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2013年11月04日 イイね!

どうやっても300年は追い付けない・・・

どうやっても300年は追い付けない・・・史上最も有名なバイオリン製作者、アントニオ・ストラディヴァリが制作したバイオリンを取り上げた番組を興味深く拝見しました。

300年経過したストラディヴァリウスでも、その音はホールの最後列まで届き、世界中のバイオリン製作者がこれを超えるものを作り出そうとしても、誰一人としてその音を超えることができないでいる・・・


ストラディヴァリウスの秘密はどこにあるのか・・・

それを追い求める物語でした。

まず、現存するストラディヴァリウスが600挺もあると言うのは少し驚きでした。

オークションに出たり、その気になれば入手できなくもなさそう・・・

製造台数600台のクルマやカメラなら、結構ありますよね。

それなのに、こちらは一挺2億円からすると言うのですから、これはクルマ以上に世の中の需要があると言うことなのでしょうか。


ストラディヴァリウスは、寸法などの精確な設計図が明らかになっていて、それらしい物を作ることは可能なのだそうで。

じゃあ、ストラディヴァリウスとそうでないものの違いはどの程度はっきりしているのか・・・

ブラインドでテストすると、専門家ですら、必ずしもはっきり峻別できるわけではないと・・・

でも、実機を手に演奏する演奏家の耳には、やはり違いがあるように聞こえると・・・

この程度の微妙な差に2億円・・・


本物のストラディヴァリウスをCTでスキャンして、板の厚みを精密に計測して・・・

採取した微細なニス片を電子顕微鏡で観察して・・・

ストラディヴァリウスが使用したものと同じ産地に生えているスプルース材を追い求めて・・・

大勢の研究者による気の遠くなるような時間と英知を結集させて制作された一挺は、もはやコピーなどと言う単純な言葉で言い表すには余りにも凄過ぎて・・・

でも、演奏家に言わせると、やはり何かが違うと・・・


思ったのは、要するに300年の時は超えられないと言うことなのかなぁと。

300年の時間によって醸し出されてくるものが、現代の作品にはないわけです。

300年後、現代の人は誰一人生き残っていません。

現代の作品も300年経っていますから、それ相応の何かが備わっているでしょう。

でも、そこに600年経ったストラディヴァリウスが現存していれば、300年後の人も、やっぱり何かが違うと言うのではないかと・・・

クラッシック音楽にしても同様・・・

300年後の人達は、やはりモーツァルトを、ベートーヴェンを、ブラームスやブルックナーを語っているのではないかと・・・


軽く、素材がシンプルで、大切に扱われるバイオリンは、風雨に曝される建築物や構造が複雑で自重もあるクルマとは違って、五百年や千年経過しても、これと言った経年変化は出ないでしょう。

そうなると、ストラディヴァリウスが現存する限り、いつになっても後発組は偉大な先達を超えることはできないのかもしれませんね。


それはそうと、クルマって、どの程度もつものなんでしょうかね。

金属は錆びるし、塗装だって、内装の革だって、経年変化を完全に食い止めることは難しいでしょう。

保存してあるものであっても、やっぱりその気になったら走らせることができると言うのがクルマの価値であって、それが叶わなくなって剥製のようになってしまったクルマは、もうクルマとしては終わっているのではないかと。

300年後、現存するクルマは果たしてオリジナルの状態で残っているでしょうか・・・

ナローだったら大丈夫かな・・・

964のコンピューターは果たして機能しているでしょうか・・・

マクラーレンF1の評価は・・・



ははは、そんなこと、どんなに頑張ってもせいぜいあと4、50年しか存在できないわたすが考えても意味のないことですかねぇ(笑)
Posted at 2013/11/04 15:21:18 | コメント(5) | トラックバック(0) | モノ語り | クルマ
2013年11月03日 イイね!

空気が震える・・・

空気が震える・・・さすがにこの季節ともなれば、早朝はかなり寒くなりましたね。

キーシリンダーにキーを挿入し、カチッカチッと2度捻った後で、さらに捻ると・・・


ドルル・・・ ガォ~ン ドドドドドドド・・・

一瞬とも思えるセルモーターの回転音の後、轟音とともに空冷水平6発が目を覚まします。


我がライツ号2はエンジン、吸排気系統ともに手を加えていないし、先代ライツ号も同様なので、どノーマルであることは確実なのですが、それでもエンジンに火が入って目を覚ます瞬間は、結構大きな音が辺りに響き渡ります。

そして、このエンジンが目覚める時の雄叫び、エンジンが冷えている状態の時は、特に大きく感じるのですよこれが。

気のせいなのかもしれませんが、出かけた先で、エンジンが完全に冷え切っていない状態でエンジンを再スタートさせる時には、そんなに気にならないのであります。

エンジンが冷え切っている状態だと、音が大きくなるなんてことって、あるんですかねぇ。

その後のアイドリング音も、ウォータージャケットを身に着けていないこともあるのか、遠慮なく自己主張してくれます。

「カーグラTV」や「クルマで行こう!」を見ていても、エンジンスタート時の演出をしているようなスーパーカーを除いて、エンジンスタート時もその後のアイドリングも、最近のクルマは静かなものですね。

