ｐｏｒｓｃｈｅｖｉｋｉのブログ一覧

文化の日だと言うのに、特にそれらしいことをすることもなく･･･

今日は勝沼の甲州種とマスカットベーリーＡの新酒の解禁日。

現地ではイベントも開催されているようで･･･

日本ワインを代表するこの二種類の葡萄･･･

これも文化･･･

行ってみたかったなぁ。


んで、わたすが今日やったことは･･･

スーパーで買い物･･･

でも、山の神を拝み倒して911で出かけましたよ。

最近、あまり走らせていないのでバッテリーが弱っていると。

一度バッテリーを上げてしまうと、交換にまた何万円かかかるからと。




近所のスーパーなのに、わざと遠回りをして･･･

海沿いの国道134号線は、結構混んでいます。

それでも窓から入ってくる風が心地よくて･･･

もう、どこまでも走っていきたいなぁ。



狭いスーパーの駐車スペースでも、964のサイズであれば余裕でＯＫ。

２枚ドアのわりにはドア自体が小さいので、隣のクルマにドアをぶつけるリスクが少ないし、ドアも軽く、乗り降りもしやすくて･･･

両手に下げた買い物袋を、サッと背もたれを倒して、無造作に後部座席に放り込む。

２シーターには絶対に真似できない芸当。

サーキットやワインディングで現代のスポーツカーをも寄せ付けないパフォーマンスを見せつける空冷911･･･

一方で、この小さな躯体にして十分な室内空間を持ち、運転しやすく、視界は極めて良好で、そして荷室となる後部座席と、その実用性もとんでもなく高い。

これは文化と呼べるクルマなのではないか･･･

クルマの文化に触れた一日･･･

こんな文化の日もイイものです。

以前にも書いたことなのですが、最近のクルマのダッシュボードって、フロントガラスがかつてのスーパーカー並みに寝たこともあって、ハンドルの前の空間が広々としていますね。

もともと物を置くためのスペースではないのでしょうけれど、小さなぬいぐるみが累々と置かれているのを目にすることがあります。



964の座席に座って手を伸ばすと自然にステアリングに手が届き、そのすぐ前に５連メーターがずらりと並び、ダッシュボードは奥行きがほとんどなくて、目の前にフロントガラスが立ちはだかります。

普通のクルマの寸法をギュギュギュッと詰めたような感じですね。

んで、この964のダッシュボードの上部ですが、メーターがない側も、手前が少し盛り上がって、トレイのような形状になっいます。


いつからこのような形状になっているのかと、これを･･･



何故かこんなものも持っているので、見てみると･･･




モノクロですが、964とほとんど同じです。

後付けのスイッチ類がないので、とてもシンプルですね。

助手席側のダッシュボードの上部はやはり水平で手前が盛り上がり、トレイ状の形状です。

元々そのために設計されたスペースではないのでしょうけれど、コインやチケットなど、ちょっとしたものを置いた人は多いのではないでしょうか。

手前の盛り上がりは、衝撃を吸収するパッドとして設計されたのかもしれませんが、これがなかったら、置いた物は皆滑り落ちてしまうわけで･･･

まあ、本当の意図は分かりませんが、とにかくよく考えられているなぁと思うのであります。


んで、このナローのマニュアル･･･




何と、右ハンドルの写真もあるのですよ。

スゴイよねぇ。

I LOVEシリーズの930を見ていて、改めて気付いたのですが、シートの背もたれを倒すレバーって、85年モデルからシートの両側に付くようになったのですね。

後部座席に乗るために背もたれを倒すのであれば、外側だけに付いていれば良いのですが、内側に付いていると、シートに座った状態で反対側の席の背もたれを倒すことができるので、非常に便利になるわけです。


この変更に合わせて、レバーの一もシートの上部に移動しているようです。

ほんの少しずつですが、911も進化しているのですね。