
実はライツ号2のことで心配していることが一つありまして…
我が家の駐車場事情は必ずしも良好ではなく、エレベーター式の地下駐車場に格納するようになっていて、それもパレットの幅が狭いものだから、ドアミラーを折り畳む必要があるわけです。
そのため、クルマを出し入れする度に、ミラーを開閉しないといけません。
最近の日本の乗用車の多くはドアミラーが電動式になっているようなのですが、964は、当時は高級車だったとはいえ「完全手動式」であります。
開閉する度にミラーに手をかけて「よっこらせ」とばかりに動かすのですが、きつ過ぎるのもパーツを痛めそうだし、緩すぎるのも高速道路を走行していて風圧で閉じてしまってもちょっと…ね。
ミラーを展開したポジションでしっかり固定される感じがあるのですが、そもそもこの開閉機構って、どれくらい繰り返すことを想定していたものなのか…
先日、回転軸にCRCを吹いたら動きがスムーズになりました。
私のような田舎者ならまだしも、都心在住の方は、出かけた先の立体駐車場に入れる際にも折り畳む必要があると思うのですが、最近のポルシェは電動になっているんですかねぇ。
そもそも、ミラーを畳む必要なんてあったものなのか…
ナローに装着された小さな丸いメッキのミラーを畳むなんて想像できません。
それほど邪魔になるとは思えないし、あのミラーを畳まないといけない場面なんてないですよね。
電動格納ミラーは、日本の劣悪な駐車場事情がそうさせたものなのではないのかな。
以前はクラウンだってグロリアだって5ナンバーサイズ、車幅は170センチに満たなかったのだから、自宅の車庫にすんなり収まっていたものが、最近のクルマの車幅は185センチなんてのも普通にあるうえ、ドアパネルも分厚くなっているものだから、狭い車庫に入れると乗り降りができなくなっちゃう…
勝手知ったる自宅の車庫とは言え、運転席側の乗降スペースを確保するために助手席側を壁から数センチまで幅寄せする、思わず「うぉぉ」モノの神テクニックの跡を目にすることがありますが、こういう場合には、ドアミラーを畳むことは必須ですね。
スーパーの駐車スペースにしても、皆が5ナンバーサイズだった頃は大して気にならなかった左右の余裕が、車幅が軒並み肥大化してしまったことで、下手くそなドライバーが必要以上に片側に寄せて停めて、隣にデカいミニバンに停められちゃったりすると、戻って来た時に乗るのが至難の業になっちゃったりする。
そんな感じだから、駐車場でミラーを畳んでいるクルマを見かけることも多いですね。
まあ、無駄に幅を利かせているクルマは姿勢を見せる意味でもその方が好ましいのかもしれません。
こんなこと、他の国では起こり得ないだろうし、日本でもちょっと都心部から離れると、コンビニの駐車場だって広々して、乗降に難儀することなんてなくなります。
そもそもドアミラーを畳むこと、それも電動で畳むなんてことは、少し前なら考えもつかなかったのではないかと。
スカイラインのGTSが登場した際に、車速に感応して下りてくるフロントスポイラーに皆びっくりしたものですが、911なんてとっくの昔に車速に感応してせり上がるリアスポイラーを実装していたのですよね。
んでも、これがあんまり評判がよろしくなかったようで(笑)
私はとても気に入っているんですけれどね。
スポイラーを上げたままにしておくと、カバーをかける際にスポイラーの上に丸めたカバーを置いて、くるくると前に向けて展開していくと、とってもやりやすいのよね(笑)
Posted at 2020/12/19 16:47:27 | |
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