
今さら言うまでもない話ですが、クルマの燃費でカタログどおりの値なんてそうそう出るものではないですよね。
なので、電気自動車の走行可能距離の表示が常に公称値どおりなわけがないのであって…
まあ、走行可能距離なんてあくまで予測に過ぎませんから、その時点における何らかのデータに基づいて、「その乗り方であればあとこの程度は走れますよ」と言うことなのよね。
なので、上り坂だったり、アクセルを強めに踏んだり、暖房を入れたりすれば、それだけ余計に電気を食うので、実際に走った距離よりも速いペースで走行可能距離は減っていきます。
籠坂峠の長い下り坂ではエネルギーが回生されるので走行可能距離は減らないのですが、平地に下りると一気に減るようになります。
ヒートエクスチェンジャーで排気ガスから熱を取り出している空冷911は、エンジンをかけるとあっと言う間に熱気が出てくるし、ヒーターを作動させても燃費が悪化するようなことはありません。
それだけエネルギーを捨てていると言うことなのね(笑)
一方で、冷房はエンジンの動力でコンプレッサーを回すため、多少は燃費に影響が出ます。
これが非力なエンジンのクルマだと、エアコンのスイッチを入れるとガクンとパワーが落ちるのが分かりますね。
EVの場合、冷房よりもむしろ暖房の方が電気を食うようで、暖房を効かせながらの走行は、想定を超えるスピードで走行可能距離が減っていきます。
…と言うことで、ホームの湘南スーパーチャージャー(SC)に帰り着く前に御殿場SCで用を足しているわけなのですが…
ここ、とてもイイですね。
コメダが目の前にあるので、時間を潰すことができます。
充電器が6基もあるので、待たされるリスクはほとんどないかと。
湘南は2基しかないので、もし満杯だといずれかが空くのを待たないといけません。
SCは、充電が終わっても充電ポートからホースを抜かないでいると分単位で充電料金を上回るような罰金?が課徴される仕組みになっているので、最小限の待ち時間で入れ替わるようになっています。
充電が終わりに近付くとスマホにお知らせが届くようになっています。
このSCが自宅近くにあったことがテスラ購入の決め手になりました。
街中の急速充電施設に比べるとまだまだ数は少なくて、もう少し増えたらいいのになぁと思います。
できれば厚木か平塚周辺、あとは箱根辺りにできてほしいです。
街中の急速充電施設は使用時間が30分程度に制限されていることが多く、SCに比べたら充電のスピードも遅いので、一度の充電では満充電にできません。
念のためチャデモのアダプターも購入しましたが、使用頻度は少ないかもしれません。
ここでは頑張って満充電にしてみました。
走行可能距離は…434キロなのね(笑)
実際に走れるのは300キロちょいってとこかな。
次はシートヒーターのみで走ってみよう。
…で、御殿場のSCで過ごす時間は、思ったほど苦ではありませんでした。
後からやって来た真っ赤なモデル3の尾根遺産は、外出するでもなく車内で過ごしているようで、「おお、なかなかカッコイイなぁ」と…
ドライブの予定の中に最初から休憩時間として組み入れておけば、無駄な時間にはならないし、ゆったりとしたライフスタイルとしてありなのではないかと思いましたよ。
ホームの湘南SCはショッピングモールのパーキングにあるので、際限なくお金が飛んで行くリスクはありますが(笑)
Posted at 2022/12/29 00:36:30 | |
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