がこの手の書き込みを始めると、欲しい欲しい病のウイルスに感染していることは確かだとしても、もうとっくの昔に買っちゃっているんじゃないかと、どこぞの国の死亡説や重病説のように考える方もおられるかもしれませんが…
誓って言いますが、今回はまだ買っていませんのでね。
今回はね(笑)
Posted at 2022/08/19 22:59:17 | |
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