
人生の中では、様々な分岐点に遭遇するものです。
文系に進むか理系に進むか…
ライカM2にするかM3にするか…
マニュアルにするかティプトロニックにするか…
あらら、大した分岐点じゃないのね(笑)
…んで、モデル3を購入するに当たって突き当たった大きな分岐点…
スタンダードレンジにするかロングレンジにするか…
スタンダードレンジは、モーターがリアのみにあって後輪を駆動させ、ロングレンジはモーターがフロントとリアにある「デュアルモーター」で、四輪を駆動させます。
スタンダードレンジの航続距離は565キロ、0-100キロ加速は6.1秒なのに対してロングレンジの航続距離は689キロ、0-100キロ加速は4.4秒と、ロングレンジの方が高いパフォーマンスを誇ります。
で、価格はロングレンジの方がスタンダードレンジより約100万円高いと…
100万円と言うのは、964カレラ2にティプトロニックを選んだ際に追加して支払う必要があったオプション価格です。
100万円もするオプションなのに、夢のトランスミッションであるティプトロニックを味わいたいがために、当時の多くのオーナーさんが大枚をはたいて…
おかげで少数のマニアックな、あるいは予算に余裕のないオーナーさんが購入したマニュアルのカレラ2は…もう言いますまい(笑)
このSNSに登録されているモデル3を見ると、ロングレンジが多いように見えます。
オーナーの皆さんはお金持ちなのね(笑)
そして、今回、どうして私がスタンダードレンジを選んだかと言うと…
カレラ2かカレラ4かの選択と同じです。
まず、スタンダードレンジの車重が1,760キロなのに対してロングレンジは1,850キロと約100キロ重い…
フロントにもモーターが積まれているし、航続距離を延ばすためにバッテリーも余分に搭載されているから、この重量増は仕方がないです。
ロングレンジには性能面でアドバンテージがありますが、それを発揮する場面なんて、普段乗っている限りではそうそうあるものじゃない…
となると、常時100キロの重さを運ぶために100万円払わないといけない…
そして、このところスタンダードレンジの航続距離が伸びてきたのも大きな要因です。
500キロを超す航続距離は、東京から大阪まで充電なしで走れるレベル…
私の走行パターンに照らせば、十分ロングレンジ、何の不満もないのであって…
重量は、クルマの動力性能を左右する大きな要因です。
だから964カレラRSじゃないけれど、エアコンからリアシート、内装まで省いて軽量化しようとするのであって、モデル3もできれば軽い方がいいかなと。
皆さん、軽量化のために涙ぐましい加工をしますからね。
いっそ人間が減量した方がいいのに(笑)
もちろんAWDのどっしり安定した走行フィーリングは捨て難いものがありますが、重量のあるバッテリーが床面に敷き詰められているテスラは、リアエンジンの911のような重量のアンバランスもなく、さすがにフロントが浮くなんてことはないだろうと…
幸い降雪もなく、通年夏用タイヤで過ごせるので、AWDでなくても、より軽いスタンダードレンジで十分かなと。
それに…
カレラ4が人気がなかったのと同じ理由…
余計なシステムがなければそれだけ壊れるところもないと(笑)
Posted at 2022/12/14 22:38:51 | |
トラックバック(0) |
テスラ | クルマ