
初めて買ったデジカメはソニーのサイバーショット…
レンズこそツァイスのゾナーが奢られていたものの、お世辞にも格好良い代物ではありませんでした。
再生専用のモニターは小さくて、モニターを見ながら撮影するなんてことは考えませんでした。
ファインダーもちゃんとあって、普通のカメラの撮影の仕方だったわけですよ。
それが、次に購入したサイバーショットは、随分とスタイリッシュになって、ファインダーもなくなり、モニター画面を見ながら撮影する、いわゆるライブビュー撮影専用機でした。
その後、コンデジは基本的にこのスタイルですね。
カメラを構える格好をしてみせてと頼むと、以前であれば、さっと顔の前に構えて右目でファインダーを覗くようにしていたのが、いつの間にか、顔の前でやや腕を伸ばして構える、スマホと同じような格好になってしまっていますよ。
我がQ-Pにも立派な電子ビューファインダーが付いているのですが、すっかりコンデジに慣れてしまった今は、どうしてもライブビューで撮影しちゃうのよね。
2006年に登場した最初のデジタル化されたM型であるM8のモニターは再生専用で、ライブビュー機能はありませんでした。
2009年に登場したM9にもライブビュー機能は搭載されていませんでした。
M型にライブビュー機能が搭載されるのは、センサーがCCDからCMOSに変わった2013年に登場したM(Type240)からですね。
そこから先のM型には基本的にライブビュー機能が搭載されています。
でも、思うに、ライブビュー機能はオートフォーカスと組み合わせることで用をなすのではないのかなぁ…
M型のレンズはマニュアルなので、ピント合わせはファインダーの二重像を合わせるのが基本ですよね。
手でピントを合わせないといけないのに、ライブビュー撮影する意味があるんですかねぇ…
私にはM10やM11をライブビュー機能を使って撮影する姿が思い浮かばないのですよ。
まさか三脚を立てて…なんてねぇ。
Q-Pには、国産上位機種にも負けない精度の高いAFが搭載されていますから、撮影にストレスはありません。
マニュアルでのピント合わせなんて、クルマのマニュアルシフトのようなものですから、好きな人にはたまらないのかもしれませんが、オートマに慣れてしまうと…ね(笑)
M型のとはちょっと違うけれど、ズミルックスをAFで使えるというのは、私のような底辺ライカ持ちにとっては僥倖なのかもしれません。
Posted at 2023/11/28 22:09:34 | |
トラックバック(0) |
ライカ | クルマ