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porschevikiのブログ一覧

2019年01月29日 イイね!

愛しい愛しいオイルちゃん…

愛しい愛しいオイルちゃん…以前にメーターのことを書いたのですが、空冷の五連メーターのうちの左側…

燃料とオイル関係のメーター…

これはイイですねぇ。

左から燃料計に油量計に油温計に油圧計…

メーターは二つでも、実際には四つの指針が動いて…


まあ、一番左の燃料計は、これはいいのですよ。

どのクルマにもありますからねぇ。

問題はオイル関係…

この三つの指針の動きがイイのですよ。


一番右の油圧計…

これは一番元気ですね。

タコメーター、回転計と連動して動く…

アイドリング中、回転計の指針がビタッと定位していようと、油圧計の指針は時々ビクッと、鼓動するかのように。


その左に配される油温計…

動きはあくまでのんびりしていて、動きを目で追えるようなものじゃないけど、エンジンが温まってくると、じんわりと指針が動いて…

真夏の渋滞に出くわしたりすると、レッドゾーンに届きそうな勢いになるけれど…

心配御無用、電動ファンが回り始めて、指針は安定…

その動きもあくまで穏やかで、動きを目で追えるものではないけれど…

んにしても、電動ファンってやつは凄いねぇ。


それより、その隣の油量計ですよ。

10リットル以上も入る空冷911のオイルは、潤滑だけでなく、油冷と言われるほど、エンジンの冷却に重要な役割れを果たしているわけで…

普通のエンジンのようにクランクの下のオイルパンにオイルを貯めるのではなく、別体でオイルタンクが設けられていて、そこからオイルがエンジン各部に圧送される…

いわゆるドライサンプってやつです。

あんまり重要でないような気もするけれど、オイルが減れば潤滑だけでなくエンジンの冷却にも影響を及ぼすのですから、オイルの量を適正に管理するのはとても重要ですよね。


空冷911の油量計って、エンジンが十分に温まった状態で、クルマが水平の状態でアイドリングしている時でないと正確な値を示さないのだと…


モノの本にはそんな風に書いてありますが…


普段はタンクの中で出番を待って待機しているオイル君達…

エンジンが回り出すとオイルポンプが作動して、オイル君達は順次エンジンの各部へと運ばれていく…

エンジンの熱によって温められることで、サーモスタットが開き、熱で粘度の低下したオイルたちは、チョロチョロとせせらぎのような音を立てながら、サイドシルの中の配管の中を、前輪の前に設けられたオイルクーラーへと流れていき、冷却されて再び戻っていく…

こうしてオイル君達がフル稼働状態となり、クーリングファンによって送り込まれる空気による冷却と相まって、エンジンの潤滑と冷却が良好な状態でバランスされることで、911はどこまでも走って行けるのだと…

そして、アイドリング状態になると、各部に圧送されていたオイル君達はオイルタンクに戻り、そうして初めて油量計が正しい値を示すと…

こんなふうに考えると、何かほのぼのとした感じがするし、ホント、よくできているよなぁと思います。


少しでも軽量化したい中で、エンジンの潤滑と冷却に必要十分なオイルの量とオイルポンプの機能をバランスさせる…

エンジニアでないわたすでも、感心させられちゃいますね(笑)
Posted at 2019/01/29 23:53:30 | コメント(6) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2019年01月26日 イイね!

