
納車直前に川崎のラゾーナに市場に行った時に、最も試してみたいと思っていた機能がこれでした。
テスラでなくても、今や国産車にも備わっているそうですが、もちろん経験したことがなかったのでね。
試乗を終えてラゾーナの駐車場に戻って来て、クルマを停めたら試乗終了…
「自動で駐車してくれるってやつ、試せますか?」
「はい、可能です。でも、今はできません。」
「へっ?どうしてできないのですか?」
「駐車場の両端にクルマが停まっている時だけ作動するシステムなのです。今は右側が空いているので…」
「そういう時は自力で停めなさいってことなのですね?」
「ははは、そう言うことになりますね。」
こんなやり取りで、両脇が塞がっているところを探して試させてほしいとも言えず、納車の日を迎えたのでした。
アシスト可能な場所でバックに入れれば、タッチパネルに「P」の表示が出ると聞いていたのですが、両脇が塞がっていないからなのか、スペースを駐車スペースとして認識してくれないからなのか、なかなか「P」の表示が出ることはありませんでした。
ところが、昨日出かけた先のコインパーキングに停めようとしてバックに入れたら、タッチパネルに映る背後の駐車スペースの像に「P」と表示されているではありませんか!
もしかしたら何かの操作ミスで作動しないようなセッティングになっているのではないかと落胆していたので、喜んでパネルをタッピングして駐車開始…
やったことは、ただ見てるだけ…
これはステアリングに手を添えてはいけません。
勝手にぐるぐるとステアリングが切れて、クルマが後退を始めます。
初めての経験なので、隣のクルマに衝突させやしないかと全身に緊張感が走り、ブレーキを踏みそうになるのをひたすらひたすら我慢します。
後退して、突き当たると切り返して前進して、再び後退します。
こうして一度切り返しただけで、決してゆとりがあるわけではない駐車スペースの真ん中にぴたりと停めてくれました。
斜めにもなっておらず、両サイドに乗降スペースも確保されています。
これはお見事です!
今までは空いているスペースを探して停めていましたが、これからは両脇が塞がっているところを探してしまいそうですよ。
楽ができる分、ドアパンチを食らうリスクが高まりますけどね(笑)
…と言うことで、高いオプション代を払ったかいがあったと感じた瞬間でした。
Posted at 2022/12/30 08:25:41 | |
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