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リバースモーゲージじゃなかった、リバースエンジニアリングって言うんですか、モノを組み立てるのではなく、分解していくことで見えない内部構造を暴いていくってやつです。

テスラを分解していくと、バッテリーなどはしっかりとシーリングされていて、簡単には電池のユニットを取り出すことなんてできないですよ。

どうしても見たければ無理やり剥がして壊すしかない…

まあ、最初からそのつもりで実験台を入手してくるわけだし、だからこそ遠慮なくぶっ壊しちゃうことができるわけでね。


んで、そんなやり方で一度分解しちゃったら、当然ながら元戻すことなんてできないのであって…

結局、テスラ一台オシャカにしちゃうわけですが、分解シーンの動画配信などによって十分元を取れるのでしょうね。


そして、先日BSフジで、カメラ修理の鬼才、浅草の浅草寺前、伝法院通りに店を構える早田カメラの早田清さんを久しぶりに拝見しましたよ。

お年は召されていましたが、まだまだ現役バリバリです。




で、人類のカメラの代表選手、ライカM3をオーバーホールする一部始終を見せてもらいました。

様々なスペシャルツールを使って、ライカをばらんばらんにするまではリバースエンジニアリングと同じなのですが、全てのパーツを点検、洗浄してから、きちんと元どおりに組み直して、見違えるように快調にするのはリバース…とは決定的に異なります。

そして、この早田名人、トレーの中に転がっている多種多様なネジを一目見ただけでどこに使うネジなのか直感で分かっちゃうと言うのですよ。

普通の人であれば、小さないくつものトレーに分解したパーツを入れて順番に並べて、組み立てる時は分解の逆の順番でパーツを取って組み付けていくわけです。

ところが、名人は一つのトレーに全てのパーツをごちゃっと混ぜて、それでもちゃんと組み上げることができて、組み上げた際にネジが一本残っちゃうなんてことは絶対にないのよね(笑)

凄い、本当に凄い…


で、こんなことをするカメラは、やっぱりライカが似合うのよねぇ。

オイラも分解してみたいなぁ、ライカ…

でも、再び組み立てることは無理…

そういうカルチャー教室があれば通ってみたいものですが、もう目が駄目でしょうねぇ(笑)