広いのは結構だけれど…

広いのは結構だけれど…我が家の964は日常のお買い物でスーパーにも出かけます。

買い物を済ませて、荷物を抱えてクルマに戻ると、隣に停めたクルマから丁度ママが降りるところでした。

そして、後ろのドアを開けて、チャイルドシートから子供を降ろそうとしています。

車種は忘れたのですが、結構大きなクルマで、あんまりドアを開けると964にドアパンチしちゃいそう…

隣に停まっているクルマが何なのか分かっているためか、ママはドアが当たらないかをしきりに気にしながら子供を降ろそうとするのですが…

ドアがわりと開いても、ドア自体の厚みがあるため、子供を降ろすための隙間がきつい…

パーキングの区画はそんなに広くないのにクルマが大きいものだから、どうしても隣のクルマとの間隔が目一杯になってしまって…


「もうちょっと開けても大丈夫ですよ」

声をかけて、ドアを押さえてあげて、ママは何とか子供を降ろすことに成功し、しきりに恐縮してお店の方に歩いて行きました。


クルマの幅、最近すっかり広くなりましたね。

以前はクラウンもセドリックも皆5ナンバーサイズ…

シーマが3ナンバー専用ボディで登場したとか、クラウンにも3ナンバー専用ボディが設定されたとか言ってましたね。

装甲車のようなデリカ・スターワゴンだって5ナンバーでしたよ。


んでも、今やプリウスもカローラもシビックも、み~んな仲良く3ナンバーサイズ…

排気量は小さくても、車幅が170センチを超えるってことね。

メルセデスのAクラス、BMWの1シリーズ、AUDIのA1、ゴルフだって、み~んな3ナンバーサイズ

5ナンバーサイズのクルマを探すことの方が大変になっちゃった…


でもね。

スーパーの駐車場が広くなったわけじゃないし、幅せいぜい4メーター程度の生活道路が広くなったわけでもない…

ましてや人のお尻が大きくなったわけでもない…

クルマの幅だけ広くしてどうするのだろう…


すれ違うのも難しそうな細い路地にでっかいクルマで入って来て鉢合わせになり、高い座席から上から目線で見られても、どっちのせいなのよと…

幅が広いからと言って偉いわけじゃないし、むしろ小さくなって走ってもらいたいよ…ね。


運転の技量も人それぞれ、誰でもパーキングの区画内にうまく停められるわけじゃない…

昼間のママだって、普通の5人乗りのクルマなのに何もあんなに苦労しなくても良さそうなものなのに…



3ナンバーサイズのクルマの税金を高くしろとは言わないけれど…

古いクルマの税金を上げるくらいなら、5ナンバーサイズのクルマの税金を下げるくらいのことを考えてはどうかなぁ。

メーカーの意向に沿わないでしょうから、実現は難しいんでしょうけどね。



そうそう、ママのクルマの隣に停めてあった我が964、2ドアのわりにはドアが短いので十分に開けることができるし、ドアの厚みも薄いので、隣にクルマがあっても、後部座席に買い物カゴを積むのも楽々でしたよ。

空冷911、日本の道路事情にもよく合った、優れた買い物グルマなのだなぁと(笑)
Posted at 2019/01/27 00:46:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日々の雑感 | クルマ
2019年01月26日 イイね!

時空を超えて…

時空を超えて…当たり前のことですが、もう新車では買えない空冷911…

気が付けば、後期モデルに位置するはずの964ですら、もう四半世紀が経過しちゃってる…

ワンオーナーの方って、ほとんどいないのでしょうね。

新車の時にはかなり高価なクルマで、それなりに資力のある方がお買いになっているのでしょうから、新型が出たら乗り換えたくなるのが人情と言うもの…

最新こそ最良な~んて言ってくるしねぇ。


んで、この964、ありがたいことに一時期かなりお手頃価格になりました。

国産のファミリーカー並みの予算で買えるようになり、わたすもその恩恵を受けたクチであります。

とは言え、だんだん古くなって全体にガタがきますから、ファミリーカーよりトラブルは多いし、いざ修理しようとすると、ファミリーカー並みの修理代がかかるので、修理を断念して、売却、部品取り車への運命を辿った個体も少なからずあったことでしょう。

本体価格が安いから、維持に予算を注ぎ込む気になれず…

安いから、気軽に買って、メンテナンスもせずに乗り回して、壊れたら売っちゃう…

受難の時代だったのかもしれません。

一方で、以前から乗りたいと思ってた人にとっては僥倖だったわけですが(笑)


こうした受難の時代を生き延びてきた964、今は以前と打って変わって大切にされていると思います。

なかなか良い売り物も出て来ないですし、トラブルが発生しても、頑張って修理して維持する人も多いと思います。


過去から受け継ぎ、未来へと託す…

サンゴローやナローのことかと思っていたそんな言葉が、今や964にも違和感がなくなって…


そんでかく言うワタクシ、過去に一度964をドナドナしています。

大切に乗ってくれる人に託したい…

買い集めた、書籍や資料も一緒に託せたら…

できればコンタクトが取れたりしたらいいなぁ…

な~んて思ったりしたのですが、そんなことできるはずもなく、ちょっぴり残念でしたよ。


その時はそう思ったのですが、受け継がれていくモノって、変にしがらみまで引きずっていない方がイイと言うこともありますね。

引き取られて、前所有者の痕跡が消されて、ノーマルに戻されて、新たな持ち主の許へ託されていく…

オーナーは、前のオーナーも未来のオーナーも知らず…

クルマだけが時空を超えて旅を続けると…



そっか…


964って、こんな存在になりつつあるのかなぁ…






メーテル…


オイラは哲郎で、メーテルは過去に何人もの若者と旅をしているけれど、誰と旅をしたのかなんて分からない…

分かれた後も、メーテルは新たな若者と永遠の旅を続ける…


ははは、964なら、メーテルより、どっちかと言えば車掌さんかな(笑)
Posted at 2019/01/26 15:24:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2019年01月24日 イイね!