空冷エンジンに慣れてしまうと、何だか少しモノ足りない感じがしてしまいます。


ご近所さんの迷惑になってはいけないので、トリセツにもあるように、暖気運転なんて一切気にせず、ゆっくりと走り始めます。

空気が冷えて乾燥してきたためでしょうか、湿気の多い季節には今ひとつ調子良さそうではなかったエンジン音が、このところすっかりと元気になってきたような気がします。

クルマに感情なんてないのでしょうけれど、クルマが喜んでいるような気がしますね~



箱根や富士五湖もイイけれど、ビーナスラインとか、走ってみたいなぁ・・・


空冷でも水冷でも、皆さんの水平6発はお元気ですか?
Posted at 2013/11/03 18:18:08 | コメント(6) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2013年11月02日 イイね!

尻下がりの・・・

尻下がりの・・・今日は、宮ヶ瀬に行ってきました。

イベントがあって、結構賑わっているのですね。

箱根ほどではないにしても、最近、宮ヶ瀬もクルマやバイクの社交場になりつつあるみたいですね。

道志みちを通って山中湖から来ることもできるし、これから富士五湖、道志、宮ヶ瀬なんてドライブルートが楽しい季節ですね。

今日はプジョーの愛好家さんの集まりがあったようで、様々なプジョーが集まっていました。

そう言えば、プジョーって、ポルシェが901を世に出そうとした時にそのネーミングにクレームを付けたとかで、その結果、901が911になったと言う、911の誕生に関わりの深いクルマなんですよね。

ラリーカー仕様?のようなものもあったし、RCZとか、すごくカッコイイですね~



古いアルファも素敵です。


そしてそして、帰り道で・・・

何だか見覚えのある懐かしいクルマが前を走っています。

空冷911を思わせるような見事な尻下がりのスタイルと、下がっていくお尻のラインがきれいなこと!

117クーペでした。

画像はありませんが、かなり初期型とお見受けしました。

確か初期は手作りでボディを叩き出していたのだとか。

このボデイラインは見事の一言です。

ボディ後半が911に似ている気もしますね~

117クーペも、あれだけの流麗なスタイルにして、ちゃんとリアシートが備わっているんですよね。

確か、リアにもきちんとヘッドレストが付いていたのを覚えています。

911との違いは、尻下がりのフードの下にはエンジンが収まっているのではなくて、トランクスペースになっていること・・・まあ、これが当たり前っちゃ当たり前ね(笑)

フードはなだらかに下がりながらも真ん中がこんもりと盛り上がっていて、トランクは結構実用的なのではないかとお見受けしました。

ちなみに、我がライツ号のフロントのトランクの中には、宮ヶ瀬で購入した味噌、ダイコン、白菜、キャベツ、レタス、京芋、その他菜っ葉類が満載・・・

こちらも結構実用的であります(笑)
Posted at 2013/11/02 21:17:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2013年11月02日 イイね!

図らずもチラッと覗けちゃいました♡

図らずもチラッと覗けちゃいました♡路線バスって、皆同じ型のように見えて、結構色々なバージョンがありますね~

駅で見ていても少しずつ違うのが分かります。

超低床タイプもあれば、それほど低床ではないものの、人が乗降する際に油圧で?車体が傾くタイプもあります。

そして、後ろから顔を出すテールパイプ・・・

バスのテールパイプと言えば、少し前なら、薄く扁平した吐き出し口から黒い煙がブワ~ッと・・・と言うのが定番でしたが、最近は排ガスも随分きれいになりましたね。

テールパイプそのものがほとんど見えないタイプもあります。

そんな中で、先日見かけて「おおっ」と思ったのが・・・

マフラーが後ろからしっかりと覗けます。

テールパイプだけが見えるのではなく、車体の左側から右側にパイプが伸びて、それからテールパイプへとつながっています。

中間には触媒らしきものが・・・

そうそう、何だか964のノーマルのマフラーみたいなんですよ。

それも、車体に隠れるでもなく、後ろから見たらパイプの取り回しが丸見え・・・

パイプの曲がる部分なんて、いくつものパーツを溶接してあって、まるでワンオフで製造したポルシェのマフラーみたいです。

バスのマフラーなんて、そう何百台も何千台もいっぺんに造るわけじゃないだろうし、ホントに職人が手作りで仕上げているのかもしれません。

これを隠しちゃうなんて勿体ないから、ちょっと見えるようにしちゃおうかと・・・

職人さんの遊びゴコロか、はてまた設計した方は「クルマ趣味」な方なのか・・・

バスの後姿を眺めてにっこりしちゃうわたすって一体・・・
Posted at 2013/11/02 00:12:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ

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ずっと憧れ続けていた空冷911。まさか本当に乗ることになるとは・・・ 6年間乗った後、何の心境の変化か、突如ミニクラブマンに乗り換えました。 その後...
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