
暗くなってから帰宅した際に、ふと思い立って試してみました。
リアフォグ・・・
本当に使う必要があるのか・・・
後方を走行するクルマの迷惑だ・・・
色々な言われ方をするリアフォグですが・・・
ライツ号2のリアフォグは、明るすぎもせず、後続車の迷惑になるような感じはしませんでした。
使う場面があるとしたら、霧が出た箱根くらいなものですかねぇ。
最近の箱根の霧はそんなでもなくなったような気がします。
わたすが小僧の頃は、本当にセンターラインが見えにくくなってしまうような霧が出て、怖くてまともに走行できなくなったクルマが道路脇に止まっていたりしました。
今はそこまではいかないような・・・
これも気候変動の影響?
それはそうと、試してみたかったのは、スイッチの入り具合と言うか入る順番・・・
先代ライツ号では、フロントフォグを点灯させないとリアフォグのスイッチを引っ張ってもリアフォグが点灯しなくて、さすがドイツのクルマ、理屈っぽいねぇ、な~んて思っていたのですが、ドライバーズマニュアルを読んでもそこまでは書かれていないし、スイッチは完全に独立しているわけですから、本当に最初からそのようになっているのか、気になっていたのであります。
フロントフォグのスイッチを引っ張って、リアフォグのスイッチを引っ張り、クルマの後ろに回って、リアフォグが点灯するのを確認して・・・
再び運転席に戻ってフロントフォグのスイッチを押しこんでフロントフォグを消灯させます。
するとリアフォグのスイッチは引っ張ったままの状態なのに、表示灯は消えたのでした。
後ろに回ってみると、やはり消灯しています。
つまり、リアフォグは、フロントフォグが点灯している状態でのみ点灯するようになっていたわけです。
今さら何をと言われる方もおられるでしょうけれど、スイッチは独立させておきながらも、こう言う細やかな配慮と言うべきか、はてまた余計なおせっかいと言うべきか、とにかく、アウトバーンのある国で、安全な走行に直結する灯火類に関する操作ですから、ポルシェとしては、誤作動を許さない思想なのでしょうね。
こういう仕掛けにするのであれば、ロータリースイッチにして、フロントフォグが点灯する位置からさらに回し込むことによってリアフォグが点灯するようにすれば分かりやすいのですが、そんなスイッチは、空冷のインパネのどこにも入り込む余地はないですねぇ(笑)
そうそう、964のリアガーニッシュって、ただの飾りではなくて、リアフォグが埋め込まれているんですよね。
「Gモデル」のリアガーニッシュ、あの質感が、個人的にとても好きなのですが、リアフォグが仕込まれているんでしょうか。
んで、このリアガーニッシュ、996になって廃止された後も、カレラ4Sにはしっかりと受け継がれ、最新の991カレラ4にも、その名残がありますね。
幅がかなり細くなっちゃっていますけど・・・
でも良く良く考えてみると、オリジナルのナローにはリアガーニッシュなんてなかったわけで、大きくデザインが変わった991になっても、こうまでして残したかったリアガーニッシュって一体・・・
それだけ「Gモデル」のデザインが凄いのだと言うことなのでしょうかね。
Posted at 2013/11/30 21:05:55 | |
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