メーターって…

メーターって…クルマのメーターって、今さら言うのも何なのですが、様々な情報をドライバーに教えてくれますよね。

これが五個もずらりと並んでいる姿は、ホント、壮観であります。

んでも、メーターってどうしてあるんだろう…と、改めて考えてみると…


そりゃあ、刻々と変化するクルマの状態をリアルタイムにドライバーに伝えるためではないかと…

トラブルにつながりそうな場合、いち早く伝えて、そうならないように未然に回避すると。

ないと困っちゃうのがメーター。


メーターでなくてもウォーニングランプを点灯させると言う手もありますね。

964のメーターの中にも一杯ついていまよ。

これもメーターにできるのかもしれませんが、全部メーターにしちゃうと一昔前の飛行機のコクピットと言うか松本零士の世界になってしまって、メーターに気を取られて事故を起こしちゃったりするでしょうから、〇か×かだけ知らせればよいものはウォーニングランプに、変化の過程を知らせた方が良いものはメーターにと、区分けしているのではないかと。


油温がじりじりと上がる、燃料が刻々と減る、オイルの量が少しずつ減る…

こうした変化は、どうしようもなくなってからウォーニングに点灯されても、困っちゃうわけで…

まあ、このあたりは、時間をかけて変動する小さな変化ですよね。

気を付けて見ていてくださいよと。


一方で速度計は、これはやはりリアルタイムで速度の変化が分からないと何かと不便だし、速度違反で捕まってしまっても困りますから、これはとても大切な機能…

大切だからこそ、大きく中心に鎮座することになると。


そして、最も大きく、ど真ん中に鎮座するのが回転計…

高回転で回るエンジンがオーバーレブしては一大事ですから、気合いを入れて走る時にはレッドゾーンを超えないよう、回転計を注視する必要がありますよね。


んでも待てよ…

マニュアルミッションなら分かるんですけど…

ティプトロニック、つまりオートマでも必要なのかなぁ…

Dレンジでどんなにアクセルを開けようと、レッドゾーンに達する前にシフトアップしちゃうし、マニュアルモードに入れて思い切り引っ張っても、レッドゾーンに達する前に自動的にシフトアップしちゃいますよ。

マニュアルレンジで意図的にローギアに入れようとしても、オーバーレブするようなときはドライバーからの指示を受け付けないようになっていますよね。

マニュアル車に比べて、回転計がある意味って、薄いんじゃないかなぁと…

ニュートラルに入れないと停止中に空ブカシもできないし…


やっぱり…

カッコイイからなんですかねぇ。

自動的に躍動する回転計を見るのが楽しいから…

速度は大して出ていなくても、ピョ~ンと素早く跳ね上がる回転計を見ることで満足できるから…

だからオートマ全盛になっても、回転計は存在し続けると…


メーターは何のためにあるのか…

考えてみるとなかなか面白いですね。
Posted at 2019/01/24 23:52:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | ポルシェ | クルマ
2019年01月22日 イイね!

いつかやって来ること…

いつかやって来ること…いつかは一台にする…

つまり、趣味グルマはどこかでやめて、足グルマ一台にするってこと…

山の神と約束したことであります。

この「いつか」、これが問題なのですよね。

人間、誰にでも等しく死が訪れますから、クルマが残っていようと、いつかは必ずこっちがお別れしないといけないわけで…


そこまで先ではないにしても、まあ、定年を迎えた時期とか、その「いつか」になるんでしょうね。

考えてみれば、そんな先の話でもないのですよ。

山の神の言うところの、「狭い、うるさい、金かかる」の三拍子揃った空冷911なんて、第二の人生に相応しくないということなのでしょう。


んじゃあ、その時、どうするのか…


今まで何台かのクルマを乗り継いできたわけですが、いずれのクルマも手放す時には、その価値がほとんどなくなっていて、次のクルマを買うために改めて投資(追金)しないといけなかった…


それが、今度ばかりは、おそらく一銭も追金することなく次のクルマを手に入れることができそう…

これまでそんなことはなかったですねぇ。


カメラにしても、買い替えるには、下取りした金額にさらに上乗せが必要だった…


買った値段で買い取ってもらえるだけでも凄いことなのに、それを上回るなんて、そんなことがホントにあるのか…


それはともかく、わたすのささやかなクルマライフの先行きは少し明るいと言えるのですが、問題はそのタイミング…


思い切って、「今でしょ!」な~んて考えたりしたこともあったのですが…




以前にも書いたように、いざとなると代わりのクルマが見つからないのですよね~


まあ、もう少し猶予をいただけそうなので、次に引き継ぐまでの間、悔いの残らないよう楽しむとしましょうか(笑)
Posted at 2019/01/22 22:57:40 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日々の雑感 | クルマ

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「戻ってきたのね💛 http://cvw.jp/b/368036/48599171/
何シテル?   08/14 13:32
ずっと憧れ続けていた空冷911。まさか本当に乗ることになるとは・・・ 6年間乗った後、何の心境の変化か、突如ミニクラブマンに乗り換えました。 その後...
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